長期ヒストグラムを表示『DAI_MACD2』
1.概要
MACDの改良版です。
ヒストグラムの期間を個別に設定できることと、
常に0ラインが真ん中にくるようになっています。
2.通常のMACDと異なる点
次の点が異なっています。
・ヒストグラムの期間が設定可
・0ラインが常に真ん中
長期のヒストグラムの表示
通常のMACDは「設定した期間のヒストグラム」を表示します。
今回はヒストグラムの期間を別に設定できます。
例えばMACDとシグナルは12-26-9とデフォルト設定で表示し、
ヒストグラムは20-40-15など別々に設定できます。
短期トレードの場合、設定した期間が短いと
細かい値動きにふりまわされることがあるので、
長期のヒストグラムを表示することで長期目線でのトレードが可能です。
長い期間を指定するほど反応はおだやかになります。
MACDの複数表示
通常のMACDは0ラインが真ん中にこないため
複数のMACDを重ねると0ラインがずれます。
今回は0ラインが常に真ん中にくることで、
複数のMACDを重ねても0ラインが一致し見やすくなります。
例えば短期のMACDと長期のMACDを同時に表示することで
長期のトレンドにそったトレードが可能です。
3.使用例
1つ上の時間足のMACDを表示できる
「DAI_MACD2(auto)」と重ねて使った例です。
エントリー判断の目安として使えます。
例えば1つ上の時間足のMACDと現在のチャートのMACDの
方向が一致したときにトレードを検討します。
上位足の方向性と異なっているときは見送ります。
上位足のトレンドにそったトレードできます。
4.設定
・Macd1_FastPeriod…短期移動平均線の期間(デフォルト:12)
・Macd1_SlowPeriod…長期移動平均線の期間(デフォルト:26)
・Macd1_SignalPeriod…シグナルの期間(デフォルト:9)
・Macd1_AppliedPrice…計算に使用する価格(デフォルト:終値)
・Macd1_MacdMethod…MACDの移動平均の種類(デフォルト:EMA)
・Macd1_SignalMethod…シグナルの移動平均の種類(デフォルト:SMA)
・Histogram_FastPeriod…ヒストグラムの短期の期間(デフォルト:12)
・Histogram_SlowPeriod…ヒストグラムの長期の期間(デフォルト:26)
・Histogram_SignalPeriod…シグナルの期間(デフォルト:9)
・Histogram_AppliedPrice…計算に使用する価格(デフォルト:終値)
・Histogram_MacdMethod…MACDの移動平均の種類(デフォルト:EMA)
・Histogram_SignalMethod…シグナルの移動平均の種類(デフォルト:SMA)
・Macd_Hist_adjust…ヒストグラムの大きさの調整(デフォルト:1)
まとめ
・0ラインが真ん中にくることで複数のMACDを重ねて表示できる
・長期ヒストグラムを表示できる
・上位足のトレンドにそったトレードをするなど
エントリーの目安として使用
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※DAI_MACD2とDAI_MACD2(auto)のセットです。
使いたい方をインジケーターフォルダに入れお使いください。
どちらも単体で動きます。