2Nov
前回大失敗したニュージーランドの失業率です。
ニュージーランドの雇用統計ですね。
失業率と就業者数が同時に発表されます。
直近の相場
上昇中です。
昨夜は米大統領をめぐる不透明感から米株価が下落、
ドルが売られています。
なぜ負けるのか?
昨日は負けたという報告が多かったのですが、
大きな原因は相場にあると思われます。
例えば、学校のテストが急に難しくなったら
成績はどうなるでしょうか?
実力が同じなら、成績は下がりますね。
相場が難しくなれば、同じ設定だと
負けることが多くなります。
負けると手法が悪いのではないかと考えがちですが、
根本的な原因は自分の実力だったり、
相場状況だったり、取引きしている時間だったりします。
負けるのは手法が悪いのではなく、
今の相場が”負けやすい相場”だからです。
リスクの高い相場とは?
例えば次はドル円の注文状況です。
注文が少なく閑散としています。
ボラティリティが拡大する可能性が高く、
リスクが大きい相場であることがわかります。
年末年始や大型連休中なども、同じように
流動性が少なくなり、リスキーな相場となりやすいです。
トレードできる相場ではないので、
様子見が無難です。
大統領選が終わるまでは不安定な相場が続きそうです。
わざわざ台風の日にでかける必要はないですね。
怪我の元です。
負けが続く場合は、大統領選が終わり相場が落ち着くまでは、
トレードを控えた方がよいと考えます。
中には貴重なトレード機会だから続けるという方もいて、
本当に素晴らしいと思います。
まぁでも無理はしないように。
指標の特徴
個人的には失業率と聞くと胃が痛くなるくらい
経済指標の中では難しい部類に入る指標です。
一方向に動くのではなく、
上下に振れやすい傾向があるからです。
すぐに損切りになることが多いんですね。
特にすべりが多い業者だと
約定した瞬間にロスカットということもあります。
業者をかえた方がよいというサインですので、
すべりが大きい場合は早めに新しい業者を
探すことをおすすめします。
戦略としては、早めの利益確定が吉です。
失業率は利益が大きい分、
勝率は高くありません。
大きく動いたときも、反転する前に
利益確定することがポイントです。
発表前の考え
前回失敗したときの結果はこちら。
プラスの時点で決済できず、
利益確定が遅れてしまったことが原因でした。
したがって、今回は
・大きく動いて目標利益に達したら自動で決済
・あまり動かなかったときはプラスの時点で早めに決済
を目指します。
とにかく失業率という指標は曲者ですので。
一方向に動かなかったときの値動きを想定して、
早めに対応することをしっかりと頭に入れて
臨む必要があります。
結果は?
結果はポジティブで上昇しました。
就業者数は前回+2.4%よりは悪い+1.4%でしたが、
市場予想の+0.5%はこえました。
結果はすごく良いといえます。
ところが「ここをこえないということはないだろう」と思って、
気持ち程度にひいたレジスタンスラインを
まったくこえることができないというまさかの事態。
しかも動きが早く、利益確定のタイミングがつかめません。
「ここだ」と思って、プラスになったときに決済したつもりですが…
結果を見たらマイナスになっていました。
動くときは動くので魅力的な指標ではあるものの、
あまり動かなかったときは決済が難しい指標でもあります。
失業率は中・上級者向けの指標だと考えます。
ニュージーランドは追加利下げが予想されています。
来週発表の金融政策にも注目です。
また大事なことなので何度も言いますが。
今は負けやすい相場ですので、
負けて当たり前と思っていた方がよいです。
流動性が低く、動きがカクカクと激しいので、
負けが続いたときは大統領選が終わるまで
トレードを控えるか、ロットを下げて練習期間とするとよいです。
私も負けが続いたらトレードを控えたいと思います。
※紫のラインは発表前に4時間足を見ながら引いたレジスタンスライン
あまり重要視していなかったラインですが、
想定した値動き付近(例えば動かなかったときの値幅)で
引いておく大切さをあらためて感じました。
利益換算
・0.1ロット…約-100円
・1ロット…約-1000円
・5ロット…約-5000円
・10ロット…約-1万円