15Jul
「これはちょっと難しいな」と思うと
やる気がなくなったり、
「この方法はもうダメだよ」と言われると、
不安が大きくなり、
行動できなくなったりします。
でもそれって本当にそれでいいのかなと思ったわけです。
確かに、難しいことはなるべく避けたいですし、
他人のアドバイスを考えに入れることで、
もっといい方法が行なえる場合もあります。
ですが、実はほとんどの場合、
よりよい方法を探すことよりも、
行動自体をやめてしまって、
結局何も達成することなく終わってしまう方が多くないでしょうか?
例えば、「ブログでアクセスを集めにくく
なっているんだよ」と言われたら、
アクセスを集める努力をするよりも、
面倒くさい、大変だ、難しいという
ネガティブ感情に負けしまい、
行動できなくなって、
結果が出ないというように。
どうしたらいいのかなと考えたとき、
『感情のコントロール』ができていないからだと気づきました。
そもそも感情が何のためにあるかというと、
生き残るためだと思うんですね。
例えば、原始時代に、敵が近づいてきたとき、
ニコニコしてたら、やられて死んじゃいますよね?
だから、不安や恐怖を感じることで、
危機から自分の身を守ることができます。
でも、もう時代は変わったんですね。
だけど、時代は変わっても、人間の脳は
原始時代のまま残っていますから、
現代に対応できていないんですね。
時代が変わったのに、原始時代と同じ脳で
行動しようとしているから、
それが逆に足かせになって、
結果が出にくくなっているのです。
きいたら怒る人もいるかもしれませんが、
例えば、やせたいと思っているのに、
原始人脳で、食べたいものを何でも食べてしまうとか。
感情がコントロールできていないんです。
私はバカなんですね。
記憶力が悪いんです。
だから、過去の失敗を忘れたり、
失敗を恐れずに行動したりします。
バカだから、不安や恐怖を感じる前に、
何でもやっちゃうんですね。
その分、失敗もするわけですが、
行動しているから、
大きく前に進むこともできるわけです。
結果を出すには、「前に進む」というのが
1つのポイントになると思いました。
感情に負けると結果が出せません。
感情に負けないためには
前に進むことが重要です。
前に進むことができないのは、
あらゆる感情を一緒くたに考えて
しまうからだと思いました。
感情のコントロールとは、
複数の感情を整理することだと思います。
これまでは、自分が嬉しくなれば
ポジティブに感情が高まり、
不安や恐怖でネガティブになれば、
感情が落ち込んでいたと思います。
自分の感情が”上下”していたわけですね。
それを上下ではなく、前後で考えます。
・相手やまわりからネガティブな影響を受けた
⇒ 感情の後退
⇒ ネガティブ感情は無視する
・相手やまわりからポジティブな影響を受けた
⇒ 感情の前進
⇒ 前向きに進めるので、感情を肯定する
ネガティブな攻撃を受けたときは、
事実のみを受け止め、
感情自体は迎撃して撃ち落とします。
ポジティブな支援を受けたときは、
それを前に進む原動力にします。
すると、もう前に進むしかないわけです。
これが、前後の感情のコントロールです。
次に、上下の感情のコントロールです。
上下は、相手の感情を読み取り、
ポジティブ、ネガティブを軸として考えます。
・相手の感情を上げるにはどうすればいいか考える
⇒ ポジティブな支援をする
⇒ 相手が喜び、感情ゲージが上がる
・相手がネガティブになっている
⇒ 感情ゲージが下がっているので、
何をすれば喜ぶのか考え、支援する
⇒ 相手の感情が上がる
例えば、「その服、似合ってますね」のように、
相手が喜ぶはたらきかけをすれば、
感情ゲージが上がるわけです。
もちろん、社交辞令ではなくて、
心から思ったことを言います。
これは、ビジネスでもプライベートでも、
リアルでも、ネットでも同じです。
自分の中で、相手の感情がどう変化しているのか、
上下にふれる感情ゲージを持つことで、
相手の感情を読み取り、
”喜ばせる”ことを基本に、行動するのです。
まとめると、
・自分のネガティブ感情は、事実のみを受け止め、
後ろ向きの感情は無視、排除
・自分のポジティブ感情は、前進する原動力に
・相手を喜ばせるように、相手の感情ゲージが上がるようにする
・相手が落ち込んでいたら、不安を取り除き、
前向きになれるよう支援する
このようになります。
これまでは、あらゆる感情をごちゃまぜにしていたので、
感情に翻弄されていました。
それを2D化することによって、
感情をコントロールし、
行動できる自分になります。
「相手の感情」と「自分の感情」の2つの変数を考え、
それぞれポジティブ、ネガティブの軸をとるわけです。
ネガティブ感情は捨て、事実のみを受け止める。
相手が喜ぶことをする。
この2点に気をつけると、
結果が出せる自分になれます。
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