困難を情熱に変える具体的アプローチ

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人生の目的に気づく方法『僕が生きる意味』

責任感があり愛される人とゴキブリの違い

「お父さん、お母さん、
お腹すいたよ」

戦場は生きるか死ぬかの
戦いだ。

あなたには”食事ひとくち”
どれほどの価値があるか
わかるだろうか?

ひときれのパン

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立ちっぱなしだった私は
体も心も疲れきっていた。

真夜中の誰もが
寝静まった後。

危険がないか
まわりに目をひからせるのが
私の役目だった。

そんな私に
一切れのパンをくれた少女がいた。

私はパンを口にした。

それまで寒さで
こごえきっていた体。

あたたかさで満ちていくのを
感じた。

たった1つのパン切れでも、
命を作っていると
実感した瞬間だった。

たったひとくちが。

命をつなぐのだ。

嬉しいごちそう

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そんなある日。

物資が届いた。

そんなに多くのごちそうは
見たことがなかった。

とてもいい匂いがした。

私は喜びでスキップしそうになった。

これだけの食べ物があれば
家族はどれほど喜ぶだろう。

私は嬉しさで小躍りしながら
ごちそうを持って帰った。

笑顔の食卓

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美味しい。

美味しい。

みんなが喜んで食べた。

これほどみんなが喜んだのは
いつぶりだろうか。

食卓はあたたかい笑顔に
つつまれた。

そして

全員、死んだ。

絶望の瞬間

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「何でこうなった…」

私は血をはきながら
苦しんでいる娘や妻を見て
体のふるえが止まらなかった。

そう。

騙されたのだ。

あれは物資なんかではない。

毒だった。

毒入りのごちそうだったのだ。

無自覚な悪行

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「1匹いたら100匹いるって
いうよね?」

「まじで?こわっ」

「これなんかいいんじゃない?」

「ホウ酸ダンゴか。きくのかな?」

「とりあえずやってみたら?」

「うん。そうする」

持ち帰らせて、巣ごと退治

そんなキャッチコピーの商品を買った。

次の日から、ゴキブリは出なくなった。

解説

・ささいなことまで責任を持つ大切さ

たったひとくちのパンで
命をつなぐ者もあれば

何のためらいもなく、
命をうばう者もいる。

今日やった行い。

これからやろうとしている行い。

相手の人生にどう影響を与えるのか、
良い影響を与えられるように気をつけたい。

ほんのささいなことまでも
責任を持った生き方ができればと思う。

何気なく言った一言さえも。

相手にとっては
毒かもしれないのだから。

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