28Jan
ガス圧式の椅子の高さが、
勝手に下がってしまうのを
安く、簡単に直す方法をお伝えします。
このタイプの椅子は、寿命がくると勝手に下がってしまうので、
この方法で直るといいです。
修理方法の概要
下がってくる椅子の軸の部分に
割りばしでつっかえ棒をして、
それ以上下がらないように固定します。
椅子の高さを頻繁に変えることはないと思うので、
それ以上下がらなければOKという人におすすめの方法です。
人の体重に耐えられるのか
強度を心配する人もいるかもしれませんが、
割りばしは、縦方向にはかなり強いです。
なので、10本以上束にすれば、
そう簡単には折れません。
心配であれば、割りばしの数を
10本から倍の20本にすれば、
さらに強固なものになります。
私は折れたことがないのですが、仮に折れたとしても、
100円ちょっとの出費ですから、気にならないと思います。
また、調達できるのであれば、割りばし以外のものでもいいと思います。
準備するもの
・100円ショップの割りばし
100本入っていました。
10~20本あれば十分だと思います。
・ガムテープ
紙ではなく、布の方です。
そんなに長さはいらないので、
家にあるもので十分だと思います。
・ハサミ
割りばしが切れるものであれば、
何でも構いません。
・マジック
割りばしの長さを決めるときに使います。
修理手順
1.椅子の高さを調整して、ベストな高さにします
固定すると、後から直すのは面倒なので、
一度でベストポジションを合わせてください。
2.固定する割りばしの長さを決め、
マジックで印をつけます
3.ハサミで切ります
一重であれば、10本程度、
二重にするなら、20本ちょっと必要かと思います。
4.割りばしの先が割れないように、
ガムテープで巻きます
割れている部分を開かないように止めます。
5.椅子のシリンダーのあいている部分に、
ぐるっと割りばしを縦に入れ、
まわりをガムテープでぐるぐる巻きにします
完全にガムテープで固定する前に、
一度座ってみて、本当に高さがそれでいいのか、
確認するといいと思います。
(私は思ったよりも高くて、
後から直すことになり、面倒でした)
また、シリンダーや椅子の形状によっては、
割りばしを互い違いにした方が
上手くおさまることもあると思います。
6.座ってみて、下がらないことを確認します
まず大丈夫だと思いますが、
ときどき点検してあげるといいと思います。
以上で、勝手に下がってくるオフィスチェアは、
下がらなくなると思います。
これでまたしばらく使えます。
ガスのシリンダー部分を交換という手も
あるかもしれませんが、
修理費が高くつくと思いますので、
とりあえずこの方法でいいと思います。
使い慣れた椅子ですから、
大切にしたいものです。
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コメント
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2015年 8月 21日
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2016年 11月 01日トラックバック:ガス圧力式椅子の昇降不良時の応急処置 | Toketaheya
割り箸を使わなくても、ガス昇降の椅子が座っていると下降してしまう現象を直す方法があります。
原因がこれから述べる理由であれば修理は簡単です。まず、椅子をひっくり返しで座面に固定されているネジを外し座面から支柱を外します。支柱がついていた座面部分を見て、支柱のガスシリンダーを押す構造になっていたレバーが当たった跡が残っている場合、下降の原因は、椅子の座面が体重により段々と変形してレバーに当たり、シリンダーのボタンを押す形になったのです。そのためガスが保持出来ず、下降してしまうのです。
座面の当たる部分をくり抜く事でレバーと干渉しないように加工して座面を取り付ければ直ります。
コメ欄のToshi さまの方法を試したところ、完治致しました。
感謝感激!
買い替えずにまだまだ使えそうです。
いいとおもったけど、やってみたらすぐまた壊れました。
早速挑戦 たまっていた割り箸が利用でき しかも簡単 目からウロコ! ありがとうございました
私も似た事をやりましたけど
下がって支持棒に当たった状態だと旋回できなくなります
手錠のようなものを積み上げるならいけそうだが、
この方法だと回転して使うと割り箸が全体的に斜めになって下がる。
割りばしダメでした。回転すると斜めになってばらばらに。ホームセンターに行って塩ビ管の継ぎ手を買ってきてのこぎりで縦半分にしてテープで貼ったらばっちりです。下がりません。
やってみました。
果たしてどくらい持つか。
ダメだったら、塩ビ管作戦もやってみようかなぁ。
こんなのすぐに壊れるよ
いいこと教えましょう。ホースバンド、もしくはホースクランプを買います。締め付ける輪っかことです。
それをお好みの高さにしてシリンダーに付けると簡単にできます。カッコも箸よりも断然いいです
こんなの記事にしなくてもわかるやん
久々に再開させてもらいました。
世の中には、これをコロンブスの卵としている方々も大勢いらっしゃることでしょう。
茶化さずに、次のお知恵を拝借しましょう。