26Aug
進撃の巨人20話でアルミンが
「確信していることがある」と話していた内容が気になった。
『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、
その人はきっと大事なものを捨てることができる人だ。化け物をもしのぐ必要にせまられたのなら、
人間性をも捨て去ることができる人のことだ。何も捨てることができない人には、
何も変えることはできないだろう』
仲間を犠牲にすることを前提とした決断とは、
人間として非情な判断なのかもしれない。
だが、そうしなければ成し遂げられないことが確かにあるだろう。
私が起業したとき、それまでの職を離れることを
子ども、親、職場の上司、同僚、多くの人が悲しんだ。
そういったものをすべて振り切って私は新しい一歩を踏み出した。
より大きなステージに進むには必要な決断だったと思う。
そのことを考えていたら、アルミンの言葉には、
もっと大きな意味があると気づいた。
この言葉だけをきくと、
「何かを変える=大事なものを捨てる」という話のように思える。
しかし、私はそれだけではないように思った。
心から大事なものに情熱を注いだから変化が起こせる
「大事なものを捨てる」というのは、
『大事なもの』があるということだ。
そして、その大事なものとは、
一晩や二晩でできるものではなく、
多くの時間と労力、そして信念や情をそそぎ、
努力して作り上げたものではないかと思う。
大事なものと一言で言っているが、
その大事なもの、かけがえのないものを作り上げてきたことに、
この言葉の深さがあるように思った。
本当に大事なものに、情熱や愛情をそそいでいくと、
必ずそれを手放さなければならないときが来ると思う。
そして、その大事なものが大きければ大きいほど、
手離すと決断したときにもたらす”変化”が大きいのではないだろうか。
変えることができる人というのは、
一つのことに強い情熱をそそぐことができる人だ。
そして、目的のためならそれを捨てることができる人だ。
情熱をそそいでいれば、「ここだ!」というタイミングでそのときは訪れる。
捨てることができるのは、
自分が成し遂げるべきという強い信念があってこそだと思う。
よりよい未来があると心から信じているからこそ、
捨てることができる。
そして、捨てるからこそ、両手が自由になり、
より大きなものがつかめるのだろう。
それを変化と言い、変化して起きたことを革命と言う。
いずれやってくるであろう捨てる決断。
そのときより大きな変化をもたらすためには、
極限までに、一つのことをつきつめる必要があるのではないかと私は思った。
そして、捨てる覚悟をしたとき、
大切にしてきたものの大きさに比例して
悲しむ者がいることも忘れてはならないと思う。
だから、その人たちへの最大の恩返しも含めて、
自分の理想を実現させるために全力を注がねばならないと思う。
あなたにも「何かを手放したときに大きく変わった」
そういう経験があるのではないだろうか?
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コメント
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実際、アニメですからね(笑)
このサイトを作ってくれた方へ
ありがとうございます!これを見た事で
僕もかえていきたいと思いました!!
本当にありがとう!!!!