24Mar
「人生の目的が見つかりません」
という質問に答えます。
今日のポイント
・人生の目的が見つからないときは
何をしていいかわからない
私もこれまでの人生で
人生の目的を見失ったことが
何回かありました。
例えば
・研究者を目指していたのに
大学院で挫折してしまったとき
・今ひとつ本気でやりたいと
思えることがなかったとき
・妻のためにがんばってきたのに
離婚してしまったとき
など。
でもその度に必ず次に
やるべきことが見えてきました。
ですので、今、何もわからなくても
大丈夫です。
必ず人生の目的は見つかります。
不安やあせりもあるかもしれませんが、
安心して話をきいてください。
人生の目的は変わる
まず人生の目的とは
大きな目標が1つあるわけでは
ありません。
例えば「私の人生の目的は
海外で学校を作ることです」
と言う人がいたら。
その人は5年前は
何を目指していたでしょうか?
10年前は?
5年後、10年後は?
おそらくずっと学校を作ることを
目指していたわけではないはずです。
小さな目標の積み重ね
例えば学校を作ろうと思い至った
海外での体験があったり、
子供達との出会いがあったり。
・ある出来事をきっかけに
現時点での人生の目的に気づいた
そして人生の目的も1つではなく、
自分の成長に合わせて
形を変えていったと言えます。
最終的に全人生を通して
学校を作ることが目的だったとしても。
その目的にたどり着くまでには
いろんな経験をしたはずです。
・そのときそのときの小さな目標の
積み重ねが、大きな目的を達成する
と言えます。
パズルを作るように
小さなピースを集めていった先に
1枚の大きな絵が完成します。
今に焦点を当てる
人生の目的は
・今何をすべきかの積み重ね
と言えます。
したがって人生の目的が
見つからないときは
・今、何をすべきかを
明らかにすること
が大切です。
パズルの1ピースは
パッと見て、何の意味があるのかは
わかりません。
でも目の前にあるそれは
確かに必要なものなのです。
見つけるポイント
今何をすべきかを見つけるポイントは
・感情を捨てる
ということです。
特に見つからないときは
・精神状態が不安定
であることが多いです。
すると
・脳が正常に考えることができない
という状態にあります。
感情が邪魔をする
あせりや不安などがあると
例えば
・楽なことばかりを見ていたり
・嫌なことを見ないようにしたり
・最初からできないと決めつけていたり
・自分には関係ないと無視していたり
・人にきくことを躊躇していたり
など。
本当はできること、
やらないといけないことはあるのだけれど。
感情が邪魔をして
やるべきことを見えなくしていることが
よくあります。
例えばある人が熱心に
「こうした方がいいよ」
とアドバイスしてくれているのに。
「それは自分がやりたいことと違う」
と最初から突っぱねてしまっているなど。
実際は
・やってみたら意外と今の自分に
必要なことだった
と”後から”気づくことが多いです。
なぜなら人生でやるべきことは
たいてい目の前にあるからです。
フィードバックを意識
もちろん実際はやってみないと
わかりません。
やってみないとわからないからこそ
今、目の前にあることに
目を向けることが大切です。
仮に今の自分に関係ないと思っても、
やってみることで
目的がよりはっきりと自覚できます。
なぜなら
・目的がわかるためには
フィードバックが必要だから
です。
結果を受けて次の行動を決める
例えば受験で入りたい学校を
探すときや、就職のとき
入りたい会社を探すとき。
今、自分が何がしたいのかを考えて
いろいろな学校や会社を見て
その中から今の自分に合っていそうな
ところを選択しますよね。
そして実際に行ってみて
体験したことを元に
次にどうするかを考えていきます。
学校であれば専門科目を考えたり、
研究室を考えたり、会社でも
自分の役割や向いている仕事を考えたり。
行動した結果、どうだったか、
つまり「フィードバック」を得ながら
次にとる行動を考えていきます。
今すぐできること
人生の目的も同じです。
まずは今何をすべきか
・今できる小さな目標を考えること
そして、実際にやってみて
・行動した結果起こってきたことから
フィードバックを得て
次にどう行動するか選択していきます。
悪い結果が起これば
新しい方法にチャレンジしますし、
良い結果が起これば
そのままその方法を継続します。
まずは今できることが何か
感情を抜きにして考え
小さな目標を立てることから
始めるとよいです。
まとめ
・人生の目的は、今何をすべきかを
追求していった先にある
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