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FX原理原則

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胸がはりさける作品に隠された自分の素顔

旅行中、ホテルに泊まったとき、
頭の中はあることでいっぱいでした。


旅行に出る前、
あるゲームをしていたのですが、

その話の先が気になって仕方がなかったんです。


体は疲れ切っているのに、

頭の中はそのことでいっぱいで、

ぜんぜん寝れません。


次の日は、目の下にクマができたくらいです。

 

そこまで気になるというのは、

”何か意味があるのではないか”と思ったのです。

 

例えば、このドラマが面白いとか、
映画で感動したとか、

そういうことはよくあります。

感情移入してしまうほど、
余韻が残るでしょう。


なぜそこまで後を引くのか、

「自分の中のいったい何にひっかかっているのだろう?」

面白く思ったんですね。

 

単純に作品が面白いと言えばそれまでなのですが、

作品が鏡だとしたら、

そこに映った感情は、

自分の中の”何か”を映し出しているはずです。


「自分を知るチャンス」だと思ったわけです。

 

そして、私は、そんな理由をつけて、
帰ってきてから、

ゲームをクリアするまでやったと(笑)

 

その結果わかったことは、

そこには自分が求めているものが
反映されている
とわかったのです。


例えば、本当に愛する人と幸せになるとか、

友達とバカみたいに遊ぶとか。


主人公の性格そのものに憧れたりと。

 

そうやって考えてみると、

自分が求めているものが
そこにはあったんだなと。


また、葛藤や困難、叶わぬ恋、理不尽な出来事など、

胸がはりさけるような痛みを感じることもあります。


そして、作品が終わった後は、

「終わってしまった…」という、

何とも言えない焦燥感や切なさ、
やりきれなさがありました。


何とも言えない気持ちになるんですよね。

 

時には、理想と現実のギャップに苦しみ、

作品を楽しむこと自体が現実逃避になることも
あるかもしれません。


だとしても、そこに求めているものがあり、
自分が求めているものがはっきりとしたなら、

手に入れるための努力をすべきだとも思います。


そこにあるのがエゴではなく、

純粋に求めているものであるのなら。


エゴであれば、それを求めても、
なおさらギャップに苦しむでしょうが、


本当に求めているものだと思ったから、

自分を知ることもできて、

進むべき道を知ることもできました。


たかがゲームと思うかもしれませんが、

丁寧に見ていけば、

そんなところにも、

自分を知るヒントが隠されているものですね。

 

もし、心に痛いほど刺さるものがあれば、

そこには、自分も知らない自分が
見つかるかもしれません。

単純に面白いだけで終わらせては
もったいないかもしれないですね。

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