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経済指標トレードツール『ボーナスFX』

※このブログは「ボーナスFX」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

161007米国『雇用統計』

お待ちかねの米雇用統計です。

ドル円は104円を突破した後、調整売りが入り、
雇用統計まで様子見が続くと思いきや、
今朝「何だこれは」というほどポンドが暴落し円買いが進みました。

発表前は若干売られ気味。

161007-3

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データ的には、ISM非製造業景況指数や
昨日の米新規失業保険申請件数が良かったことから
12月利上げを見据えて発表を向かえることになります。

なんと今年最長の8営業日連騰です。

発表前の考えとしては
・予想よりよければドルが105円に向けて上昇
・予想より悪ければがっかりしてドルが売られる可能性あり
と考えます。

基本的にはこのような上昇トレンドにおいては、
指標結果が悪くても下落幅が小さくなる傾向があります。

ただ今回の場合は、8営業日連騰ということで
すでにかなりドル買いが進んでいる状態です。

したがって、指標結果が”本当に”悪かったら
ドル売りが加速する可能性もあります。

また日本も米国も月曜日は祝日です。

週末でなおかつ連休を前にしているので、
ポジションを手仕舞う人も増えそうです。

そして日曜日には2回目の大統領候補者討論会も予定されており、
ポジションを持ち続けることにリスクを感じる人もいそうです。

したがって、上昇しても、下降しても、ある程度のところで
調整が入りそうなので、早めの決済がよいと考えます。

まとめると、指標発表前の個人的な考えとしては

今回のように世界規模で注目を集め、
ファンダメンタルズが上昇基調の場合
・結果が良ければ大きく上昇する可能性あり
・結果が予想と同じくらいや、予想より若干悪くても前回よりもよければ
 上下に振れながら上昇する可能性はあるが、
 その後、休日前や大統領候補者討論会を前にして手仕舞う人も増えそう
・結果が悪ければ小規模に下落
・結果がすごく悪ければ、長期間上昇が続いているので
 調整も入り、一気に売られる可能性がある
と考えます。

今回はISM製造業景況指数やISM非製造業景況指数がよかったことから、
そこまで悪い結果が出るとは考えられません。

したがって、世界的に話題を集めていて、
かつファンダメンタルズは上昇基調にあるので、
買いを考えることにします。

そして、ポジションを持ち続けるのではなく、
ある程度の利益が出たら決済することを前提に挑みます。

そして、指標結果は…

「予想よりは悪いけど、前回よりはいい」という微妙な結果でした。

こういうときは予想より悪いのでいったん下落して、
反転することがよくあります。

その後は3連休前の調整も入り、下落気味になると考えられます。

とても残念な結果です。

ただ前回の結果が上方修正されたことや
結果が15万人を下まわらなかったことから、
利上げへの期待は続きそうです。

注目された分、結構動いたので売りも考えてもよかったかなとも思いましたが、
でもファンダメンタルズに逆らっており「理想の形ではない」ので、
無理にトレードする必要もないと基本を思い返しました。

ある程度は動いたので、トレードした人は、
利益になったかもしれません。

ただ途中で反転しているので、
結構難しいトレードだった可能性もあります。

こういう微妙な結果のときは早めの決済を考えた方がよいですね。

やはりファンダメンタルズが上昇基調のときは、
売りは難しくなりがちかもしれません。

月はじめにこけると、その月全体がふるわないことも多いので、
ちょっとがっかりな結果でしたね。

10月は「魔の月」と呼ばれるくらいなので、何かが起こる前兆かもしれません。

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