数秒から数分間で利益を得るボーナストレードツール

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経済指標トレードツール『ボーナスFX』

※このブログは「ボーナスFX」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

161202オーストラリア『小売売上高』

豪小売売上高です。

最低限やったらよいこと

発表をすっかり忘れていました。

Free Alarm Clockで5分前にアラームが
鳴るようにしているのですが。

パソコンの前にいなかったので、
気づいたときは完全に残り5分をきっていました。

指標発表時間までの
5分間で何をやったのか。

もしかしたら実践の参考になるかもしれないので、
書いてみたいと思います。

1.直近相場の確認

1番最初にやったのはトレンドの確認です。

日足を見ました。

161202-1

OPEC総会の減産合意や米ドルが調整で売られたこともあり、
上昇していることを確認しました。

買いをメインに考えればよいとわかります。

2.設定の確認

豪小売売上高は小規模に動く指標です。

設定は小規模用です。

小規模に動く指標で重要なことは、
利益が出るかどうかです。

利益幅がとれなければエントリーは見送りです。

・どこでエントリーするか
・どこで決済するか

エントリーと決済の目安は絶対に
確認しなければなりません。

3.サポートラインの確認

エントリーと決済を考える上で
重要なのがサポレジです。

時間があれば上位足から順番に見ていきます。

が、今回は残り2分しかないので、
最低限確認しなければならないことだけにしぼります。

まずはサポートラインの確認。

15分足を見ます。

現在の価格から3pipsと10pips程度のところに
サポートラインがあります。

161202-2

利益幅がないので売りは見送りと判断しました。

小規模に動く指標は、ちょっとした障害物で
簡単に止まってしまいます。

見送りを前提にトレード戦略を
考えるとよいと思います。

4.レジスタンスラインの確認

次に買いの場合です。

上昇中なので15分足では高値がわかりませんでした。

1時間足を見ます。

0.7432あたりにレジスタンスラインがあります。

161202-3

利益は少なそうですが、上昇しそうなので、
買いだけチャレンジしようと考えました。

5.トレードシナリオの想定

サポレジを確認したら、
トレードシナリオをたてます。

エントリーポイントと決済ポイントの
最終確認ですね。

次のようなパターンを想定しました。

・理想の値動きの場合(予想よりも指標結果が良かった場合)
  …小規模の設定で、レジスタンスラインまでの利益を目指します

・理想の値動きでなかった場合(予想より指標結果が悪かった場合)
  …売りは今回は見送りです

・理想の値動きでなかった場合(予想と指標結果がほぼ同じだった場合)
  …ほとんど動かなかった場合は注文はキャンセル
   約定してしまった場合はプラスになった時点で早めに決済します

ここまで考えた時点で、まだ少し余裕がありました。

5分もなかったわけですが、
意外とできるものですね。

慣れるまでは時間がかかると思いますが、
慣れればサポレジなどは数秒で判断できます。

チャートを開いてサポートラインとレジスタンスラインの2本を引くのは
10秒もかからないですね。

その後、利益が出るかなと考える方が
時間がかかると思います。

DAI_SupportResistance(レジサポを自動で引くインジケーター)
私はラインは自分で引くので今は使っていませんが、
同じようなところで引いてくれると思いますので、
ラインを引くこと自体は時間はかからないですね。

その後、エントリーと決済ポイントを考える方に
時間を使うとよいと思います。

結果は?

ポジティブでした。

161202-6

発表時間がすぎても動かなかったので
注文はキャンセルです。

初動で動かなかったので
キャンセルしたと報告をもらっています。

発表後、数秒間で動かなかった場合はリスク回避のため
キャンセルするのが1番無難だと思います。

もしキャンセルしなかったら…

上昇した後、いったん下がりましたが、
レジスタンスラインまでは再度上昇したので、
プラスで終えられたと思います。

161202-7

レジスタンスラインをチェックしていなかったとしても、
プラスになった時点で決済すれば、
勝ちで終えられたと思います。

今回のまとめ

・小規模に動く指標は利益幅がとれるか
 近くのサポレジまでの距離を確認するとよい

サポレジは自分で引いてもよいし、
インジケーターを参考にしても大丈夫です。

ドルスキャFX 応用編
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