19Nov
ヱヴァンゲリヲン新劇場版Qを見ました。
「なんだこれ・・・」
序・破と見て、Qを見たら、度肝を抜かれました。
後で紹介しますが、庵野監督の過去のインタビュー通りの作品でした。
いったい何が起こっているのか
ついていけなかった人がたくさんいたに違いない(笑)
だから、評価は真っ二つに分かれる気がします。
私はめちゃくちゃ感動しました。
ここまで作り込んだ作品が作れるんだと。
内容も、Qこそ庵野監督作品と言える感じでした。
鬱な感じで(笑)
そうだ!
ヱヴァンゲリヲン新劇場版Qを見る前に見ておいた方がいい動画。
・エヴァンゲリオンがさらにわかる動画:旧
・エヴァンゲリオンがわかる動画【前編】
少なくとも、これくらいは予習してから見に行った方がいい(笑)
「リリン」って何?、アダムとリリスって?と悩まなくていいので。
リリン=人間のことです。
ネタばれになるようなことは言えませんが、
しっかりと作り込まれた世界観。
一つの世界を作り上げています。
アニメって、ここまでできるんだ。
日本の歴史に残る作品になるでしょう。
これから作品を作る人にもいい刺激になると思います。
最近は萌アニメが乱立してますからね。
見た人がしっかりと考察できる、
生き方に影響を与えてくれる、
そんな作品が今後も出てくるといいなと思います。
魔法少女まどか☆マギカといい、
すごいぞ日本のアニメ、ほんとに。
タイムリープ系の作品ってやっぱり面白い!
ビジネスにつなげる点があるとすれば
・「設定」をどこまで綿密に考えられるか
やる前から結果はわかっている。
それくらい作り込むことが大事だと思います。
行き当たりばったりでやってることが多いですからね。
やるなら歴史に残らないと。
エヴァの次回作は、
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 」
やっぱりループするのか。
公開順番が時間軸通りということもないですからね。
こんな面白い解説をしている人もいます。
今まで公開してきた作品が、どうやって結びつくかが見ものです。
しかし、これは罠かもしれません。
わざとそう思わせているだけかも。
Qでまさかの展開になったように、思っていたのと180度違う展開になる可能性もあります。
それが面白いんですが。
よい意味で予想を裏切ってくれるのが、エヴァンゲリオンという作品だと思います。
庵野監督の過去のインタビューをどうぞ。
作品に対する考え方が理解できると思います。
エヴァはこれに尽きる。 庵野氏の発言(2004年5月のNHK「トップランナー」より)
エヴァンゲリオンは哲学的と言われるが、 実際はそうではなく衒学的(げんがくてき)である。
衒学とは知識がある事を自慢する事であり、 知ったかぶりという言葉が一番近い。
エヴァの一見謎に満ちたストーリーも、 何か裏がありそうな雰囲気を出すための演出であり、 実際に裏は存在しない。
また一見哲学的に思える内容も、 パッと見た感じをかっこよく見せるための演出であり、 実際はただ賢そうに見せているだけ(衒学的)で哲学的なわけではない。
自分にとってフィルム作りとはサービス業であり、 客に何かしらの満足感を感じてもらえるものを作りたいと思っていて、 エヴァの衒学的なストーリーもそのためであるが、 エヴァの場合はそのサービスが効き過ぎた。
エヴァが客にとって居心地の良い所にされ、 現実逃避のよりしろ、 現実からそこに逃げ込む装置のようなものにされているのが嫌で、 もうこれ以上やっちゃいけない、何か目を覚まして欲しいと思い、 そのため映画では客に水を被せて目を覚まさせるような内容のものを作った。
そのまま居心地の良い所にずっと居させるというのも一つのサービスだが、 エヴァの場合はもうやっちゃいけないと思った。
その方が客にとって良い事だと思った。 自分にとってはそれもサービス業の一つである。 |
謎が謎を呼び、最終作の公開まではネタはつきません。
ちゃんと来年公開するか不安だ・・・。
多分、しない(笑)
見るまで死ねないなと思いました。
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