15Sep
英国の金利発表は50~100pips近くとれる
魅力的な指標の1つです。
利益になるときは大きいですが、一方向に動かないときは
今回のように上下に振れるリスキーな指標でもあります。
金利発表の裏技
実はこの上下に振れやすいときに
トレードしない方法があります。
まず大事な前提について。
金利はめったに変わりませんので、
だいたい予想と結果が同じです。
ですから、それが良いのか悪いのか市場がはっきりしないと、
上下に振れて終わることが多いですね。
例えば6月の値動きを見てください。
まったくやる気が感じられませんね。
このとき重要なのは、前回と予想が同じで。
さらに結果も同じだということです。
こういうときはまったく動かないか、
上下に振れることがよくあります。
もちろん前回と予想と結果がすべて同じでも、
大きく動くときもあります。
あくまでそういう傾向があるという話です。
次は7月の結果です。
大きく動いています。
そして、予想の時点で前回と異なりますね。
したがって結果が予想と同じでも、変わっても。
市場には大きなインパクトを与えます。
ですから大きく動くきます。
このように前回と予想が異なる場合。つまり金利が変わる可能性がある場合。
こういうときは大きく動く可能性が高いときです。
例えば遠足の前日。
天気予報がくもりだとしたら。
晴れたら嬉しいですし、雨ならがっかりします。
わかりやすいですよね。
また予想通りくもりだったら。
「やっぱりくもりか」ってなります。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか微妙ですね。
これが金利が予想と同じだったときです。
もちろん相場は人の心理で動きますから、
金利が同じときでも市場の状況によっては大きく動くこともあります。
例えば嫌なマラソン大会があるとき。
天気予報がくもりで、結果がくもりでも。
「最悪だ~、雨なら中止なのに」と予想と結果が同じでもがっかりします。
このように、人々がどう考えているかは、
そのときそのときの経済状況で異なります。
ですが、予想と結果が同じときは、あまり動かないか、
上下に振れやすいことがあると頭に入れておけば。
発表直後に「今回は大きく動くような”理想の動き”ではない」と
すぐに判断できますよね。
判断材料の1つとして、
頭に入れておくとよいと思います。
ちなみに今回は、前回と予想が同じで、結果も同じ。
インパクトがなく、上下に振れて終わりというのも納得がいくと思います。
私自身は、予想と結果が同じでも大きく動くときもあるので、
トレードはした方がよい考えています。
利益になりやすいので。
負けたくないという人や、安全にいきたいという人は、
前回と予想が異なるときだけを狙っていってもよいかもしれないですね。
また国によっては、金利が同じだと喜ぶ人が多い国もありますので。
まずは過去チャートをざっと見て。
予想と結果がどうだったら、どんな動きになるかを確認してみるといいですね。
今回は開始直前に大きく動いたので見送りでした。
実践者の方も同じように見送ったと報告をいただきましたので、
しっかり判断できていて素晴らしいと思います。
もちろんリスクをとって勝負するのもありだと思います。
利益になるときは凄いですので。
今月は大きく動く可能性が高い指標があまり動きませんね。
大きく動くかどうかは各国の経済状況で決まりますので、
仕方がないですね。
ただずっと天気がくもりのままというのは、
まずありませんので。
確率的にはずっと動かないことはないので、
続けていれば必ず利益になりますので、
安心して続けてください。