通貨強弱メーター『DAI_Currency-meter』
通貨強弱のメーターです。
目次
1.概要
通貨強弱をメーターで表示するインジケーターです。
どの通貨が買われているか売られているかひと目でわかります。
2.インジケーターの見方
メーターになっています。
0が真ん中で、買われればメーターが増え、
売られれば減ります。
強弱について
通貨強弱の見方は次のとおりです。
・0より大きい…買われている
・0より小さい…売られている
・0付近…レンジ
★印について
強く買われたり売られたりすると、メーターが★印に変わります。
★がついていないときはレンジ相場など動きに乏しいときです。
まったく★がなければ薄商いで方向感に乏しい相場といえます。
矢印について
矢印は直近で買われているのか売られているのかを表しています。
ローソク足の陽線陰線のようなもので、瞬間的な売買なので
次の瞬間には変わっていることもあります。
短期的に買われているか売られているかわかるので、
エントリー時の参考になります。
3.トレードに適した相場
トレンドが続きやすいのはドルや円が強く売買されているときです。
例えば次のようなときです。
・円全面高
・円全面安
・ドル全面高
・ドル全面安
ドルや円が★印になっているときにトレードを検討するとよいです。
ドルや円とペアになる通貨は、逆向きに★がついている通貨です。
例えばドルが全面安のときに、ポンドが買われていれば、
ポンドドルの買いを検討します。
クロス円、ドルストレートのチャンス
次のパターンのときはクロス円やドルストレートの
トレードチャンスです。
・円高ドル高
・円安ドル安
円もドルも買われたり、円もドルも売られたりしているときです。
例えば欧州時間にポンドやユーロが強く買われ
ドルも円も売られたときなど。
ユーロドル、ポンドドル、ユーロ円、ポンド円などで
トレンドが起きやすくなります。
ドル円はレンジになりやすいですが他通貨はチャンスです。
「円安ドル安(欧州通貨高)」の例
「円高ドル高(欧州通貨安)」の例
4.負けやすい相場
トレンドが続きにくい難しい相場は次のときです。
・ドルや円が他の通貨にはさまれた状態
例えば次のようなときがあります。
・欧州通貨が買われ、オセアニア通貨が売られているとき
・ポンドが強く買われ、ユーロが強く売られているとき
など。
ドルや円が一方向に売買されるのではなく、
買ったり売られたりするためトレンドが続きにくくなります。
ドルや円が強く売買されず間にはさまれているときは
難しい相場になりやすいので注意が必要です。
様子見が無難です。
トレードする場合は、逆行したり、トレンドが変わったりする
リスクがあるとわかった上で行うことが大事です。
5.トレードに適さない相場
どの通貨も★がまったくついていないときはレンジ相場です。
エントリーしても利益が出にくかったり、
逆行したりしやすいので注意が必要です。
なるべくトレード通貨ペアに強弱差があるときに
トレードした方がよいです。
6.DAI-chartとあわせて見る
メーターは通貨がどのくらい売買されているかを表しますが、
直近で買われているのか売られているのかはわかりません。
例えばメーターが埋まるほど強く買われていたとしても、
DAI-chartを見たら、ラインは右上がりではなく、
右下がりになっていたり横ばいになっていたりすることもあります。
強く買われた後は利食い売りも入りやすいからです。
今の時点で買われているのかどうかは
DAI-chartのラインの傾きで判断することが大事です。
メーターだけで判断せず、DAI-chartを一緒に見ることで
より精度の高いトレードができます。
7.設定
・TimeFrame…時間足の指定(デフォルト:0)
・Which_Window…表示するウインドウ(デフォルト:0)
※0はメインウインドウ。
1は1つ目のサブウインドウ、2は2つ目のサブウインドウというように
表示したいウインドウ番号を指定します。
・X_Position…横の位置(デフォルト:200)
・Y_Position…縦の位置(デフォルト:6)
※表示位置は各自でチャートの大きさが異なりますので
適切な位置になるように調整してください。
・TF_TextSize…時間足の文字サイズ(デフォルト:7)
・TF_X_Position…時間足の横の位置(デフォルト:0)
・TF_Y_Position…時間足の縦の位置(デフォルト:0)
・scale_TextSize…メモリの文字サイズ(デフォルト:8)
・scale_X_Position…メモリの横の位置(デフォルト:50)
・scale_Y_Position…メモリの縦の位置(デフォルト:0)
・scale_Text…メモリの文字(デフォルト:-10 0 10)
・meter_Size…メーターのサイズ(デフォルト:10)
・meter_X_Position…メーターの横の調整(デフォルト:0)
・meter_Y_Position…メーターの縦の調整(デフォルト:10)
・Text_space…メーターの間隔(デフォルト:15)
・Text_Color…通貨ペア表示の色(デフォルト:White)
・Color_EUR…EURの色(デフォルト:Red)
・Color_USD…USDの色(デフォルト:Orange)
・Color_JPY…JPYの色(デフォルト:Turquoise)
・Color_CHF…CHFの色(デフォルト:Snow)
・Color_GBP…GBPの色(デフォルト:Lime)
・Color_AUD…AUDの色(デフォルト:RoyalBlue)
・Color_CAD…CADの色(デフォルト:BlueViolet)
・Color_NZD…NZDの色(デフォルト:DeepPink)
・arrow_X_Position…矢印の横の位置(デフォルト:30)
・arrow_Y_Position…矢印の縦の位置(デフォルト:10)
・arrow_UP…上矢印の文字(デフォルト:↑)
・arrow_DOWN…下矢印の文字(デフォルト:↓)
・Color_UP…上矢印の色(デフォルト:Aqua)
・Color_DOWN…下矢印の色(デフォルト:HotPink)
・strength_X_Position…強さの横の調整(デフォルト:50)
・strength_Y_Position…強さの縦の調整(デフォルト:10)
・strength_1…強さ1の表示(デフォルト:★)
・strength_2…強さ2の表示(デフォルト:★★)
・strength_3…強さ3の表示(デフォルト:■★★)
・strength_4…強さ4の表示(デフォルト:■■■★)
・strength_5…強さ5の表示(デフォルト:■■■■■)
・strength_6…強さ6の表示(デフォルト:■■■■■○)
・strength_7…強さ7の表示(デフォルト:■■■■■●■)
・strength_8…強さ8の表示(デフォルト:■■■■■●■★)
・strength_9…強さ9の表示(デフォルト:■■■■■●■★★)
・strength_10…強さ12の表示(デフォルト:■■■■■●■★★★)
・strength_11…強さ11の表示(デフォルト:■■■■■●■★★★★)
・CM_name…1つのチャートに複数設定する場合、適当に文字を入れてください
まとめ
・通貨強弱メーター
・ドルや円が強く売買されているときにトレードする
・DAI-chartでラインの傾きを確認することが大事
ダウンロード
ダウンロードはこちら
※DAI-chartが動作に必要です。
一緒にインジケーターフォルダに入っている状態でお使いください。
入れておくだけで大丈夫です。
設定上の注意「表示されないときは?」
※チャートに設定する際、インジケーターの設定画面で、
全般→「DLLの使用を許可する」にチェックをつけてください
※通常は上記の設定で表示されますが、それでも表示されない場合は、
ツール→オプション→エキスパートアドバイザの
「DLLの使用を許可する(信頼できるアプリケーションのみで有効)」に
チェックを入れて、再度チャートに設定してみてください
(EAの方のチェックを外すと、インジケーターの方のチェックも外れることがあります)