私の1日は電気ケトルで始まり、
電気ケトルで終わる。

それくらい電気ケトルは重要だった。


ところが、ある日、

スイッチを入れても、
自動で切れるようになってしまった。


そりゃお湯が沸けば切れるわけだが、

とっても親切なことに、

お湯が沸き始めた瞬間に切れるようになった。


おかげで、いつも中途半端な熱さのお湯ができる。


まるで自分の人生のようだ。

中途半端で、

熱くなりかけたところでいつもやめてしまう。
一歩が踏み出せない。

自信が持てない。

 

新しいケトルを買えばよかったのだが、

中途半端に使えるので、

私は直らないかいろいろやってみた。


その結果、
壊れかけている原因は、

『接触不良』だとわかった。


電気ケトルの下を少し浮かせ、

スタンドと5度の角度をつけて設置すると、
最後まで沸くということがわかった。

 

接触不良が、5度傾けることで直ったのだ。

 

人生でも同じではないだろうか。

何だか、中途半端で上手くいかない。


そんなときは、接触不良なのだ。


だったら接触させればいい。

そして、大切なのは5度傾けるということだ。


例えば、私は、1つのことが上手くいかないとき、
ちょっと違った角度から攻めることにしている。

完全に違う視点ではなく、

ほんの少しだけズラすのだ。


そしたら、ちょっとだけ新しいものと接触し、
新しいアイデアが浮かぶ。

だから乗り越えられる。


私の1日は、電気ケトルで始まり、
電気ケトルで終わる。


今日も5度傾けた電気ケトルは、

入れた分の水をお湯にしてくれるだろう。


それは、いつも中途半端な私に、

熱い気持ちを思い出させてくれる。


ぬるくなった自信をわかせてくれるのだ。


そして、私の人生の接触不良が
解消されていくのである。

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