18Oct
英消費者物価指数(CPI)です。
下落傾向のポンドです。
指標結果が良くても、
大きな上昇は期待できない傾向があります。
直近は買い戻しも入って上昇傾向にありますね.
ただ発表前の1時間足を見ると、
何度も抑えられて上ヒゲを付けています。
こういう”何度も抑えられているところ”は要チェックです。
次も抑えられる可能性が非常に高いです。
トレード前に直近の高値安値はチェックすると思いますが、
サポートラインやレジスタンスラインなど、
何度も価格が止まっている場所があったら
そこを利益確定ポイントとして考える必要があります。
したがって、仮に買いでトレードしたとしたら、
利益確定の目安は1.226~1.227付近ですね。
レジスタンスライン付近の「価格帯」に注文がたまりやすいです。
そう考えると、やはり上昇しても、
上昇幅は小さくなる可能性があります。
もし最初のレジスタンスラインでとめられた場合、
利益が出ても5pips前後ですのであまり美味しくないですね。
ルール通り『世界的に話題になっているファンダメンタルズの
要因がある場合は、流れに逆らわない方がよい』と言えます。
売り中心に考えた方が無難かと思います。
ただ直近は上昇していますので、結果が予想以上によければ
上昇する可能性もありますので、買いも考えるなら、
利益確定は5~10pipsで早めの決済がよいと思います。
結果は…
指標結果はポジティブでした。
そして、勢いよく上昇したと思ったら、
一気に下落しました。
売り注文がたまっていたのかもしれません。
これだけ値動きが早いと自動でないと利益確定は難しいですね。
もし買いでトレードしていたら利益確定できたかわからないです。
業者にもよりますが5~10pipsの利益が出せたらOKですね。
失敗したときどう考えるか
実践者の中に、売り目線で考え買い注文は入れなかったのに、
値動きが早くて逆に売りが約定して損切りになってしまった方がいらっしゃいました。
せっかく売り目線で考えたのに、失敗したらショックですよね。
このように上手くいかなかったときは、どうすれば防げるかを考えると
次につながると思います。
例えば指標結果の確認をもっと早くして
結果がポジティブだった場合は売り注文をすぐにキャンセルしたり、
エントリーの距離を大きくするなど微調整したり。
次に同じような値動きになったときに、
同じ失敗をしないように工夫するとよいです。
また中には負けたと言ってやめたくなる人もいると思います。
確かに負けるとやる気がなくなります。
でもここは本当に厳しいのですが、買っている人は、
「負けたときに、次負けないようにするにはどうしたらよいか」
を考えているとしか言えないです。
例えば仕事で失敗したら。
次に同じ失敗をしないように頭をひねると思います。
それと同じなんですが、なかなか投資となると、
必ずやらないといけないことではないので、
乗り越えていけない方が多くいるのが事実です。
私も失敗するとくじけそうになります。
そういうとき「イチローだったら、やめないで、どうすればいいか考えるだろうな」
と考えて、負けないように工夫するようにしています。
あなたも『もし、同じ状況になったとき。自分が尊敬する人ならどう行動するか』
を考えるとよいかもしれません。
そしてまだ実践が少ないとしたら。
「練習をあまりしていないのに、プロにまじって
バッターボックスに立った状態」と同じだと思います。
思いもしないところで負けたり、まぁ逆に勝つこともありますけど、
勝ったときは調子にのらず、負けてもプロの世界なのだから当たり前と、
負けを当たり前のこととして受け入れることが最初のステップかと。
負けて当たり前なのに、負けたらやめるというのもおかしな話です。
それだと何をやっても同じなので、それからずっと「負けたらやめる」ことを
繰り返してしまうことになります。
どこかで気づかないといけません。
勝つ手法を見つけたから勝てるのではなく、
勝つ腕をみがいたから勝てるということを。
例えば料理も同じですよね。
美味しいレシピがあっても、スキルがなければ
美味しい料理を作ることはできません。
土台となる基礎基本ができていて。
初めて美味しい料理を作ることができます。
投資も同じです。
失敗を次にいかしていくことが大事だと思います。