6Jan
2017年最初の注目指標、
米雇用統計です。
直近の相場
調整でドル円は下げていましたが、
東京市場では上昇しました。
直近は指標発表を控え、
116円付近で膠着気味です。
指標の特徴
大きく動くことが多い指標です。
結果に素直に反応しやすい指標ですので、
初心者向けといえます。
個人的には、月はじめの雇用統計で利益が得られると、
その月は全体的に利益が大きくなる傾向があるように感じています。
勝率を高めるポイントはエントリーを大きめにとることです。
また発表前に大きく動くことがまれにあります。
発表前に動いたときには見送りです。
相場があり続ける限り、毎月必ず発表があります。
おかしな動きをしたときは見送りが無難です。
発表数秒間で大きく動いたときのみ、
利益を追求するとよいです。
発表前の考え
・予想と結果が乖離し大きく動いたときは利益を追求
・予想と結果が同じで、ほとんど動かなかったときはキャンセル
・予想と結果がほぼ同じで、小幅に動いた場合は早めの決済
市場の注目は来週のトランプ米次期大統領の会見に集まっており、
米雇用統計はそこまで重要視されていません。
無理にトレードする必要はないと考えます。
結果は?
ネガティブな結果でした。
発表前に10pips以上動いたのでノーエントリーです。
発表後、数秒経っても動き出さなかったので、
どちらにせよキャンセルしたと思います。
実践者の中にはキャンセルが間に合わず、
損切りになった方もいらっしゃいました。
特に年始は注文が薄く、動きが荒くなりがちです。
発表前の考えで書いていたように、
少しでもおかしな様子が見られたら見送りが無難です。
万全の状態でないとエントリーしない方が良いと考えます。
発表前にブログを見ていれば、
直前の動きで見送った方もいると思います。
指標結果は予想より悪かったのですが、
前回の値が上方修正され上昇しました。
上下に振れる嫌な動きです。
エントリーした場合は、下振れで損切りになりそうな動きでした。
仮に負けたとしても今回の値動きは仕方ないと思います。
メリハリがなく、上下に振れる動きをしたときは
理想の動きではないので、想定内の損切りとなります。
年始は薄商いで動きが荒くなることが多いです。
負けやすいということがわかる値動きだと思います。
目先は来週のトランプ次期米大統領の記者会見です。
今月はトランプ大統領の発言や中国の動向で相場が荒れそうです。
負けやすい相場になりそうですので、無理せずいきましょう。
相場環境がよくないときは、基本は見送りで、
良い条件がそろったときのみトレードします。
今回のまとめ
・発表前に10pips程度動いたときは見送りが無難
・開始数秒で動かないときはキャンセル
・年始は薄商いでボラティリティが上昇し、動きが荒くなりやすいので、
良い条件がそろったときのみトレードを行うとよい
【質問】発表5分前に動いたらキャンセルするのか?
> 確かに直前に動いていました。
> そこで、質問がございます。
>
> 開始直前の意味合いなのですが、
> 開始5分前ぐらいから10pips前後
> 動いた場合は見送りの検討対象とした
> ほうが無難でしょうか。
>
> 時と場合によるんでしょうかね?
あくまで私の場合ですが、
基本的に発表1分前から発表時間までで
考えています。
今回は2分前から動いていますが、
この動きが発表1分前で止まった場合は
エントリーすると思います。
したがって、5分前ぐらいから動いたものは
あまりにも動きが大きいものは別として、
そこまで意識していません。
開始1~2分前、特に1分前からです。
直前を意識しています。
あとは相場状況によります。
今回のように薄商いで、ボラティリティが上昇し、
動きが荒くなりそうなときは、
普段は見送らないような動きでも
見送り対象にすることがあります。
例えば今回は10pips以上動いていますが、
そこまで激しい動きではありませんでした。
年始でなければトレードしていたと思います。
今回はいつもより神経をはりつめています。
例えば発表数秒のカウントもシビアに行います。
3~5秒程度で動かなければキャンセルです。
普段であれば、7~10秒程度は待つと思います。
まとめると
・直前の動きは発表1~2分前を特に意識している
・注文が薄いときは動きが荒くなりがちなので、
特にシビアに見送り対象を判断している
という感じです。