18Oct
NZ消費者物価指数(CPI)です。
大きく動く可能性の高い重要指標です。
重要というのは、物価指数が金融政策に大きく関わるので、
指標の中でも特に注目されるという意味です。
トレードについて
直近は上昇傾向で、一目均衡表の雲や移動平均線があり、
利益確定の目安となるのでとてもトレードしやすい状況でした。
開始前の考えは
・結果が非常によければ大きく上昇
・結果が良いが、予想とほぼ同じか、前回より悪い場合は小規模に上昇し、
反転する可能性もあるので、早めの利益確定を心がける
・結果が非常に悪ければ大きく下落
という感じです。
オーストラリアやニュージーランドは動きが素直なので、
結果が良ければ上昇、悪ければ下落と、普通の考えで良いと思います。
特に世界的に話題となっているファンダメンタルズ的な要因もありませんので、
買いも売りも考えればよいと思います。
結果は…
ポジティブな結果だったので、上昇。
ニュージーランドは素直に反応するのでトレードしやすいです。
予想よりもよかったですが前回よりは悪かったので、
そこまで大きな上昇にはつながりませんでした。
今回は
・開始1分前に大きく動いた
ので、見送りました。
エントリーしても勝てたと思いますが、無理しない方がいいと思います。
開始前に動いた場合は、負けることもよくあります。
例えば雇用統計など、開始前にちょこっと動くようなインサイダー的な動きならよいのですが、
今回のように大きく動いた場合は見送りが無難です。
通貨ペアの間違いに注意
あと実践者の方でNZDUSDとAUDUSDを間違えそうになったという
報告をいただきました。
大丈夫です。
途中で気づいたからOKです。
私はGBPとAUDを間違えたことがあります(笑)
しかも、トレードして負けてから気づきました。
(通貨を間違えなかったら勝てていたという…)
オーストラリアとニュージーランドの見分け方
オーストラリアとニュージーランドは国旗も似ています。
指標発表の一覧には国旗の画像が載っているものも多く、
ぱっと見、同じに見えます。
間違えやすいです。
でも、よく見ると…
オーストラリアの国旗は”でかい星”があって、
ニュージーランドの国旗は星が”赤い”です。
どちらも南十字星を表していますが、特徴があります。
似ているけど、特徴をつかんでおけば
間違えることはないですね。
大きな星があるのがオーストラリアだと
覚えておけばよいでしょう。
EURNZDとNZDUSDとどっちがいいの?
どの通貨ペアでトレードしたらよいか
迷うこともあると思います。
ドルストレートのNZDUSDよりも、
合成通貨のEURNZDの方が大きく動くことが多いからです。
参考までにいただいた質問にお答えします。
質問
NZや豪の通貨は、USDとEURの
どちらでトレードされてますでしょうか?
今回もEURの方が大きく動いていますので、
次回はEURでトレードすることも視野に入れておりますが、
注意点があれば、ご教示いただくと助かります。
回答
基本的にUSDですね。
EURもやっていたことがあります。
ロットをわけて両方同時にやっていたこともあります。
私は最終的にUSDに落ち着きましたが、
使い慣れたものがよいと思います。
私はNZDUSDのドルストレートが
動きが素直なので好きです。
EURNZDなどの合成通貨は動きが荒くなったり、
動きが読みにくいこともあると思います。
例えば
・短時間で瞬間的な値動きを追うだけなら
EURNZDでもいい
と思います。
・少し時間をかけて、ある程度利益を追求しようとするなら
NZDUSDがよい
と考えます。
NZDUSDの方がテクニカル指標にそった
動きをしやすいのでトレードしやすいと思います。
ドルストレートの通貨ペアの方がトレードしている人も多いですし、
高値安値やサポート・レジスタンスラインも
機能しやすいと思います。
したがって、短時間で大きな利益を得るだけなら
EURNZDでもよいと思います。
ただ過去チャートでは細かい動きがわからないので、
瞬間的に大きく上下に振れるような通貨ペアだと
損切りが多くなるのでちょっと怖いです。
利益が大きくなる分、勝率は
下がる可能性もあります。
勝率が下がっても、最終的な利益が
大きくなればよいという考えもあります。
そのあたりは実際にやってみないと
わからない部分です。
検証が必要かと思います。
まとめ
・短時間で大きな利益が得たい場合はEURNZDでもよい
ただし勝率が下がる場合もあるので要検証
・裁量判断を入れて、利益を追求する場合は、
テクニカル指標が機能しやすいNZDUSD(ドルストレート)がよい