8Nov
英国の鉱工業生産です。
大きく動く指標ではないです。
大統領選前ですので見送りでもよい指標です。
直近の相場
上昇中です。
日足ではレンジを抜け大きく上昇。
昨日はクリントン氏のメール問題が
改善したことでドルが買われ下落。
今日は上昇しています。
1時間足の雲下限とレジスタンスラインがダブルできいて
跳ね返されています。
下にも移動平均線がせまってきていて、
ちょうど約定したら障害物にぶつかるという感じです。
買いの場合はレジスタンスラインと一目均衡表の雲。
売りの場合は1時間足の移動平均線。
買いも売りもほとんど利益が出ない可能性があります。
中規模や大きく動く指標であれば乗り越えられることもありますが、
英鉱工業生産は大きく動く指標ではありません。
跳ね返される確率が高いです。
万が一、レジスタンスやサポート付近で約定して、
抜けられなければ。
反転して損切りになってしまいます。
利益が出なさそうなときは
無理にトレードしない方がよいです。
大統領選前ということもあり、
積極的にトレードする時期でもないです。
素直に見送ることにします。
指標の特徴
小規模に動く指標です。
これまでの勝率は100%。
大きく動く指標ではないので注文も通りやすく、
自動決済で高い確率で利益が得られる指標です。
結果は?
トレードは見送りですが、動きを確認します。
開始直前に大きめに動き、下落しました。
見送りが無難です。
もし直前の動きの前に注文を入れていた場合は…。
結果を確認したら、鉱工業生産はネガティブ、
製造業生産はポジティブ。
結果がそろっていないのでキャンセルが無難です。
開始10数秒は動かなかったので、
キャンセルする時間はあったように思います。
が、もし結果を確認していなかったり、確認するのが遅れたりし、
そのまま注文を持ち続けたら。
動きが小さかったので約定しませんでしたね。
ただ注文したタイミングにもよると思いますが、
本当の本当に運が悪かったら。
1時間足の移動平均線にタッチした瞬間に
約定することもあるかもしれません。
綺麗に跳ね返されて損切りになると思います。
約定した瞬間の反転を避ける方法
損切りになったとしたら。
次回から改善できるポイントがあります。
開始前に利益確定幅やエントリーポイントの確認のために、
直近高値安値を見ると思います。
もし利益確定の目安やエントリーポイントの近くに
レジスタンスやサポートになりそうな障害物があったら。
何pipsくらい利益が出せそうか確認するとよいです。
もしほとんど利益が出ないようでしたら、
見送りを考える必要があります。
特に今回のように小規模で動く指標は
小さな障害物でも止められてしまいます。
中ぐらいや大きく動く指標であれば、
障害物に合わせて微調整することもできます。
例えばエントリーポイントをサポレジをこえた後にしたり、
利益確定ポイントを障害物の手前にしたり。
調整することで勝率を高めることができます。
障害物となるのは、直近高値安値、
レジスタンスラインやサポートライン(長期足の高値安値や
何回も価格が止められている価格帯)、
長期足の移動平均線や一目均衡表、ボリンジャーバンドなどです。
全部見ているときりがないので、日足や1時間足をメインに
確認するとよいと思います。
売り注文や買い注文は、必ずラインの近くにたまっています。
直近高値安値を確認するのも、注文がたまっている場所で、
値動きが止まる可能性があるからですよね。
理由があるから注文が入っています。
特に今回のように大きく動かない指標に関しては。
「邪魔があって利益確定幅が十分とれないとき」は
見送りが無難かと思います。
経済指標トレードでも通常のトレードでも
考え方は同じです。
まとめ
・大統領選など大きなイベントが控えているときはトレードは控える
・レジスタンスやサポートがあり、利益が出なさそうなときは
トレードは見送る(特に小規模の指標の場合)
・直前に動いた場合は見送る
・指標結果にポジティブとネガティブが混在しているときはキャンセルが無難
今日は見送りやキャンセルする要因がいくつもありました。
もし無理にトレードして負けてしまった場合も。
負けた原因を考えて、次に同じ状況になったときに
負けないようにできるといいですね。
私は「負ければ負けるほど勝てる」と考えています。
今日見送ることができたのも、
過去に同じ状況で負けたからです。
最初から勝てる人はいません。
負けを経験して、初めて勝てるようになります。
貴重な経験を次にいかしましょう。
明日はいよいよ大統領選です。
市場がどう反応し、相場がどう動くか。
トレードはしませんが、冷静に見守りたいと思います。