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経済指標トレードツール『ボーナスFX』

※このブログは「ボーナスFX」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

161117オーストラリア『失業率』

オーストラリアの雇用統計、
「新規雇用者数・失業率」です。

直近の相場

上昇中です。

今日は安倍首相とトランプ次期米大統領の会談や
イエレンFRB議長の講演などが予定されています。

リスク回避の利益確定でドルが売られ、
直近でAUDUSDは上昇しています。

161117-1

豪ドル自体は売られ気味ですので、
米ドルが売られた結果だと考えます。

指標の特徴

動くときは本当に大きく動く指標です。

ここ最近はいま一つです。

オーストラリア『失業率』
http://fx.minkabu.jp/indicators/06009/AUDJPY/chart

失業率の特徴

失業率全般の特徴としては、
昨日の英国失業率もそうですが、
上下に振れやすい傾向があります。

素直に一方向に動かず、上にいったと思ったら、
すぐに反転して下落することがあります。

勝つポイント

エントリーに余裕を持つことと、
早めの利益確定がポイントです。

オーストラリアは英国やカナダほど動きが荒くありません。

利益を追求するならエントリーは浅めでもよいですが、
勝率を高めるなら余裕を持った方がよいです。

今は設定がわかったのでそうでもないですが、
以前は失業率と聞くだけで気持ち悪くなるくらい
負けるイメージがありました。

初心者は慣れるまでは
手を出さない方がよいと考えます。

失業率よりも消費者物価指数など、具体的ステップで紹介している
上位にある指標(利益になりやすい指標)をメインに取り組んだ方が
勝つ喜びを感じられると思います。

豪雇用統計について

失業率は少しずつ改善していますが、
過去2ヶ月は新規雇用者数は減ってきており、
今回もそこまでよい値は期待できないかもしれません。

161117-2

発表前の考え

毎回のように言っていますが、
失業率はリスクが高い指標です。

早めの利益確定がおすすめです。

少しでもおかしな点があれば見送りが無難です。

例えば
・開始前から大きく動き出す
・発表時間になっても動かない
・指標結果と逆に動いている
など。

負ける確率が高くなりますので、
おかしな動きをしたらトレードしない方がよいです。

米雇用統計でも同じです。

大きく動いたときのみ利益を追求し、
大きく動かなかったときは早めの決済です。

今回は10pips前後にサポレジがあり
最悪そこで止まる可能性があります。

利益が出なさそうなので、
トレードしないという選択肢が1つ。

サポレジをこえてからエントリーするというのが1つ。

個人的にはちょっとだけエントリーに余裕を持つ
というのがよいかと思います。

1番嫌なのは、約定してすぐ反転する場合だからです。

ただオーストラリアはそこまで動きは荒くないので、
何も考えずに設定通りにやってもよいと思います。

設定通りの方が動いたときは利益は大きくなります。

結果は?

失業率は前回と変わらず。

新規雇用者数は予想を下まわり悪い結果です。

161117-3

上記のヤフーファイナンスの結果は予想が5.7%になっていますが、
私が個人的に見ていたものは5.6%でした。

外為どっとコムの経済指標フラッシュという
発表時間とほぼ同時に結果が確認できるシステムを使っています。
(口座を開設すれば無料で使えます)

総合的には悪い結果ですので下落すると思ったのですが、
ちょっと下降して上昇し始めました。

161117-4

おかしいと思ったのでキャンセルしました。

良い結果と悪い結果が混ざっているときは、
上下に振れるような動きをすることが多いからです。

大きく動いたときだけ利益を追求する

基本的には
・開始数秒で大きく動かなかったときは早めの決済か
 約定前ならキャンセル

です。

動きが小さいときは無理にトレードしても
大きな利益は期待できないからです。

特に失業率は反転しやすい指標です。

明らかに良い結果や明らかに悪い結果でない限り
利益は追求しないほうがよいです。

長い目で見れる人が勝つ

上昇した後は、新規雇用者数の前回の発表値が
9800人減から2万9000人減に修正され下落しました。

最近オーストラリアの雇用統計はさえないです。
想定していた最悪の動きでした。

最悪の動きである確率が1番高いかもしれないと
思っていたので、想定通りかもしれません。

すべては想定なんですね。

勝っても負けても想定通りなんです。

勝っても嬉しいとは思わないですし、
負けても悲しくはないです。

大きな動きを期待していた人はがっかりしたと思いますが、
天気が良い日もあれば悪い日もあります。

降ってきた雨に文句を言ってもどうにもならないですよね。

地球がある限り、天気がなくならないように、
相場がある限り、経済指標発表もずっとあります。

指標発表ごとに一喜一憂せずに、
長い目で見るとよいと思います。

人生も同じですね。

利益を追求しないという判断が勝率を高める

実践者の中には買いで約定したものの
大事をとってプラスに浮上した瞬間に決済して
1.8pipsのプラスで終えられた方がいらっしゃいました。

私だったら負けていたかもしれないな、
凄いなと思いました。

本当にこの方はルールを徹底されていて、
「大きく動かなかったときは利益を追求しない」
ということを守られています。

普通だったら負けてもおかしくない値動きでした。

素晴らしい判断だと思います。

万が一、買いで約定して負けてしまった場合は
・すぐに指標発表結果を確認するクセをつける
・結果と値動きが一致していることを確認する
・結果が予想と乖離してすごく良かったときか悪かったときだけ利益を追求する
ということに気をつけるとよいと思います。

メリハリのあるトレードを

そもそも値動きに勢いがありませんでしたので、
報告してくれた方と同じように、
プラスの時点で早めに決済するというのがよいでしょう。

ドーンと勢い良く動いたときだけ利益を追求。

不完全燃焼のロケットはすぐに失速します。

ひょろひょろと勢いのない花火は
綺麗に咲かないでしょう。

・開始数秒で勢いがあるときに大きく利益を出す
・開始数秒で勢いがないときは早めの決済

メリハリのあるトレードを気をつけるだけでも、
勝率は高まり、利益は増えます。

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