3Oct
発表前の相場は少し前まで強い下降トレンドでした。
今週のおすすめ指標の注目ニュースでピックアップしたように、
英国のEU離脱協議が来年3月までに始まる見通しというニュースから
ポンドが大きく売られています。
まさしく売りをメインに考えた方がよい状態です。
そこまで考えなくても利益は出ますが、考えた方が勝率を高めることができます。
基本的な考え方は米国GDPのときも参考に。
開始前の戦略の立て方
下降トレンドの真っ最中であれば買いは考えませんが、
レンジ状態だったため、買いもトレード対象に入れることにしました。
開始前の考えとしては
・指標結果がポジティブであれば、上昇しても、下落圧力が強く、
大きな利益は期待できないので早めの決済を心がける
（指標結果がよくても、ふたたび売られる前に早めに決済）
・指標結果がネガティブであれば大きく下落する可能性があるので利益を追求する
という感じです。
発表後
指標結果は大きくポジティブな結果。
ですがやはり大きな上昇にはつながりません。
したがって、早めの決済を頭に入れます。
ところが非常に上値が重く、
マイナスのままレンジ状態になってしまいました。
最悪ですね。
普通だったらここで損切りしてもいいくらいです。
今回、救いだったのは指標結果が非常によかったことです。
予想が52.1で、結果が55.4。
50をこえていますし、予想と結果が0.1の桁ではなく1の位で差がついており、
前回の53.3も大きくこえています。
予想と結果が乖離していますので、
上昇する確率は非常に高いです。
そして上昇途中のレンジというのは、
上にブレイクすることが確率的に多いです。
気をつけないといけないのはポンドなので、
一気に下落ということもありえるということ。
したがって、損切りラインをレンジのすぐ下に移動して、
上にブレイクすればプラスで決済、下にブレイクすれば損切りというふうにして、
損切りになっても最小限の損失で済むようにします。
レンジをブレイクすれば大きく動きますので、
上昇の場合はいいですが、下降の場合は大打撃をうけます。
ですので、損切りはしっかりと。レンジのちょっと下くらいに設定します。
下にブレイクしたらほぼ負けは確定ですので。
結果は…
上にブレイクしました。
後はどこまで利益を伸ばすかですが、考え方はいろいろあると思います。
例えば5分足や15分足でトレンドがくずれるまでおいかけるという手もありますね。
ただ、下落圧力が強いので、今回はリスクが大きいです。
基本的な考え方として
『最終的にはファンダメンタルズの大きな流れに戻っていく』
ということがあります。
普通のトレードでも同じですよね。
長期足のトレンド方向にいくことが多いですよね。
ですので、今回であれば、EU離脱協議に向けてポンドが売られるという方向へ
戻る確率が高そうといえます。
指標結果が非常によかったのにも関わらず、
上昇幅が小さいことからも、大きな上昇は厳しいと考えられます。
したがって決済は、セオリー通り
・プラスになってから、１分足で反転したところまで
というのが一番無難かと思います。
この後、仮に上昇していけばもっと利益は得られるかもしれませんが、
値動きが『理想の形ではない』ので、ルール通りに利益は追求しないです。
後から、やっぱり持ち続ければよかったと悔しがる必要もないです。
上昇したとしてもたまたまですので。
上昇しないパターンもあるわけですから。
相場は予想してはいけないと思います。
ルールを守ることが１番かと思います。
まぁ今回は何も考えずにボタンをクリックしただけでも、
結果になったとは思いますが。
できれば毎回、どういった動きになったか、
記録していくと次につながると思います。
まとめ
トレードする国で世界的に話題になっているニュースがあるときは
・良いニュースなら指標結果が良ければ大きく上昇。
指標結果が悪くてもそこまで下落しない
・悪いニュースなら、指標結果が良くてもそこまで上昇しない。
指標結果が悪いと大きく下落。急落することも
という傾向があります。
明らかに相場の大きな流れがあるのであれば。
流れにさからったトレードは
負ける確率が高くなります。
例えば米利上げや大統領選など。
経済指標と関係があるニュースに関しては、
チェックして頭に入れておくとよいです。
利益換算
・0.1ロット…約1000円
・1ロット…約1万円
・5ロット…約5万円
・10ロット…約10万円
