29Mar
思えば、私は子どものときから
人と同じことをするのが嫌でした。
保育園のとき、自由時間があって、
みんなで遊んだりするんですが、
私1人だけ違うことしてたりとか(笑)
何か、人と同じって、
つまらないなと思ってたんですね。
だけど、それは恐かったのかもしれません。
例えば、人と同じことをしたら、
必ず比べられるんですよ。
受験もそうですよね。
みんなが一緒の試験を受けて、
順番がつくんですよね。
私は劣等感の塊だったんで、
それが嫌で嫌でしょうがなかったです。
でも、社会で生きるということは、
絶対に比べられるんですよ。
上司や同僚に。
もう仕方ないなと思って。
どうせ比べられるんだから、
100%いい仕事をしようと。
100%ってどうやったらできるんだと。
だから、私は締切りを守ったことがないんです。
例えば、31日までにやってねと言われたら、
そんなの無視ですよ。
言われたその日に提出します。
しかも、95%くらいのできのものを。
どうしても自分の主観で作るから、
相手が気に入らない部分の
修正が必要なんですね。
締切り前に出して、修正を受ければ、
100%以上のものってできるんですよ。
だけど、締切り日に出したら、
その時点で95%止まりなんですね。
自分がどれだけいいものを作っても、
評価するのは相手です。
じゃあ、相手からのフィードバックを受けて、
相手が喜ぶものを作ればいいじゃないですか。
みんなと一緒なことをしていたら、
普通に比べられるんですよ。
だったら、そのパターンをくずせばいいと。
比べられない次元で生きていればいいわけです。
それは、
『相手の枠組みの中で生きない』
ということですね。
もし、31日までと言われて、
31日までかかっていたら。
それは相手の枠組みの中で
生きているだけなんです。
だから、比べられるんですよ。
それをいい意味でくずせば、
相手の中で、自分は、
比べようがない存在になるわけです。
それは私が、人と同じことをするのが嫌で、
なおかつ強烈な劣等感があって、
人と比べられるのも嫌で
たどりついた結論かもしれません。
相手の枠組みの中で生きないということですね。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。