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忘れてしまったあのころの気持ち

 

子どもころ、大好きなテレビはありましたか?

私はある映画が大好きでした。

 

忘れてしまったあのころの気持ち

 

「もう1回見たい!」

 

子どものとき、ある映画を見たとき、

本当に面白くて何度も何度も繰り返して見ました。

 

しかも、それはテレビで放送されたものを録画したもので、

さらに最後の30分はテープが切れて録画されておらず、

肝心のラストシーンがうつっていなかったのです。

ビデオを繰り返し見る

 

それにも関わらず、私は何度も何度も

ラストがわからない映画を繰り返し見ました。

 

それくらいわくわくして、心が動かされる映画だったのです。

 

将来は、その映画に出てくるような

かっこいいマシーンを作ってやるとまで思いました。

 

子どもながらに、漠然とですが、将来に希望を持っていたのです。

将来への夢と希望

 

 

 

ところが、

 

 

「なんということでしょう」

 

 

 

子どものときの自分から見た今の自分は・・・。

 

 

 

この映画を見る度に思い出すのです。

 

何にでも一生懸命になれた。

毎日が楽しかった。

明日のことなど何も考えずに、今を楽しんでいた。

あのころの私

そんな、あのころの自分を。

 

 

 

 

「なんで、そんなに面白くなさそうな顔してるの?」

子どもの頃の私が、今の私を見たら言うでしょう。

 

「大人になったんだよ」

そんなつまらない言葉を返していいのだろうか。

自分が嫌になります。

 

 

「そんなことない。これから見てろよ」

 

そうだ。

「今からでも大丈夫」

 

結構、歳をとってしまったけど、要は気持ちの問題。

 

できると思えばできる。

もうダメだと思った瞬間に人生は終わってしまう。

 

 

私は、未来に行くことはできません。

 

でも、10年後の自分が今の自分を見たら、

「よく勇気を出して前に進んでくれた」とほめてほしい。

 

あのころの気持ちを忘れずに、

自分が信じた場所へと進んで行きたい。

 

一歩一歩、地面を踏みしめながら。

歩いた後に道はできる

 

あなたも、子どものときの気持ちを忘れずに、

あなただけの人生を歩んでいってください。

 

まわりが何と言おうと、「そんなの関係ねぇ」です。

 

だって、人生は一度しかないし、

これはあなたの人生だから。

 

子どもときの自分が、

そして、未来の自分が笑ってくれるように。

 

 

Where we're going, we don't need roads.

 

『私たちがこれから行こうとする場所には、道など必要ない』

ドク(映画バック・トゥ・ザ・フューチャーより)

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