7Dec
![](https://aspergerz.biz/wp-content/uploads/2013/12/5178.jpg)
花は、なぜ美しいのだろう?
その美しさにひかれ、また蜜の甘さにひかれ、
多くの虫たちが集まり、花粉を運び、
それが花がより大きく咲き誇るきっかけになっている。
花は、どれだけ自分が美しくなれば、
より多くの見返りがあるか考えているだろうか?
そんなことは考えてはいない。
ただ、作れる限りの花粉を作るだけだ。
自分ができる精一杯のことをしているだけだ。
そのことが結果的に、より多くの見返りがあるということを、
自然から私たちは学ばなければならない。
もし、何も買わない客がいたらどう対応するだろう?
「トイレを貸してください」と言われたら、
こころよく貸すだろうか?
「見ているだけ」と言われたら、
利益はないと、何も与えることはないだろうか。
花は、見ているだけのものを区別したりはしない。
差別もしない。
ただ、自分ができる精一杯をやるだけだ。
だったら、買わない客でも、
コーヒーの一杯でも出したらどうか?
自分の店にほしいものがなかったら、
ライバルの店にないか、確認してあげたらどうか?
そのことが結果的に、
より多くの見返りがあるということは、
やってみればわかるし、何より自然が証明している。
それは実は、当たり前のことである。
当たり前のことができていないのは、
人間は目の前の利益しか考えていなくて、
損得で物事を判断するからだろう。
私が多くの富を手に入れられるのは、
何の見返りも求めず、差別もせず、
与え続けているからに他ならない。
このことを普段の生活の中すべてにおいて意識することで、
意識しなくてもそうなるように習慣化する。
花はなぜ美しいのか?
もし、花が損得を考えていたら、
今のように咲き誇ることはできなかったのではないだろうか?
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。