通貨強弱の基本が学べる入門編

menu

通貨強弱で利益を得る『ドルスキャFX-入門編-』

※このブログは「入門編」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

3.【重要】逆行しにくいエントリー

エントリーして含み損を抱えると
気持ちが苦しくなりませんか?

気持ちよくトレードするために。

「含み損をかかえにくいエントリー方法」を教えます。

1.含み損を出さない秘訣

エントリーしてすぐに利益を出すために。

もっとも重要なことは

・通貨ペアの通貨強弱

です。

例えばドル円であれば

・「ドル」と「円」の通貨強弱

の状態が重要です。

通貨強弱が良い状態であれば

・エントリーしてすぐに利益になる
・逆行にあいにくい
・トレンドをつかみやすい

理想的なトレードができます。

2.逆行で負けないエントリー方法

逆行にあわないためには

・リアルタイムでの通貨強弱の状態

を確認します。

ポイントは次の3点です。

良いエントリー3条件

条件1.ドルや円が強く売買されている(矢印や背景色がついている)
条件2.ドルと円の向きが逆向き
条件3.ドルと円の間隔が外側に広がっている(黄色ラインをこえている)

通貨強弱インジケーターについて詳しくは
10.【重要】エントリー判断」を参考に

順番に解説します。

条件1.ドルや円が強く売買されている

「強いトレンド」「強い資金の流れ」で起きます。

強い資金の流れが起きるのは、
ドルや円が集中的に売買された「2.勝ちやすい相場」のときです。

条件にあてはまるとDAI_DSB-chart(USDJPY)で
矢印背景色がつきます。

勝率を高めたいなら

条件1の矢印や背景色はデフォルトで
比較的ゆるめにサインが出る設定になっています。

チャンスを増やすためです。

より安全にエントリーするためには。

条件2や3も同時に満たしている方がより良い状態です。

サインでエントリーするのではなく
「条件1~3」を満たしていることを確認して
エントリーすることが大切です。

設定を厳し目にすることもできます。

私はサインはゆるめのデフォルト設定のまま
応用編の「DAI-chart」を15分足チャートであわせて見ることで
トレード精度を高めています。

まずはデフォルト設定で使ってみて
トレードスタイルにあわせていろいろ試すとよいです。

条件2.ドルと円の向きが逆向き

逆行しにくいエントリーで重要なのは
「ドルと円の向き」です。

例えばドル円が上昇するのは次のときです。

・ドルが買われているとき(ドルのオレンジラインが上向き)
・円が売られているとき(円の水色ラインが下向き)

売りの場合は逆になります。

ドルと円のラインが逆を向いていることが大事です。

強弱差が大きいこと

大きく上昇したり下落したりするときに重要なのは

・ドルと円の「傾きの差」

です。

傾きの差が大きいほどトレンドが強くなります

傾きの差が小さいほどレンジになりやすくなります

例えばドルと円が完全に逆向きで
扇子を開いたように外側に向けて広がっていたら。

ドル円は強く動きます。

リスクが大きいエントリー

ドルも円も買われているとき
より傾きが大きい方へと動きます。
(詳しくは次の項目「【重要】リスクが小さいエントリー判断」の
​「リスクが大きい場合」を参照)

円よりドルが強く買われていれば上昇し、
ドルよりも円が強く買われていれば下落しやすいです。

ただしドルと円の強弱差は小さくなるので
上昇の勢いは弱くなります。

ドルも円も買われているときやドルも円も売られているときは
ドル円のトレードよりも、ドルストレートクロス円
トレードの方が適している場合もあります。

ドルも円も同じくらい売買され、
ドルと円がほぼ一緒に動いているときは
ドルと円に強弱差がないのでレンジ
になります。

【重要】リスクが小さいエントリー判断

通貨強弱の状態でリスクが変わります。

リスクが小さいほど、逆行しにくく、
勝率が高くなります。

リスクが大きいほど、逆行しやすく、勝率が下がります。

実際はエントリーサインでなく条件を満たしていれば
エントリーは可能ですが。解説のためエントリーサインを参考に
エントリーした場合を紹介します。

リスクが小さい場合

リスクが大きい場合

逆行しにくいエントリーを心がける場合。

「ドルと円の強弱差が大きいとき」にエントリーするとよいです。

具体的にはできる限り「ドルと円が逆向きのとき」
トレードするとよいです。

条件3.ドルと円の間隔が外側に広がっている

たくさん利益を得たい場合。

強いトレンドが起きているときにトレードする必要があります。

重要なことは

『トレンドの強さは資金の流れの強さで決まる』ということです。

資金の流れが強いほど、トレンドも強くなります。

したがって、多くの資金が動いているとき
より良い相場環境といえます。

ドル円であれば、ドルと円の強弱差が
短時間でどんどん大きくなっているとき
がベストです。

具体的にはドルと円のラインが外側に向かって
大きく広がっていくときです。

・資金が強く流れるとラインの傾きは急になります

・資金がたくさん流れるほど外側に大きく広がります

「資金の流れ」の強さ目安

1つの目安としては「黄色ライン」があります。

黄色ラインをこえていくときが
強く資金が流れているときです。

逆に黄色ラインをこえないときは
薄商いで、資金の流れが弱く、すぐに失速したり
レンジになったりしやすいとき
です。

より安全にトレードを行うなら。

できる限り黄色ラインをこえていき
強い資金の流れが確認できるときに
トレードを行うとよいです。

3.リスク管理

逆行しにくいエントリーがしたいなら。

「ドルと円が完全に逆向き」がベストですが。

上昇や下落は「ドルと円の通貨の強弱」で決まります。

逆を向いていなくても傾きの大きい方へと動きやすいです。

どの程度条件を満たした状態でトレードするかは
「リスク管理」によります。

勝率を高めるのであれば条件をしっかり満たしている方がよいです。

資金に余裕がありリスクをとりチャンスを増やすのであれば
完全に逆向きでなくともエントリーは可能です。

例えばドル円の買いを考えるのであれば
円よりもドルが買われていれば上昇しやすいです。

具体的には円の傾きよりもドルの傾きの方が大きいときです。

ただし完全に逆を向いているときよりも
トレンドが失速しやすいリスクがあります。

11.良いエントリー例」、「12.リスクのあるエントリー」を参考に
自分なりのトレード基準を作っていくとよいです。

4.応用編

通貨強弱はエントリーだけでなく
決済判断の目安としても使えます。

詳しくは応用編「8.【重要】エントリーと決済のタイミング」を参考に

まとめ

逆行しにくい良いエントリー

・ドルや円が強く売買されている「良い相場環境」であること
・ドルと円の向きが「逆向き」または「傾きに明確な差」があること
・ドルと円の間隔が外側に広がり「強弱差が大きく」なっていること

まずはドルと円がしっかりと逆を向いて
強弱差が確認できるときにエントリーを心がけるとよいです。

負けにくく、利益が出やすいエントリーができます。


続きは「4.レンジがわかる」をご覧ください

ドルスキャFX 応用編
ドルスキャFX シナリオ編
ドルスキャFX 基礎編
インジケーター一覧

1.はじめに

2.5つのポイント

3.準備

4.トレード手順

5.テンプレート解説

6.インジケーター解説

7.特典