31Dec
両親と一緒に暮らしている人は別ですが、
盆と正月にしか帰省しないという人にとっては、
親または祖父母と過ごす時間というのは、とても貴重なのだと思います。
例えば、盆と正月に3日ずつ実家に帰ったとすると、
合計6日です。
親が亡くなるまであと何年あるか考えてください。
仮に、親があと20年生きるとしたら、
親と一緒に過ごす時間は、6×20=120日です。
約4ヶ月しか一緒に過ごすことはできません。
それが祖父母だともっと短いでしょう。
普段、まったく意識していませんが、
残された時間というのは非常に少ないのです。
今年が今一つだったという人は、
来年に期待するかもしれません。
期待するのであれば、自分自身に期待してください。
自分の力をもっと信じてください。
何か自分にないものを期待しても、
それが自分のもとにやってくる可能性は極めて低いです。
自分に足りないものを求めたところで、
現実とのギャップに苦しむだけです。
何の実力もないと思っているなら、勉強してください。
実力がないとわかっていながら、何もしないのはもったいないです。
一歩踏み出せば、その先は自然とやってきます。
生きていればつらいのは当たり前。
つらくないと成長なんてできない。
その現実の中でどんな喜びを見いだすのか。
本当に大切なことは何なのか。
親に残された時間。
そして、自分に残された時間。
大切な人と残された時間。
もし、時間の概念がなかったら、
こんなに苦しむことはなかったでしょう。
でも、時間という概念があるからこそ、
目の前の現実を大切にしないといけないと思います。
生か死か。
生きるという選択肢を選ぶなら、
そう選択した理由をもう一度考えてみることで、
来年がどんな年になるか、変わってくると思います。
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