数秒から数分間で利益を得るボーナストレードツール

menu

経済指標トレードツール『ボーナスFX』

※このブログは「ボーナスFX」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

161110ニュージーランド『政策金利発表』

大きく動くことが多いニュージーランドの
政策金利発表です。

直近の相場

昨日は米大統領選でした。
NZドルはリスク回避の動きで大きく下落。

161110-2

ドル円相場は?

大統領選挙では予想外のトランプ氏が勝利。

ドル円は大きく下落しましたが、
トランプショックは一時的でした。

米10年債利回りも前日の1.862%から2.068%へ急上昇。
リスクオンムードです。

いったい何だったんでしょう。

ドル円は現在、106円の上値をためしています。

161110-4

発表直前の相場

NZDUSDの直近はレンジになっています。

161110-5

ドル円も回復し、相場も落ち着きを取り戻していることから
・金などの貴金属は下落傾向
・資源国通貨は上昇傾向
・高金利通貨は上昇傾向
になると考えます。

したがってNZドルも上昇する傾向が強いと考えます。

指標の特徴

金利発表の基本的な特徴として、予想と結果が同じときは
ほとんど動かないか、上下に振れる動きをすることが多いです。

予想と結果が異なったときや、金利に変更があったときは
大きく動くことが多いです。

動くか動かないかは国の金融政策によります。

発表前の考え

ニュージーランドの政策金利は0.25%の
追加利下げが行われる見通しです。

実際に利下げされた場合、大きく下落する可能性があります。
一般的には通貨価値が下がるので相場は下落します。

逆に利下げがなかった場合、買い戻しが入り、
上昇する可能性があります。

市場に関して、今回の利下げはほぼ織り込み済みですので、
今後の金融政策に注目が集まりそうです。
追加緩和が打ち切りになれば相場は上昇する可能性があります。

まとめると、予想通りの利下げであればいったんは大きく下落、
その後買い戻しが入り、長期的には上昇していくと考えます。

過去には下落後上昇するような場面も見られます。

ニュージーランド『政策金利発表』
http://fx.minkabu.jp/indicators/07001/NZDJPY/chart

161110-1

いつ上昇に転じるかは金融政策の内容次第というところもあります。

あくまで予想ですので、下落しても、上昇しても、
反転する前に利益確定したいところ。

勝率を高めるには…

ニュージーランドの金利発表は動きが大きいので、
ノイズのような動きで損切りにならないように、
エントリーポイントを大きめにとることがコツです。

どの国の金利発表も同じですが、
一方向に動き出してから利益に変えていくことが大事です。

あとは朝の5時と早いので起きれるかわからないということと、
寝ぼけているので操作ミスをしそうです。
(「発表前の考え」は朝5時前に考えるのは無理なので、
前日9日の夜に書いています)

すぐにトレードできるように、
ツールや設定などの準備は前の日にしておくといいですね。

ということで、大統領選も一段落したことですし、
早めに寝て明日にそなえたいと思います。

たまに寝過ごすことがありますが
そのときはそのときで(笑)

結果は?

市場予想通り、0.25%の追加利下げでした。

161110-6

いったん大きく下げるかと予想していたのですが、
ほとんど下がらず上昇しました。

思っていた動きと違いましたが、
大きく動いたのですから利益を追求してもよいですね。

161110-7

利益換算

・0.1ロット…約3400円
・1ロット…約3万4000円
・5ロット…約17万円
・10ロット…約34万円

今回の利下げは織り込み済みだったことから、
大統領選後のリスクオンムードで
買いが入りやすい状況だったのかもしれません。

開始数秒間は動かなかったので、
​安全のためキャンセルでもよいと思います。

NZドルの今後の見通し

発表では、ニュージーランドは消費者物価指数や
国内総生産(GDP)の見通しが上方修正されました。

長期的には上昇しそうです。

ウィーラーRBNZ(NZ準備銀行)総裁の発言で
・今日利下げを見送ればNZドル高のリスクがあった
・現時点で追加利下げは必要ないと考えている
・かなり長期間に渡って現行の低金利政策を維持する見通し
とありNZドル高を警戒しているようです。

短期的には下落する恐れがあるので注意が必要です。

米ドルや円にも左右されるので、
相場が落ち着くまでは様子見がよいと考えます。

ドルスキャFX 応用編
インジケーター一覧