2Dec
豪小売売上高です。
最低限やったらよいこと
発表をすっかり忘れていました。
Free Alarm Clockで5分前にアラームが
鳴るようにしているのですが。
パソコンの前にいなかったので、
気づいたときは完全に残り5分をきっていました。
指標発表時間までの
5分間で何をやったのか。
もしかしたら実践の参考になるかもしれないので、
書いてみたいと思います。
1.直近相場の確認
1番最初にやったのはトレンドの確認です。
日足を見ました。
OPEC総会の減産合意や米ドルが調整で売られたこともあり、
上昇していることを確認しました。
買いをメインに考えればよいとわかります。
2.設定の確認
豪小売売上高は小規模に動く指標です。
設定は小規模用です。
小規模に動く指標で重要なことは、
利益が出るかどうかです。
利益幅がとれなければエントリーは見送りです。
・どこでエントリーするか
・どこで決済するか
エントリーと決済の目安は絶対に
確認しなければなりません。
3.サポートラインの確認
エントリーと決済を考える上で
重要なのがサポレジです。
時間があれば上位足から順番に見ていきます。
が、今回は残り2分しかないので、
最低限確認しなければならないことだけにしぼります。
まずはサポートラインの確認。
15分足を見ます。
現在の価格から3pipsと10pips程度のところに
サポートラインがあります。
利益幅がないので売りは見送りと判断しました。
小規模に動く指標は、ちょっとした障害物で
簡単に止まってしまいます。
見送りを前提にトレード戦略を
考えるとよいと思います。
4.レジスタンスラインの確認
次に買いの場合です。
上昇中なので15分足では高値がわかりませんでした。
1時間足を見ます。
0.7432あたりにレジスタンスラインがあります。
利益は少なそうですが、上昇しそうなので、
買いだけチャレンジしようと考えました。
5.トレードシナリオの想定
サポレジを確認したら、
トレードシナリオをたてます。
エントリーポイントと決済ポイントの
最終確認ですね。
次のようなパターンを想定しました。
・理想の値動きの場合(予想よりも指標結果が良かった場合)
…小規模の設定で、レジスタンスラインまでの利益を目指します
・理想の値動きでなかった場合(予想より指標結果が悪かった場合)
…売りは今回は見送りです
・理想の値動きでなかった場合(予想と指標結果がほぼ同じだった場合)
…ほとんど動かなかった場合は注文はキャンセル
約定してしまった場合はプラスになった時点で早めに決済します
ここまで考えた時点で、まだ少し余裕がありました。
5分もなかったわけですが、
意外とできるものですね。
慣れるまでは時間がかかると思いますが、
慣れればサポレジなどは数秒で判断できます。
チャートを開いてサポートラインとレジスタンスラインの2本を引くのは
10秒もかからないですね。
その後、利益が出るかなと考える方が
時間がかかると思います。
DAI_SupportResistance(レジサポを自動で引くインジケーター)は
私はラインは自分で引くので今は使っていませんが、
同じようなところで引いてくれると思いますので、
ラインを引くこと自体は時間はかからないですね。
その後、エントリーと決済ポイントを考える方に
時間を使うとよいと思います。
結果は?
ポジティブでした。
発表時間がすぎても動かなかったので
注文はキャンセルです。
初動で動かなかったので
キャンセルしたと報告をもらっています。
発表後、数秒間で動かなかった場合はリスク回避のため
キャンセルするのが1番無難だと思います。
もしキャンセルしなかったら…
上昇した後、いったん下がりましたが、
レジスタンスラインまでは再度上昇したので、
プラスで終えられたと思います。
レジスタンスラインをチェックしていなかったとしても、
プラスになった時点で決済すれば、
勝ちで終えられたと思います。
今回のまとめ
・小規模に動く指標は利益幅がとれるか
近くのサポレジまでの距離を確認するとよい
サポレジは自分で引いてもよいし、
インジケーターを参考にしても大丈夫です。