利益が伸びやすい損小利大のトレード手順

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損小利大のトレード手法『ドルスキャFX-シナリオ編-』

※このブログは「シナリオ編」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

【重要】資金の流れサイン『DAI_DS-Flow-Sign』

クロス円、ドルストレートのチャンスを教えてくれるサインツールです。

ポイント

・クロス円、ドルストレート専用のサイン

・通貨強弱とあわせて見ると効果的

・ダマシを避けるために日足や4時間足など
 上位足のトレンドにそったトレードを心がけるとよい

注意点

・ドル円には使えないので注意

1.概要

クロス円やドルストレートの「資金の流れ」が強まったとき
サインを出します。

次の12通貨ペアに対応しています。

・ユーロ円、ユーロドル
・ポンド円、ポンドドル
・豪ドル円、豪ドルドル

・NZドル円、NZドルドル
・スイスフラン円、ドルスイスフラン
・カナダドル円、ドルカナダドル

初心者向けのサインツールです。
DAI-chartの通貨強弱だけで判断が難しい場合におすすめです。

まずはユーロ、ポンド、豪ドルといった取引量の多い通貨ペアで使い、
慣れてきたら他の通貨ペアもチャレンジするとよいです。

損小利大を狙っていくためのサインです。

2.サインが出る条件

次の条件を満たしたときにサインが出ます。

・資金の流れで「ドルや円の売買」が強まったとき
・トレード通貨ペアとドルや円との「強弱差」が強まったとき
・1時間足の「高値安値の更新」

初期設定では1時間足の高値安値の更新になっていますが
他の時間足に変更もできます。

短期トレードの場合は1時間足を中心に見るとよいです。

資金の流れが強まったときとは?

資金の流れに関して、具体的には次のような状態です。

・円全面高(クロス円の買いチャンス)
・円全面安(クロス円の売りチャンス)
・ドル全面高(ドルストレートの売りチャンス)
・ドル全面安(ドルストレートの買いチャンス)

相場全体で統一した動きになったときを教えてくれます。

クロス円のチャンス

ドルストレートのチャンス

3.【重要】長期トレンドにあわせること

サインは15分足の資金の流れを見ています。

短期的な値動きですので、サインだけを見て
トレードするのはリスクが大きいです。

必ず日足や4時間足、1時間足などの上位足
トレンドが確認できているという前提でサインを見ます。

上位足を見ないと、15分足の短期的な動きにふりまわされ、
損切りになったりチキン利食いをしたりしてしまうので
注意が必要です。

損小利大が実現できるように作ってありますので
強い資金の流れが起きたら利益を追求していくことが重要です。

上位足のトレンドについて詳しくは「DAI_Best-Pairs-MA」を参照。

4.【重要】通貨強弱とあわせてみること

大事なことはサインだけで判断するのではなく
「通貨強弱が良い状態のとき」にエントリーを検討することです。

良い状態とは次のようなときです。

・ドルや円が強く売買されている
・通貨ペアの強弱差が大きくなっている

5.見送りの場合(負けやすいとき)

通貨強弱が悪い状態のときは見送りが無難です。

悪い状態とは次のようなときです。

・ドルや円が強く売買されておらず傾きが小さい
・強弱差が小さい
・各通貨がばらばらな動きをしている

6.負けやすい相場の例

例えば次のようなときです。

・ユーロとポンドが逆の動きをしているとき
・欧州通貨とオセアニア通貨が真逆の動きをし
 ドルや円が板挟みになっているとき
・1つの通貨だけが大きく動き、
 サインが出たときにすでに大きく動いてしまっている場合

順番に解説します。

ユーロとポンドが逆

欧州時間やNYなどユーロやポンドが動いたとき、
ユーロとポンドが真逆の動きをしていると
難しい相場になりやすいです。

ドルや円が一方向に売買されず、買ったり売られたりすると、
売り買いが交錯しトレンドが続きにくい
ことがあるためです。

逆にユーロ、ポンドがともに買われていたり、
売られていたりするときは安全です。

ドルや円が一方向に動きやすくトレンドが出やすいときです。

ドルや円がはさまれたときは特に注意

ユーロポンド(EURGBP)のトレンドを確認するとわかりますが、
ユーロとポンドがまったく同じになることは少ないので
次のときに特に注意するとよいです。

・ユーロとポンドが完全に逆向きになっているとき
・ユーロとポンドの間にドルや円がはさまっているとき

ドルや円に傾きがあり強く売買されているならまだよいのですが、
ドルや円の傾きが小さいときはトレンドが変わりやすいです。

ドルや円が強く売買されれば、
ドルや円がユーロやポンドと反対側にいきます。

ドルや円がユーロとポンドにはさまれているときは
売り買いがまちまちなとき
ですのでサインが出ても見送りが無難です。

ドルや円が強く売買されているときだけトレードを検討するとよいです。

欧州通貨とオセアニア通貨が逆

ユーロやポンドと、豪ドルやNZドルが
まったく逆方向に売買されることがあります。

欧州通貨とオセアニア通貨が逆に動くこともあれば、
単独でポンドが強く買われ豪ドルが強く売られるということもあります。

判断するポイントはドルと円の傾きです。

ドルと円が他の通貨にサンドイッチにされた状態は
リスクが高い状態
です。

欧州通貨とオセアニア通貨が逆の動きをしても
ドルや円が強く売買されていればトレードは可能です。

しかし、ドルや円に傾きがなく他の通貨にはさまれているときは
トレンドが続きにくい相場になりやすいので見送りが無難です。

もしサインが出ても慎重に判断する必要があります。

1つの通貨が大きく動いた場合

サインが出たときにすでに大きく動いているときは注意が必要です。

トレンドが終わったり、利食いが入ったりしやすいです。

例えばある通貨が単独で大きく動いたときは、
1つの通貨だけが買われたり売られたりするので、
ドルや円は買ったり売られたりとまちまちになることがあります。

例えばユーロだけが大きく買われ、
ドルや円、ポンド、豪ドルといった通貨が売られるなど。

1つの通貨が大きく動いているときはドルや円が一方向に売買されないので
サインが出ないことがあります。

その後、資金の流れがそろうとサインは出るのですが、
サインが出たときは大きく動いた後の場合があります。

逆行しやすいので見送りが無難です。

資金の流れを用いたサインは、あくまでドルや円が一方向に売買されている
綺麗な相場
でサインが出ます。

相場状況によっては、条件がそろったときは
トレンドの終わりが近いこともあります。

1つの通貨が大きく動いたときは、特定の通貨ペアにトレンドが出ても
サインは出にくく
、その後、資金の流れがそろったときは
チャンスが遅くなる場合もあります。

相場全体で同じ動きになったのではなく、
経済指標やニュースで、特定の通貨がメインで動いている相場ですので、
トレードできるのかどうかを慎重に見極める必要があります。

トレンドに乗り遅れたとしても、難しい相場の可能性がありますので、
チャンスを逃したと考えず、もっと条件の良いときにトレードを考えるとよいです。

チャンスを逃したのではなく、そのときはたまたま1つの通貨が
大きく動いただけ
というふうに考えるとよいです。

エントリーすれば必ずしも大きな利益がとれていたとは限りません。

チキン利食いになったり、損切りになったりした可能性もあります。

大きく動いたときが安全なチャンスとは限りませんので、
取り逃がしてもがっかりする必要はありません。

エントリーしても負けた可能性もあったと考え、
次のチャンスに目を向けるとよいです。

7.【参考】ダマシを利用する

ダマシサインを使って利益を出すことができます。

DAI-chartなど通貨強弱をあわせて見たり、
上位足のトレンドにあわせたりすれば
ダマシにあう確率は低くなります。

しかし、慣れないうちはダマシにあうこともあると思います。

ダマシにあった場合、ダマシを利用することで
大きな利益が狙える場合
があります。

重要なポイントはストップです。

ダマシになる可能性があるサインが発生しているということは
市場参加者もダマシにあう可能性がある場所と考えられます。

例えば1時間足が上昇トレンド中に短期的に押し目を作り
15分足で売りサインが出た場合。

短期的には売りですが長期的には買い目線です。

売った人の損切りを狩ることができれば
利益を伸ばすことができます。

実際にどうなるかは相場が動かないとわかりません。

大事なことは前もって想定しておくことです。

例えばダマシサインが発生したら、ダマシと考え見送るだけでなく、
ダマシと逆方向へのトレードチャンスがあるかもしれない
チャート分析を行い、チャンスに備えるとよいです。

ダマシの見極め

1番大事なのは上位足です。

15分足の通貨強弱を見て判断に迷ったときは
1つ上の1時間足のチャートを確認します。

例えば1時間足が高値を切り下げているなど
下落傾向になっている場合、買いサインは注意が必要です。

よくあるパターンとしては、もみ合いが続いた後、
いったん上抜けし、またレンジに戻り、
今度は上位足のトレンド方向へレンジを下抜けしていく場合があります。

通貨強弱や上位足を確認していればダマシにあう確率は減りますが、
判断が難しい場合や上位足にさからってトレードしてしまう場合もあります。

もし買いエントリーしてダマシにあってしまった場合。

例えばレンジ相場の後など。

同じように買ってしまった人が大勢いると考えられる相場では、
買い方のストップをつけて今度は下落する可能性があります。

ストップがたまっているほど大きく動きやすいです。

買いから売りへ転換するのも1つの手です。

レンジ相場の後のダマシは、上位足のトレンド方向へ
進む可能性があること
を頭に入れておくとよいです。

チャンスに備えることができますし、万が一、ダマシにあったとしても、
その後の大きな動きで利益が出せる可能性があります。

もみ合いが続いた後であることと、上位足のトレンド方向、
ストップがたまっているかどうかを確認するとよいです。

8.DAI_DS-Flowとの違い

資金の流れインジケーターの「DAI_DS-Flow」は
「ドル円の上昇や下落」をメインにサインが出ます。

例えばドル円が上昇するときに円売りサインが出るなど。

今回はユーロ、ポンド、豪ドルバージョンですので、
ドル円の上昇や下落に関係なくサインが出ます。

例えばドル円がレンジ相場でほとんど動いていないときでも
ドルストレートやクロス円が大きく動いていればサインが出ます。

具体的にはドルや円がともに買われたり売られたりしているときです。

ドル円はレンジでもドルストレートやクロス円は
「円安ドル安」「円高ドル高」になるため大きく動きやすいです。

DAI_DS-Flowと違い、ドル円が動いていなくても
サインが出るという点に注意してください。

DAI_DS-Flowのサインはドル円中心に出るため安全ではあるものの、
ドルストレートやクロス円のトレード判断が慣れないと難しい場合があります。

今回のサインツールではチャンスがよりわかりやすくなっています。

その分、ダマシのサインが出ることもありますので、
上位足のテクニカル分析をしっかりと行うことと、
DAI-chartで通貨強弱の状態を確認することが大事です。

特に上位足のトレンドは重要です。

サインだけで判断して15分足の短期的な値動きにほんろうされないよう、
1時間足、4時間足などの長期的な流れを確認することが非常に重要です。

上位足のトレンド判断は「DAI_Best-Pairs-MA」や「DAI_MA4_Pro」も参考に。

9.設定する時間足

基本的には「15分足チャート」に設定して使います。

5分足でも使えますがダマシが多くなる可能性があります。

15分足より大きな足に設定する場合は、高値安値の更新を
1時間以上に適宜調整が必要です。

10.設定

・HL_Cross…高値安値更新の時間足(デフォルト:60)
・Alert_UP…アップサインのアラートのオンオフ(デフォルト:false)
・Alert_DOWN…ダウンサインのアラートのオンオフ(デフォルト:false)

使用上の注意「対象通貨ペアについて」

サインツールはドルストレート用クロス円用にわかれています。

・DAI_DS-Flow-Sign(EUR-GBP-AUD__USD)…ドルストレート用
・DAI_DS-Flow-Sign(EUR-GBP-AUD__JPY)…クロス円用

例えばユーロドルにはドルストレート用、
ユーロ円にはクロス円用を使用します。

ドルストレート用はドルの動きを、クロス円用は円の動きを見ており、
別々の動きを見るため、サインツールも別になっています。

ドルストレート用はドルストレートのチャートに、
クロス円用はクロス円のチャートに設定
します。

間違えると正確なサインが出せませんので注意してください。

DAI_DS-Flow-Sign(EUR-GBP-AUD__USD)の対象通貨ペア

・ユーロドル
・ポンドドル
・豪ドルドル
・NZドルドル
・ドルスイスフラン
・ドルカナダドル

DAI_DS-Flow-Sign(EUR-GBP-AUD__JPY)の対象通貨ペア

・ユーロ円
・ポンド円
・豪ドル円
・NZドル円
・スイスフラン円
・カナダドル円

「クロス円やドルストレート専用」のため、間違えないように
インジケーター名にはEUR-GBP-AUDと入っていますが、
実際はNZD、CHF、CADでも使えます。

トレードしやすいのはEUR、GBP、AUDです。
慣れてきたらNZD、CHF、CADでも使ってみてください。
NZDやCADはスプレッドが大きいことがあるので気をつけてください。

ドル円には使えませんので注意してください。

まとめ

・ドルストレート、クロス円の資金の流れが強まるとサイン

・上位足のトレンドを必ず確認すること

・DAI-chartで通貨強弱が良い状態のときにトレードする

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