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経済指標トレードツール『ボーナスFX』

※このブログは「ボーナスFX」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

【具体例】機能するラインの引き方とは?

前回、「どこで利益確定すればいいの?」という話で、
利益確定の目安としてラインを引くことをお伝えしました。

そこまでしなくても利益は出せますが、
「手動決済でどこで決済していいかわからない」
「自動決済でもベストな利益確定幅を知りたい」
「上手く決済できなくて、いつも価格が逆行して負けてしまう」
そんなときに役立つ方法です。

今回は160916米国『消費者物価指数』を例に、
機能するラインの引き方をお話しします。

具体例

発表前に直近の高値安値にラインを引きます。

黄色ラインが、発表前の時点での価格。

赤ラインが赤丸で印をつけたように
直近の高値を意識して引いたラインです。

高値ぴったりではなく
はみ出して引いている理由は後で説明します。

160916-12

チェックマークと黄色の四角で囲んだところが、
指標発表があった時間です。

黄色丸をつけたようにラインが
意識されているのがわかると思います。

また1本だけでなく、
何本か引いておくとよいです。

「最初のラインをこえたら次のライン」
というように、利益確定の目安を
いくつか作ることができます。

機能するラインの引き方とは?

ラインを引くときに重要なことは

『何度も意識されていること』

です。

意識されているから、そこで価格が止まり
値動きの流れが変わるので
高値安値ができるわけですね。

ですので、例えば15分足で
虫眼鏡で小さくしたとき。

過去に何度も高値や安値になって
跳ね返っているところにラインを引くのが
ポイントです。

160916-13

例えばラインを引くとき、
・ヒゲで引いていいのか
・実体で引いていいのか

迷うことがあると思います。

高値安値だから「ヒゲの先端」で
引くんじゃないのかと思いますよね。

いやいや「実体の方が重要でしょ」と言う人もいます。

答えは「そのときに意識されている方で引く」
というのがよいと思います。

いろいろな人がいて、いろいろな基準で
高値安値を見ています。

ローソク足ではないチャートで
見ている人もいます。

ですので実際は
・ラインで引いているけど、本当に意識されているのは
 そのラインから前後数pipsの価格帯

と言えます。

したがって、ラインぴったりで値動きの変化が
起こると考えるよりは「ライン付近で起こる」
考えた方が柔軟に対応できます。

だからラインを引くときも、本当の高値に引くよりは、
過去に何度も跳ね返されているところを意識して
引くことによって、より機能するラインが
引けると思います。

このように引いているので、
別に高値安値ぴったりに引く必要はないわけです。

その価格ではなく、その価格帯ですので。

何度も意識されているちょうどよいところに
ラインを引くとよいと思います。

そのときヒゲがはみ出しても
気にしなくて大丈夫です。

例えばゴールデンウィークやシルバーウィークの
休みの日と言ったら。

ある特定の1日だけを指すわけではないですよね。

どっかそのあたりなわけです(笑)

人によって2日間休みの人もいれば、
土日を入れて1週間くらい休む人もいます。

人によって見方が違います。

ラインを引くときも同じです。

高値安値をヒゲぴったりで見ている人もいれば、
実体で見ている人もいます。

1時間足を見ている人もいれば、日足を見ている人もいます。

もしかしたらMT4の業者が違ったら、
同じ高値安値を見ていても、微妙に価格が違うかもしれません。

人によって見方が違うので、
そのときに1番多くの人が意識しているところがどこかを
見ることが大事です。

例えばゴールデンウィークなら「一般的に何日から何日の
何日間を指す」というように。

ラインも「この価格から数pips前後が意識される」というように。

また経済指標トレードではあくまで決済の目安ですので、
多少ずれていてもそこまで問題にはならないです。

だいたいの目安がわかればOKです。

また迷ったら1番現在の時間に近い
直近の高値安値を重視するとよいです。

ラインが上手く引けないときは?

微妙に高値安値がずれていて、
どこに引いていいかわからないときがあります。

そういうときは無理に引かなくていいです。

ラインを必ず引くことが大事なのではなく、
”機能するラインを引くこと”が大事ですので。

無理やり引いたラインはほとんどの場合機能しません。

みんな同じことを思っているからです。

大勢の人が同じ価格帯を意識しているから機能します。

上手く引けないのに無理やり引いたラインは意味がないので、
綺麗に引けるものだけを見るのがいいですね。

より意識されるラインの時間足は?

もし15分足でラインが引けないときは
1時間足、4時間足、日足なども見てみてください。

(今回は指標トレードなので、現在の価格に近いラインから見ています。
短期トレードでは日足→4時間足→1時間足とサポレジを見ていくとよいです)

例えば次は、直近の安値が15分足ではわからなかったので、
1時間足で見た例です。

160916-14

長期の足になるほど、
より強く意識されるラインとなります。

注目している人が多いほど、
ラインを引いた付近の価格が
意識されるからです。

意識されるとそこで利益確定をしたり、
注文を入れたり、売り買いする人が増えます。

だから値動きが止まるわけですね。

決済や注文は必ずライン際で行うようにすると。

利益を最大にしたり、
損失を最小限に抑えたりすることができます。

「戦いは必ずライン際で起こる」と
頭に入れておくとよいと思います。

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