数秒から数分間で利益を得るボーナストレードツール

menu

経済指標トレードツール『ボーナスFX』

※このブログは「ボーナスFX」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

161026オーストラリア『消費者物価指数』

オーストラリアの消費者物価指数(CPI)です。

非常に注目されている指標です。

金融政策を左右する指標であり、結果次第で
利下げ観測が高まる可能性があるからです。

直近の相場は?

上昇中です。

161026-3

昨日、上昇していたドル円が米国株安や指標結果で反落。

161026-2

昨夜発表になった米10月消費者信頼感指数は98.6と、
100を上まわった8・9月から低下しました。

161026-1

ドルが売られたことでAUDUSDは上昇。

上昇しやすい相場となっています。

市場予想は、前回よりも0.1%よくなるというもの。

予想通りにポジティブな結果であれば、
相場は上昇し、追加利下げは後退します。

指標の特徴は?

利益を追求するか、それともプラスで無難に終わらせるか。

判断は発表後数秒の値動きで決まります。

大きく動けば利益を追求しますし、あまり動かない場合は
早めに決済します。

ただし、どの程度動くかは指標によって異なります。

したがって、前もって
・大きく動いた理想の値動き
・大きく動かなかった理想ではない値動き

この2つのシナリオをあらかじめ想定しておくことが
勝率を高め、大きな利益を得るポイントです。

発表前に過去チャートで
理想の動きを確認しておくとよいです。

オーストラリア『消費者物価指数』
http://fx.minkabu.jp/indicators/06006/AUDJPY/chart

今回の指標の特徴は
・オーストラリアの指標の中で1番注目されている
・大きく動く可能性が高い

ということです。

簡単に言えば、大きな利益が狙えるということですので、
設定に関しては、米雇用統計と同じように考えるとよいです。

米雇用統計の設定のポイントは
・利益確定は手動で、大きく動いた場合は利益を追求する
・金利発表と同様、エントリーポイントに余裕を持たせる
です。

オーストラリアは動きが素直ですから、
結果が良ければ上昇、結果が悪ければ下降します。

結果は?

前年比+1.3%と市場予想を上まわりポジティブでした。
大きく上昇しました。

年内利下げ観測は後退しましたが、豪準備銀行(RBA)の
金融政策には今後とも注意を払いたいです。

161026-4

161026-5

利益換算

・0.1ロット…約3400円
・1ロット…約3万4000円
・5ロット…約17万円
・10ロット…約34万円

適切なエントリーポイントとは?

今回、直前の値動きで損切りになってしまった実践者がいました。

次は発表時の値動きですが、
この形をよく頭に入れておいてください。

161026-7

失敗というわけではなく、今回はイレギュラーな値動きだったため
仕方がないとも言えます。

継続していけば利益は出ますので、
安心して続けて欲しいです。

大事なことは、次回、同じような状況になったとき、
「どうすれば負けないようにできるか」を考えること
です。

挫折する人の特徴

どんな方法でもそうですが、
数回の負けでやめてしまう人がたくさんいます。

私も昔はそうでした。

負けを、知識や経験の差ではなく、
手法のせいにしてしまうからですね。

例えば料理が上手く作れないのを
包丁やレシピのせいにしても。

別のレシピを手に入れても上手くできない可能性は高いでしょう。

厳しいことを言えば、数回の負けでやめてしまう人は
何をやっても勝てない可能性があります。

でも、それだとあまりにもったいないので、
どうすればよいか、解決策を話したいと思います。

失敗を回避する方法

例えば自動車を運転していて。

子供が飛び出してきて、危険な目にあったとします。

世の中はいろんな人がいますから、
絶対に安全ということはありません。

ですので、危ない経験をしたら、
次からは同じような場所で危険がないよう
慎重に運転すると思います。

失敗を次に生かし、危険にあったからと、
運転をやめることはないですよね?

投資も同じです。

相場は人間の心理で動いています。

道路で子供が飛び出してくるように、
突発的に思いもしない方向へと動くことは
本当によくあります。

思いもしない動きをするので、当然、負けることもあります。

でも、統計的には、子供が飛び出す確率は低いですよね?

ですから、運転を続けていても
事故になる確率は低いです。

相場も同じで、統計的には、予想外の動きになる確率は低いですので、
継続していれば利益はプラスになります。

ですが、多くの人は、数回の負けでやめてしまうんですね。

1,2回、思いもしないところで子供が飛び出してきたからと、
やめてしまうんです。

人の心理としては当然なのですが、
それでは投資で勝ち続けることは難しいです。

あくまで確率で、長い目で見て
プラスにしていかないといけない
からです。

それでは、今回のような直前の動きに
対処することはできないのでしょうか?

答えはできます。

例えば、車の運転で
子供の飛び出しそうな場所を気をつけるように。

経済指標トレードでも。

設定に気をつけることで、
直前の突発的な動きに対応することが可能です。

負けを減らすことができます。

相場は確率ですので正解はありませんが、
傾向はあるからです。

リスクのある値動きを知るには?

さて、トレード前に直近の過去チャートを
10回分くらい見てくださいと伝えています。

いつもなら
・理想の値動き
・理想ではない値動き

この2つに注目して見ていました。

では、それ以外にも見る場所はないのか?

ポイントはあります。

今回で言えば
・直前の値動きはどうか?
というのが1つです。

直前の値動きを見ておくことは、
エントリーポイントや損切り幅を決めるのに
役立ちます。

損切り幅はほぼ固定ですので、
主にエントリーポイントですね。

例えば今回と同じような直前の突発的な値動きは
過去にはあったのでしょうか?

オーストラリア『消費者物価指数』
http://fx.minkabu.jp/indicators/06006/AUDJPY/chart

意外とありますね。

161026-6

今日の値動きとそっくりではないですか?

実はパターンは同じなんですね。

おそらくこれまでも子供は何度も飛び出しそうになっているんです。

でも、本当に飛び出してこなかったので、
あまり気にならなかったんですね。

今回、実践者は、本当に飛び出してきて初めて目に入ったわけですが、
実はそういう突発的な動きは前からあったわけです。

ヒヤリ・ハットです。

したがって、今回、失敗した人は幸運です。

”子供が飛び出してくる危険のある場所”を知ったわけですので。

この指標は「直前に5~10pips程度逆行するような
危険な動きをすることがある」
とわかったわけですね。

したがって、オーストラリアの消費者物価指数に関しては、
エントリーポイントに余裕を持たせることで
勝率を高めることができるとわかったわけです。

もちろん、余裕をもたせずに攻めの設定でも、
長期間、継続的に続ければ利益はプラスになります。

大事なことですのでもう一度言いますが
・基本の設定でも長期的にはプラスになる可能性は高い
です。

したがって、今話していることは応用ということになります。

どうしても1,2回の負けてやめてしまう人がいて。

そういう人は、他のどんな手法をやっても
やはり同じようにやめてしまうので、
そうならないように応用的な話をしています。

普通の設定でも大丈夫ですが、
さらに勝率を高めたい人は…

設定を調整するとよいということですね。

では、オーストラリア以外にも、
同じように設定を調整することで
勝率を高めることができる指標はあるのでしょうか?

答えは…

あります。

具体的な対処法

基本的に、各国の雇用統計や金利発表はエントリーポイントに
余裕を持たせた方が勝率が高くなります。

さらに次の指標もエントリーポイントに余裕を持たせると
勝率を高めることができます。

・ニュージーランド、オーストラリア、カナダの消費者物価指数(CPI)
・カナダのGDP

これらは過去のデータを元に調整した結果です。

今後変わっていくこともあると思います。

あくまで目安ですが、”道路で子供が飛び出しやすい場所”のように、
発表直前の値動きで損切りにならないように
気をつけた方がよい指標ということになります。

毎回記録をつけていれば自然とわかるようになります。

「前回、エントリーポイントが近すぎて負けたから、
今回は少し変えてみよう」
というのは、
過去の結果を見れば明らかだからです。

データが多くなればなるほど精度は上がっていきます。

つまり長く続けるほど、
勝率は上がっていく
のです。

長く運転しているほど、危険な場所がわかり、
運転が上手になることと同じです。

ただ最初はどの指標を気をつけたらよいかわからないと思います。

ですので、今あげた指標に関しては、
エントリーポイントに気をつけてみてください。

勝率を高めることができます。

ただし、本当に大事なことを言いますが…

絶対に忘れてはいけない心構え(ないと勝てない)

本当に大事なことは、自分自身で記録を取り、
自分で負けない工夫をすること
です。

なぜなら、他の人から教えてもらったことは、
次回に生かせないことがほとんどだからです。

例えば、「子供が飛び出しやすい危険地図」
というのがあったとします。

地震や津波が起きたら危険な場所も同じです。

答えはそこに書いてあるんですね。

でも普段は誰も気にしないのです。

「ここは子供が飛び出しやすいので危険ですよ」
と言われても「はい。気をつけます」と言って、
結局、何も覚えてはいないんですね。

投資も同じです。

危険な目にあって。

初めて、人は目を向けます。

でも投資は災害と違って、
何かが起きてからでも遅くはありません。

失敗を生かす努力を忘れないでください。
そうしないと何をやっても同じですので。

私は勝ったときも、負けなかった理由を考えています。

ドルスキャFX 応用編
インジケーター一覧