7Jun
前に、「女性の質問は答えを求めていないことがある」
という話をしましたね。
例えば、私は付き合っていた女性に、
「私のこと本当に好きなの?」
ときかれたことがあります。
実は、それは、”好き”か”嫌いか”を
きいているわけではありません。
それにも関わらず、
”真面目”に私は、
「もちろん好きだよ。当たり前じゃないか」
と答えていました。
しかし、彼女が求めているのは、
そんなことじゃないんですね。
だから、私が真面目に話せば話すほど、
問題は悪化していくという、
自分からすると”訳がわからない”状況へと
おちいっていったのです。
ここで問題の本質に戻ると、
「私のこと本当に好きなの?」
と言うのは、
”質問”ではないということです。
男性視点だと、それは質問ですから、
質問に答えることが正しいと考えます。
しかし、女性の質問は、
答えを求めているわけではないので、
いくら真面目に答えても、
問題は解決しません。
むしろ、私のように、悪化していくでしょう。
質問に真面目に答えると、問題は悪化するのです。
それは、質問に答えることが
問題解決につながっていないことを意味します。
つまり、相手は、質問に対する答えを
求めているのではなく、
求めているものは別にあるということです。
大切なのは、
”相手が本質的に求めていることは
何なのだろうか?”
ということです。
「私のこと本当に好きなの?」
という質問が本質的に言いたいのは、
「愛情が不足しているよ」
ということなんですね。
なので、女性にそんな感じのことをきかれたら、
何かしら「スキンシップ」が足りてないということが多いと思います。
愛情を感じられるような接し方をする必要があります。
もちろん「大好きだ」という言葉とともに。
私は同じ失敗を2度繰り返して
やっとわかりました。
私はだいたいいつも同じ失敗を2度やって、
3度目はなくすというパターンなんです(笑)
今でも、真面目に話せば話すほど、
彼女の目に涙がたまっていった情景が、
脳裏に焼きついています。
男からすれば、
”質問に答えたのに、問題が悪化する”のは、
意味がわからないですから、
女性は、男性に対し、求めていることがわかるように
もっと具体的に要求する、
もしくは、自分から積極的にいく必要があると思いますし、
男性は、相手が求めているのは表面的な答えではなく、
もっと本質的なものがあると意識して、
本当に求めていることを返していく必要があると思います。
きいている本人がよくわかっていないこともありますから、
やはりきく側が、もっとも意識しなければ
ならない部分だと思います。
今回の話は、男性は論理的、女性は感情的思考と言われる
1つの例だと思います。
あくまで傾向で、人それぞれで違うので、
実際は男女に関係なく、相手の資質によりそった思考が
できるようになるといいですね。
いずれにせよ、どんな場面で、相手が誰であろうと、
「本当に求めていることは何か」を考えることは、
とても大切なことだと私は考えています。
例えば、道で交番の場所をきかれたら、
その人は交番に行きたいのではなく、
目的地に行きたいだけかもしれないですよね。
一段深く読み込むことによって、
より深く相手から求められる、
信頼できる人間になれるのではないでしょうか。
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