利益が伸びやすい損小利大のトレード手順

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損小利大のトレード手法『ドルスキャFX-シナリオ編-』

※このブログは「シナリオ編」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

DAI_DS-Flow『ユーロ、ポンド、豪ドルバージョン』

資金の流れがわかるDAI_DS-Flowのユーロ、ポンド、豪ドルバージョンです。

動画で紹介


※動画のダウンロードはこちらを右クリックして保存

ポイント

・ユーロ円、ユーロドル、ポンド円、ポンドドル、豪ドル円、豪ドルドルのチャンスがわかる

・ドル円がレンジのときにもチャンスがある
 (ドル円バージョンのDAI_DS-Flowではサインが出にくいときでもチャンスがある)

・ダマシを避けるために日足や4時間足など
 上位足のトレンドにそったトレードを心がけるとよい

※ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンはサインの点灯の仕方は同じですが、
 音声メッセージやアラートのタイミングは異なります

注意点

・5分足や15分足など短い時間足の資金の流れを見てサインを出しているので、
 サインだけを見てトレードをすると負けやすいので注意

※サインツールに関しては「DAI_DS-Flow-Sign」を参照

1.概要

ユーロ、ポンド、豪ドルといったドル円以外の通貨ペアについて
トレードチャンスを教えてくれるインジケーターです。

DAI-chartの通貨強弱だけでは判断が難しい場合におすすめです。

DAI_DS-Flowについて

DAI_DS-Flow」はドルや円の資金の流れがわかるインジケーターです。

例えば次のようなときにサインが出ます。
・ドル全面高
・ドル全面安
・円全面高
・円全面安

DAI_DS-Flowはドル円が上昇や下落しやすいときにサインを出していました。

ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンについて

今回はドル円ではなく、次の通貨ペアが上昇や下落しやすいとき
サインを出します。

・DAI_DS-Flow(EUR)…ユーロ円、ユーロドルのチャンスがわかる
・DAI_DS-Flow(GBP)…ポンド円、ポンドドルのチャンスがわかる
・DAI_DS-Flow(AUD)…豪ドル円、豪ドルドルのチャンスがわかる

それぞれの通貨専用に作られています。

これまではDAI-chartなど通貨強弱のラインを見ないと
どの通貨ペアがチャンスなのかわかりませんでした。

今回は個別にチャンスを教えてくれるので
チャンスを逃さず、トレードしやすくなりました。

ただしダマシもありますので、各通貨ペアの上位足のトレンドを確認したり、
サインが出たら通貨強弱の状態を確認したりすることは必要です。

各通貨ペア専用に作られているため、ドル円メインのDAI_DS-Flowより
一歩早くチャンスがわかるという特徴があります。

2.サインの見方

基本はDAI_DS-Flowと同じです。

通貨が固定されていますので、次のようになります。

例えばDAI_DS-Flow(EUR)の「ユーロバージョン」の場合。

・上段…ドルサイン → ユーロドルのチャンス
・下段…円サイン → ユーロ円のチャンス

時間足はDAI_DS-Flowと同じ5分、15分、1時間の3段階になっています。

サインが点灯すれば、そのまま各通貨ペアのチャンスになります。

3.DAI_DS-Flow(ドル円バージョン)との違い

資金の流れインジケーターの「DAI_DS-Flow」は
「ドル円の上昇や下落」にあわせてサインが出ます。

例えばドル円が下落するときに円買いサインが出るなど。

今回はユーロ、ポンド、豪ドルバージョンですので、
ドル円の上昇や下落に関係なくサインが出ます。

例えばドル円が「レンジ相場」でほとんど動いていないときでも
ドルストレートやクロス円が大きく動けばサインが出ます。

具体的にはドルや円がともに買われたり売られたりしているときです。

ドル円はレンジでもドルストレートやクロス円は
「円安ドル安」「円高ドル高」になるため大きく動きやすいです。

ドル円がレンジ相場でもサインが出るという点が
DAI_DS-Flowと異なります。

DAI_DS-Flowのサインはドル円中心に出るため安全ではあるものの、
ドルストレートやクロス円のチャンスにサインが出にくいことがあります。

今回はクロス円、ドルストレート専用になっていますので、
チャンスがよりわかりやすくなっています。

その分、ダマシのサインが出ることもありますので、
上位足のトレンド判断やDAI-chartで通貨強弱の状態を
しっかり確認することが重要です。

詳しくはページ上部の動画をご覧ください。

4.音声について

DAI_DS-Flowと同様にポップアラート音声でサインを教えてくれます。

例えばユーロに関しては次のようになります。

・5分、ユーロドル、弱いダウンサインです
・5分、ユーロドル、強いダウンサインです
・5分、ユーロドル、弱いアップサインです
・5分、ユーロドル、強いアップサインです
・5分、ユーロ円、弱いアップサインです
・5分、ユーロ円、強いアップサインです
・5分、ユーロ円、弱いダウンサインです
・5分、ユーロ円、強いダウンサインです

・15分、ユーロドル、弱いダウンサインです
・15分、ユーロドル、強いダウンサインです
・15分、ユーロドル、弱いアップサインです
・15分、ユーロドル、強いアップサインです
・15分、ユーロ円、弱いアップサインです
・15分、ユーロ円、強いアップサインです
・15分、ユーロ円、弱いダウンサインです
・15分、ユーロ円、強いダウンサインです

・1時間、ユーロドル、弱いダウンサインです
・1時間、ユーロドル、強いダウンサインです
・1時間、ユーロドル、弱いアップサインです
・1時間、ユーロドル、強いアップサインです
・1時間、ユーロ円、弱いアップサインです
・1時間、ユーロ円、強いアップサインです
・1時間、ユーロ円、弱いダウンサインです
・1時間、ユーロ円、強いダウンサインです

数が多いですが、内容はメッセージのとおりですので、
意味がわからないことはないと思います。

5.通貨強弱をあわせて見ること

サインが点灯したからとすべてがトレードできるとは限りません。

時間帯によっては薄商いでサインがついても
トレードに不向きなこともあります。

上位足のトレンドと逆向きのサインであれば、
エントリーしてもすぐに失速してしまうこともあります。

重要なことは次の3点です。

・「上位足のトレンド」にそったトレードをすること
・サポレジや高値安値など「上位足のテクニカル分析」を行うこと
・DAI-chartなど通貨強弱を見て「強弱差」があるときにトレードすること

1番重要なのは前もって上位足のトレンドを確認しておくことです。

資金の流れサインは5分足や15分足の短期の値動きです。
日足や4時間足の長期トレンドに関係なくサインが出ます。

まずは上位足のトレンドを確認し。

トレンドの向きと同じサインが出たら通貨強弱を確認します。

通貨強弱が良い状態であればトレードを行います。

上位足のトレンドにそっており、通貨強弱で強弱差があれば
利益が出せることが多い
です。

もしサインが出ても通貨強弱の状態がよくない場合は見送ります。

例えばユーロの買いサインが出たとき、
次のようなときは見送りが無難です。

・ポンドがユーロとは逆に大きく売られているとき
・ユーロの傾きがゆるやかで買いが弱い場合
・0ラインより下で大きく売られた後の買い戻しの場合

など。

サインだけで判断せず、通貨強弱も確認することがポイントです。

6.勝率が高く、損小利大のトレードをする秘訣

上位足のトレンド判断をしっかり行うことが1番、重要です。

トレンドサポレジを確認し、通貨強弱をあわせて見れば、
非常に負けにくいトレードができます。

1時間足だけでなく、4時間足や日足のトレンドとも一致すれば
利益が伸ばしやすく損小利大のトレードができます。

日足や4時間足のトレンドが今ひとつのときは早めに決済し、
日足、4時間足、1時間足と上位足のトレンドがそろったときは
リスクリワード比率の大きなトレードを目指すとよいです。

具体的にはリスクリワードが1:2以上の利益幅を狙います。

必ずしも毎回大きく利益が伸ばせるわけではないので、
例えば通貨強弱が弱まるなど途中で失速してしまった場合は決済します。

何回かに1回は損小利大になりますので、
今回の資金の流れサインは大きな優位性をもたらしてくれます。

エントリー時に迷わないためにも

あらかじめ上位足のトレンドを確認し、
状態の良い通貨ペアのみをトレードすることが大切です。

全部のサインでエントリーを検討するのではなく、
上位足のトレンド状態が良い通貨ペアを確認しておき。

トレンドにそったサインが出たら、通貨強弱を見て、
トレード通貨ペアの強弱差が大きくなったときにトレードをします。

慣れるとチャンスのタイミングが的確にわかるため
非常にスムーズにエントリーができます。

7.注意点その1「MT4について」

ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンを使うにあたって
気をつけることがあります。

MT4をわけるとよい

資金の流れのインジケーターは8通貨を同時に見るため重いです。

「通常のDAI_DS-Flow」と「ユーロ、ポンド、豪ドルバージョン」を一緒に使うと、
音声メッセージが同時になり、うまくならないことがあります。

音声の途中で別の音声メッセージがなり中断され
どちらか片方のサインしかならないことがあるからです。

インジケーターが重いということと、音声メッセージのことから、
ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンはもう1つ別のMT4で
設定すること
をおすすめします。

私は次のようにしています。
・MT4その1…通常のDAI_DS-Flowやドル円の1分足、15分足チャートを設定
・MT4その2…ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンを設定

自分なりに使いやすいやり方を試してみてください。

8.注意点その2「チャートへの設定について」

チャートに設定するとき、非常に重要な注意点があります。

各通貨、インジケーターは1つでよい

ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンは1つのインジケーターで
クロス円のチャンスもドルストレートのチャンスも教えてくれます。

したがって、例えばユーロであれば、
ユーロ円とユーロドルのチャートがありますが、
両方にインジケーターを設定する必要はありません。

どちらか片方のみでOKです。

両方に設定すると、MT4が重くなるだけですので注意が必要です。

設定例1

例えば次のように使います。

・ユーロドル15分足チャート…DAI_DS-Flow(EUR)を設定
・ユーロ円15分足チャート…通常のチャートのみ(チャートがなくてもよい)

・ポンドドル15分足チャート…DAI_DS-Flow(GBP)を設定
・ポンド円15分足チャート…通常のチャートのみ(チャートがなくてもよい)

・豪ドルドル15分足チャート…DAI_DS-Flow(AUD)を設定
・豪ドル円15分足チャート…通常のチャートのみ(チャートがなくてもよい)

基本的にDAI_DS-Flowは8通貨を見ていますので、
どのチャートに設定しても同じサインが出ます。

ドルストレートとクロス円の両方のチャートに設定する必要はないので、
どちらか片方に設定
します。

設定例2

チャートが変わってもサインは同じなので、
まったく異なる通貨ペアのチャートに設定しても大丈夫です。

例えば”サインをならすだけ”であれば、
1つのチャートにユーロ、ポンド、豪ドルバージョンを
すべて設定すること
もできます。

私は次のようにしています。

・ポンド円の15分足チャートに3つとも表示
 (表示する通貨ペアはなんでもよい)

音声メッセージをならすためだけにインジケーターを設定し、
ユーロドルやユーロ円など、実際にトレードするときは
別のチャートで確認しています。

自分が使いやすいように試行錯誤してみてください。

また、ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンはサインの点灯の仕方は同じですが、
音声メッセージやアラートのタイミングは異なります
それぞれ強く売買されたときに音声やアラートが出ます。

【動画】「チャートに設定するときの注意点」


※動画のダウンロードはこちらを右クリックして保存

補足「なぜクロス円、ドルストレートの両方のサインを表示しているのか?」


※動画のダウンロードはこちらを右クリックして保存

手堅いチャンスがわかるからです。

クロス円、ドルストレートともに強含んでいれば、手堅い買いチャンスになりやすいです。

例えばユーロ円もユーロドルも上昇していれば、ユーロが強く買われているということですので、
ユーロ買いのチャンスということになります。

サインで、ユーロ円、ユーロドルの両方が点灯していれば、チャンスがわかりやすいです。

9.設定する時間足

基本的には5分足または15分足に設定します。
5分、15分のサインをメインに使う場合は
サインが正しく表示されないため長期の時間足には表示しません。

私は15分足チャートに設定して使っています。

デフォルトのタイムフレームで使う場合は5分足か15分足で使うとよいです。

10.設定

設定内容はユーロ、ポンド、豪ドルバージョンで同じですので、
ユーロバージョンについて説明します。

ユーロバージョンの場合

・TF1…1つ目の時間足(デフォルト:5)
・TF2…2つ目の時間足(デフォルト:15)
・TF3…3つ目の時間足(デフォルト:60)

・Pop_EURUSD_Weak_各時間足…弱いサインのポップアラートのオンオフ(デフォルト:false)
・Pop_EURUSD_Strong_各時間足…強いサインのポップアラートのオンオフ(デフォルト:false)

・Sound_EURUSD_Weak_各時間足…弱いサインの音声メッセージのオンオフ(デフォルト:false)
・Sound_EURUSD_Strong_各時間足…強いサインの音声メッセージのオンオフ(デフォルト:false)

・UseUSDJPY…資金の流れサインの判定にドル円を使用するか(デフォルト:false)
  ※使用した場合、ドル円の上昇や下落にそったサインだけになります。
   例えば、ドル円が上昇しているときだけユーロ円の買いサインが出るなど。
   チャンスが減るため私はオフのまま使っています。

・UseGBP…GBPの資金の流れを使用するか(デフォルト:true)
・UseAUD…AUDの資金の流れを使用するか(デフォルト:true)
・UseNZD…NZDの資金の流れを使用するか(デフォルト:true)
・UseCHF…CHFの資金の流れを使用するか(デフォルト:true)
・UseCAD…CADの資金の流れを使用するか(デフォルト:true)

・Use_sensitive…サイン判定をゆるくするか(デフォルト:false)
  ※オンにすると判定がゆるくなります。ダマシも増えます。
   私は使っておらず、オフの状態です。

・Sound_DSF_EUR~…各サインの音声メッセージファイルの指定

・Sign_USD…サインの形状(デフォルト:159)
・Sign_JPY…サインの形状(デフォルト:167)

※サイン形状はこちらから選択できます

まとめ

・資金の流れサインのユーロ、ポンド、豪ドルバージョン

・15分足チャート(または5分足)に表示して使う

・どの通貨ペアのチャートに表示しても同じなので
 各通貨、インジケーターは1つの設定でよい

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・仕組みは「ユーロ、ポンド、豪ドルバージョンとの違い」を参照。

・エントリータイミングについては「DAI_DS-Flow-Sign」が使えます。

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