23Jul
27時間テレビで草なぎくんが100キロ走りました。
100キロって想像つきますか?
◆傍観者だらけの人生ゲーム
草なぎくんはスマップのコンサート前とか会場のまわりをぐるーっと走ってました。
私はそのとき警備員で会場の警備をしていました。
ファンの人に「近付かないでくださーい」とか言う方です(笑)
100キロって半端ないですよ。
「80キロで足が動かなくなる」って言ってましたね。
50キロまでは楽勝でも、そこからは未知の世界です。
「最後は歩くことも走ることもできなかった」
「足の裏が打撲状態」
何時間も棒でたたかれたりしたら誰でも悲鳴あげますよね。
足の裏がそんな状態なんですよ。
最後、タモリさんのために、木村くんと吾郎ちゃんもかけつけて、
足が動いて走ることができたのは感動的でした。
●テレビではわからない
大津のいじめもそうですが、あなたも見ているだけということがあるのでは。
100キロ走った草なぎくんをテレビで見てどう思いましたか?
「すごいな」
「自分だったら走れないかも」
そんな感想だと思います。
おそらく、あなたは、一生100キロ走るなんてことはないんじゃないですか?
テレビで見て、何となくあんな感じなんだなぁと
わかったつもりになっているだけです。
「うーん、テレビでは見たことあるんだけどね~」
そんなセリフばかりだったらあなたの人生は・・・。
●見ているだけの人生は価値がない
私は終電がなくなって、家まで30キロの道のりを歩いたことがあります。
天気がよくて、歩きやすい道だったらよかったのですが、
極寒の真冬です。
街灯のない山道を何キロもある荷物を担いでひたすら歩きました。
時々、猛スピードで走っていく長距離トラックにひかれそうになります。
ほんと果てしないですよ。
正直、きつかったですね。
たった30キロでもきついのに、
100キロっていったら相当だろうと想像がつきます。
テレビなんかじゃわからないんですよ。
足の痛さ、体の重さ、体に響く心臓の鼓動、
流れる汗、荒い呼吸、見えないゴール、気が遠くなる距離。
テレビから心の葛藤がわかりますか?
心臓の鼓動が聴こえますか?
テレビで花火を見ても、
あの「ドーン!」と体の芯まで響く音と
目の前にふってきそうな光は伝わってこないですよね。
実際に体験しないと本当のことはわからないんです。
それなのに、あなたは理解したつもりになっている。
わかったつもり。
経験したつもり。
いつまで傍観者でいるんですか。
見ているだけの人生はあなたの人生を薄っぺらいものにします。
100キロ走ったら人生変わりますよ。
マラソンってすごいよなぁという話をしているときに、
「俺は100キロ走ったことがあるんだぜ」
なんて言えたらかっこいいと思いませんか?
実りのある最高の人生にしたかったら、
そんな生き方しましょうよ。
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