6Jan
米ISM非製造業景況指数です。
直近の相場
雇用統計前のポジション調整や
弱い経済指標結果で強く下落しています。
21日移動平均線(緑色のライン)を抜けてきました。
指標の特徴
中規模に動く指標です。
指標結果に素直に反応しやすいので、
初心者向けの指標といえます。
発表前の考え
・指標結果が予想と乖離した場合は、利益を追求
・指標結果が予想と同じ場合で、ほとんど動かなかったときはキャンセル
・指標結果が予想とほぼ同じ場合は、上下に振れる動きをするので早めの決済
今回は下落傾向が強いので、
指標結果が良くても、上昇は弱くなることが考えられます。
買いの場合は早めの決済を心がけます。
結果は?
ポジティブですが、前回の結果と同じでした。
実践者の中にも、前回と同じ値であることに
気づいた方がいらっしゃいました。
素晴らしいです。
結果が予想より良くても、
前回と同じや前回よりも悪い場合は、
ほとんど動かなかったり、逆に下落することもあります。
トレードは、開始数秒でほとんど動かなかったのでキャンセルです。
一瞬上昇しましたが、116円のレジスタンスはこえられず、
その後、大きく下落しました。
やはり下落圧力が強いです。
素直に売りのみを考えてもよかったですね。
雇用指数も低下しているため、
明日の雇用統計もネガティブな結果が出る可能性があります。
米10年債利回りも2.401%に低下し、
下落は続きそうです。
今回のまとめ
・指標結果が予想よりよくても、
前回と同じ場合は上昇しないことがある
(結果がそこまでよくないと判断されることがある)
・強い下降トレンドのときは、指標結果が良くても
トレンドに負けて下落することがある
・下落圧力が強い相場は、トレードは売りにしぼってもよい