7Sep
同じ手法を実践しても
勝てる人と勝てない人がいます。
実は勝っている人には
ある特徴があることに気がつきました。
勝てる人と勝てない人の違い
勝っている人は
・裁量を入れていない
という特徴がありました。
「OKボタンを押すだけ」という感じで。
逆に勝てない人は
・明確な基準のない裁量判断をしている
ということがありました。
例えば適当なところで利益確定したり、
損切りしたり。
指標を自分で選んでエントリーしたり。
かたくなに自分が選んだ業者を使い続けたり。
勝つためには裁量判断が
重要な気もします。
でも実際、勝っている人は
逆に裁量を入れていないのです。
なぜこのような違いが
生まれてくるのでしょうか?
守破離
物事を身につけるには
守破離が重要です。
1.守…忠実に型を真似る段階
2.破…既存の型を破る段階
3.離…独自の型を生み出す段階
これを今回の手法に置き換えると…
具体的には?
例えば今回の手法では
次のように考えることができます。
1.守…忠実に型を真似る段階
例えば次のようなルールがあります。
※指標選び
・大きく動く指標のみ対象にする
※エントリー前
・発表前にレートが大きく動いたら
エントリーしない
・発表時間の最初の数秒で大きく動かなかったら
注文はキャンセルする
※エントリー後
・反転しそうになったら手動決済する
・一度約定してマイナスになっても様子を見る
・損切りになっても気にせず
淡々とトレードを繰り返す
2.破…既存の型を破る段階
※指標選び
・中ぐらいの指標にもチャレンジする
※エントリー前
・多少動いても、おいしい指標はエントリーする
※エントリー後
・レートの動きがにぶいときは、指標結果を確認し様子を見る
3.離…独自の型を生み出す段階
※指標選び
・自分基準の指標選びをする
※エントリー前
・直近の指標や前回の結果をいかし、
利益確定幅やロットを決める
・長期足のサポレジを見て、
利益確定幅の目安を決める
※エントリー後
・レートの動きがにぶいときは、指標結果を確認し、
サポレジで反転しそうなときは早めに損切りをする
あくまで例ですが、このように
基本から応用へとルール作りがあります。
基本ルールを守ること
大事なことは
『最初はルールを守る』
ということです。
指標や業者を自分勝手に選んだりせず、
自分の判断でエントリーしたり
損切りしたりせず。
まずはシンプルなルールにしたがって
結果が出せることを確認することが
非常に重要です。
例えば車の運転をするとき。
赤青黄の信号を守りますよね。
それは絶対的なルールです。
そして経験をつむうちに、
黄色でも逆に危険がないように
止まらずに走り抜けることもあるでしょうし。
青でも歩行者が飛び出してくれば
止まることもあります。
経験しながら「ここはこうした方がよい」という
ルールが自分の中でできていきます。
FXでも同じです。
自分ルールを作る
最初は中途半端に裁量判断をしないことです。
シンプルなルールがあります。
ルールを守って、結果を出すことが
第一ステップの「守」です。
そして自分の性格やライフスタイルに合わせて、
自分に合ったルールに変えていくのが
第二ステップの「破」です。
このとき結果に直結した”基本”は
変えてはいけません。
例えば赤信号でも止まらないというように、
基本ルールを完全にやぶってしまっては
結果が出なくなります。
同じように、指標選びや業者選びは
絶対に間違えてはならない部分です。
そして最終的に、自分のオリジナルのルールを作り、
より大きな結果を出せるようになるのが
第三ステップの「離」です。
結果が出せる人とは?
最後は必ず『自分ルール』を
完成させなければなりません。
でも最初は基本のルールを
できるようになるまで守らないといけません。
結果が出せる人は
・最初は裁量を入れず、シンプルな
基本ルールを守っている
ということです。
最初から裁量を入れようとすると、
ルールが固まるまでに時間がかかります。
なぜなら基本ルールは、何度も試行錯誤しながら
やっとたどりついた絶対ルールだからです。
最初から基本をくずしてしまうと
結果が出なくなってしまうのです。
すると1,2回負けて、この方法はダメだと
諦めてしまうのです。
だから最初はあまり深く考えずに
ボタンをクリックしているだけの人が
実は勝てているという事実があったのです。
ルールを変えるのは
基本を身につけ、結果を出した後です。
基本ができた後に、自分に合ったように
自分ルールを作っていくことが重要です。
守破離のステップを守ることが
1番大きな結果を最短で出す秘訣です。
まとめ
勝てる人と勝てない人の違い
・勝てる人は最初は基本に忠実に行っている
勝てない人は最初から自分のやり方で
やろうとしている
まずは基本ルールでやってみてください。
そして基礎を身につけ、
結果が出せるようになってから。
手法をアレンジしていくように
していくとよいです。