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俺の中にとてつもなく
黒い感情があることに気づいた。

それは、

『俺は他の人とは違う』

という感情だ。


例えば、従姉が結婚しても
子供がいないことに安心したり、

妹が結婚に関してのんびりしていることに
安心したりしている。


俺は特別だから、先を越されてはならないのだ。

仕事であれば、部下や年下が
自分より成功してはいけないのだ。


それはあせりかもしれない。

優越感を得たいのかもしれない。

誰よりもちやほやされ、
自分の存在を認められたいという思いがある。


しかし、その黒い感情が、

 ・他人を見下す

という行為を無意識に行っていることに気づいた。

えらいオーラはやめた方がいい

例えば、今、書いているこの文章も、
まるで自分は何でも知っていてえらいんだぞという
雰囲気が出ているときがある。

そんな俺は最低なのだ。

そして、そんな最低の感情が、
結果として自分をしばりつける”鎖”となり、
自分が上手くいくことをさまたげている。


例えば、相手から見てどうか。

自分が1番だと思っているから、
相手から見れば”嫌なやつ”にしかうつらない。

ふんぞりかえっている社長のことを
誰が好きになるだろうか。


「自分が嫌われているのでは?」と思うことがある。

しかしその原因は、自分が無意識に
えらいオーラを出し、相手を寄せ付けなくしていただけであった。

高いプライドは損をしている

また、こんな感情もある。

表面上ではいい人として取り繕って、
心の奥では相手の挫折を望んでいる。

だから、失敗した人を見てざまーみろと思い、
自分より”下”の人間を見て安心する。


人として当然こういう感情はあるのだが、
だったらどうすべきなのかが大切だと思う。


そして、もっとも損をしていること。

自分が1番でないと気がすまないから、
素直にわからないことをきくことができない
のだ。


自分は他の人と違って”できる”わけだから、
わからないことをきくことはプライドがゆるさない。

「質問する=自分が相手より下だと認めること」だから。


そんな自分を変えてくれたのは、
大きな挫折だった。


とんでもなく大きな挫折を味わうと、
自分が特別でも何でもないことに気づく。

そして、自分が何も知らなかったのだという
『無知の知』に至ったのである。

知らないことを認める大切さ

学びの過程において、

 1.自分が知らないということに気づく

 2.知らないことを知ることは誰もが通る道である

という考えは非常に重要だと思う。


なぜなら、自分がわからないことは、
決して自分が劣っているわけではないということだから。

最初は誰もがわからないのである。

それにも関わらず、誰もが通る道を
「俺は特別だから通らない」と言っているのは、
アホだ(と自分に言い聞かせている)。


上だとか、下だとか考えている自分は、
損をしているわけである。

経験とは成長にもっとも重要な要素であり、
相手の経験から学べるのであれば、
土下座をしてでも学ぶべきなのだ。

それがどんな相手であれ。


そもそも、なぜ自分が1番でなくてはならないのか。

もちろん、1番を目指すことは
目標達成において重要なこともある。


しかし、目指すべき1番が
自分にとってのベストだとは限らない。

なぜなら、目指す1番というのが、
マスコミやメディアによって作られた
幻想であることもあるからだ。


他人にとっての1番が、
自分にとっての1番とは限らない。

誰にも負けないことが楽しいことなのか?

成功と楽しさはまったく別かもしれない。


そう考えると、自分にとって大切なものの
優先順位を知っておき、
間違えないようにした方がいいと思う。

何が自分にとってのベストなのか?

仮に、妹に先を越されて、
結婚して、子どもができたとしよう。

そしたら、人生の師が1人増えたということで、
喜ぶべきことではないか。


もちろん、心の奥には、
「くそったれ。俺より先に」という
黒い感情がわいてくるだろう。

だけど、それよりも妹を祝福し、
応援する感情の方が大きいのではないか?

妹の幸せの優先順位は高いのだ。


そして、先を越されたのは、
『自分の行いが悪かっただけ』である。

根本的に妹は関係ない。


それこそ、今、知識も経験もないということを知り、
どうすれば自分の願いを達成できるのか。

それがわかる人に相談すべきだろう。


「相談するのは嫌だなぁ」という根底には、
自分が平凡だということを認めたくないという感情がある。

だけど、それは成長過程において、
誰もが通る道であって、
こばんでいては成長が遅れるだけである。


もちろん、誰にもきくことなく、
独学で勉強しても構わないのであるが、
最短で学ぼうと思ったら、
その道のプロの経験に勝るものはない。

いつかゼロになると知る

それでも、どうしても素直にきけないということが
あるかもしれない。

だったら、落ちるところまで落ちたらいい。

すべてを捨てたらいい。


そしたら、プライドも恥も関係なく、
人にきくことができるだろう。


いやいや、そんなことは無理ですよ。

だったら、あと何十年かで
自分は死ぬことを自覚したらいい。


自分が死ぬときは、何も持っていくことはできないのだ。

どれほどの富や名声、地位、
お金や物を手に入れたとしても、
自分が死ねば、それまでよ。


だったら、なぜそこまで
自分が1番であることにこだわるのか?

執着こそ、成長の最大の敵である。


変わりたいのではないのか?

自分が誰よりも無知であると知っていて、
自分が変わろうと思っているのであれば、
絶対に変われると信じている。


だとしたら、素直にきく自分と
素直にきけない自分。

どちらが理想の姿なのか
今一度考えたらよいのではないか。

本当に大切なこととは

世の中の人をよく観察すると、
上手くやっている人ほど、
上手く人を頼っていると気づく。


ヘンリー・フォード氏が、裁判で、
何をきかれても答えられなかった。

だけど、その後に言った一言が究極の答えである。

「私は何も知りません。
しかし、私がボタンを押せば、あなたたちの質問に
正確に答える人をすぐに呼ぶことができます。」


わからないことは無能ではない。

何がわからないかを知り、
そのためにどうすべきかが重要なのだと思う。

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