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「世界で1番美しいのは誰?」

魔法の鏡は「それは白雪姫です」と答える。

それをきいて怒り狂った女王は
毒リンゴで白雪姫を毒殺しようとする。

魔女は悪か?

白雪姫の話を子どものときに聞いたときは、
魔女は悪者で、白雪姫がいい人だと思った。

あなたもそう思いませんでしたか?

でも今は「魔女のやっていることは
普通じゃね?」
とも思う。

というのも、私は毎日毒リンゴを
食べされられていた
からだ。

私は父親から「バカ」と言われて育った。

同じように母も、父から
「そんなこともできないのか」
毎日バカにされ続けている。

父は、毎日私や家族に
『暴言という毒リンゴ』
食べさせていたのである。

暴言の被害

父親の人をバカにする行為は
大きな被害をもたらした。

当時、私の結婚相手は
「もう二度とあなたの父親には
会いたくない」
と言った。

母親は父親の人をバカにする言動に
1日10回はキレていた。

普通に考えたら、みんなをバカにする父親は
なんてひどいんだ
と思うと思う。

実際私は実家に帰る度に
父の言葉で心が汚れていくのを感じた。

なぜ「バカ」というのか?

ところが、ある話を聞いてから
父を見る目が変わった。

父がみんなをバカにして
暴言をはいていたのには理由があったのだ。

父には兄がいた。

兄は頭もよく、何でもできる優等生だった。

逆に父は、頭も悪く
何をやってもダメだった。

みんな兄のことを褒め、弟は比べられ
バカにされ、できの悪い子と言われる。

そんな中、弟ができることは何だっただろう?

まわりを”バカにして”
相手を下げることでしか
自分の存在を認めてもらうことができなかった
のだ。

毒リンゴ製造人間

父は毒リンゴを毎日配ることでしか
自分の立場を認めてもらう方法を知らなかった。

もしかしたらあなたのまわりにも
・わがままで
・相手をバカにして
・自分の考えを通そうとする

そんな人がいるかもしれない。

「何だこいつは」と思うのだが、
実はその人は単純に劣等感や不満足を抱いていて
認められたいだけ
なのかもしれない。

劣等感や不満足で苦しんでいるからこそ、
まわりにアピールすることで
自分を認めさせようとしている。

試しに何か1つ良いところを見つけて
ほめてあげるといい。
(もちろん誠意を持って)

恐ろしいほど喜んでくれるだろう。

自分もそうだった

私は暴言をはき続ける父親は
何てひどい人なんだと思っていた。

でもよく考えたら自分も同じだった。

・自分よりお金を持っている人をうらやましがったり
・成功した人をねたんだり
・失敗する人がいたら安心したり

相手を下げることで
自分は安心しようとしていた。

同僚が失敗したときなど、
表向きは「大丈夫、次があるから」と言いながら、
心の中では”うへへ、ざまーみろ”と思っていた。

自分も同じだった。

結局は暴言をはく父はバカだと思う自分が
1番バカだった。

バランス

魔女と白雪姫は
どちらが悪いとか良いとかではない。

その両方が、人間の心には存在する。

魔女の割合が大きくなれば
まわりに毒リンゴを配りまくるし。

白雪姫の割合が大きくなれば、
気配りのできるいい人になるのだ。

バランスの問題で、父親は魔女成分が
多かったというだけである。

理由

もっとも重要なのは理由だ。

魔女にも魔女なりの理由があった。

好きで毒リンゴを食べさせようと
していたわけではない。

生まれた境遇や生まれもった才能、
接する人や環境など。

そうせざるを得ない背景があったのだ。

矛盾

人間はとても矛盾している。

私自身、「毒リンゴを食べさせるなんて
とんでもなく悪いやつだ!」
と怒りながら、
相手をねたんだり、見下したり、
”毒リンゴを食べさせようとしている”

それが行き過ぎて、自分が有利になるよう
相手に故意に大事なことを伝えなかったり、
わざと相手の立場が悪くなるようにしたり。

”実際に相手に毒リンゴを食べさせてしまった”
ということも実は日常茶飯事である。

実際に実行するかはともかくとして、
心の中では魔女が
恐ろしいほどの笑みを浮かべてうごめいている。

矛盾している。

理想と行動が矛盾している。

そして矛盾しているから、
よくない行動をして、
よくない結果を起こし、
自滅しているのが現状。

結局自分も、魔女のあわれな最後のように
「真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、
死ぬまで踊らされる」
という罰を受けるのだ。

毒をふりまく理由

何より大事なことは、
相手も自分も「ただ認められたい」という
それだけなのだということ。

「世界で1番素敵なのはあなた」
と言われたいだけなのである。

そして自分も含めどんな人にも
行動には何らかの”肯定的な理由”
あるということ。

悪い行動にも『背景』が必ずある。

店員の態度が悪いとどなりちらしているオヤジも
家では妻に「給料が少ない」とグチられ
子どもには「お父さん臭い」と嫌われ、
職場では年下の上司に怒られ、部下に笑われ、
みじめな生活をしているのかもしれない。

毒リンゴを生産しているのにも
理由があるのである。

何をすべきか?

私たちにできることは何だろう?

どうしても毒リンゴを配ってしまうことは
人間だからあるだろう。

だとしたら、他の毒リンゴを配っている人に
「あなたの世界一素晴らしいところは
こういうところですね」
と、
少しでもいいから理解したらどうだろう?

・よいところを見つけてほめる
・「いつもありがとう」と言葉を伝える
・立場を理解し共感する

世界中の魔女はいつも期待している。

鏡(あなた)が自分を認めてくれるのを
今も待っているのである。

認めるだけでいい。

そしたら、世界中で流通している毒リンゴが
少しは減るかもしれないじゃないか。

そして認めてくれるあなたを
相手は「大好き」になる。

「世界で1番素敵なのはあなた」
と言われるのである。

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