通貨強弱の基本が学べる入門編

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通貨強弱で利益を得る『ドルスキャFX-入門編-』

※このブログは「入門編」です。「ドルスキャFX」に付属の教材です。

【トレンド判断】DAI_DSB-Magical-Trend-checker

12通貨ペアのトレンドを表示します。

1.概要

「クロス円」「ドルストレート」など12通貨ペアの
トレンドを表示するインジケーターです。

2.使い方

通貨ペアに「統一した資金の流れ」があるかどうかを
判断するために用います。

「円」や「ドル」が強く売買されているとき
トレードに適した良い相場環境といえます。

3.良い相場環境とは?

主に次の4つの資金の流れが起こっているときです。

リスクオン(円全面安)

「円が売られている状態」です。

円が売られるとクロス円は強含みます。

円を売り、よりリターンの大きな通貨を買う流れです。

株式が堅調なときなど市場がリスクをとりやすいとき
円が売られリスク選好地合いになります。

ドル円の買い、クロス円の買いを検討します。

リスクオフ(円全面高)

「リスク回避の円買い」が起こっている状態です。

例えばテロや災害、有事のとき。

ネガティブな出来事があったときは
安全通貨の円が買われやすいです。

株などのリスクの大きな資産に投資するよりも
円や金など安全な資産が買われやすくなります。

ドル円の売り、クロス円の売りを検討します。

ドル全面高

ドルが買われドルストレートが弱い状態です。

例えば米国の経済指標結果がよかったときや
利上げ観測が高まりドルの価値が高いと判断されたときに
ドルが買われやすいです。

ドル円の買い、ドルストレートの売りを検討します。
(USDが頭にくる通貨ペアは買い)

ドル全面安

ドルが売られドルストレートが強い状態です。

米国の経済指標結果が悪かったときや
米国より他国の通貨価値が高まったときに
ドルが売られやすいです。

ドル円の売り、ドルストレートの買いを検討します。
(USDが頭にくる通貨ペアは売り)

4.見送りの場合

相場全体に統一した資金の流れが見られないとき
薄商いのときは見送りが無難です。

レンジ

各通貨ペアがレンジのときは
相場に活気がないときです。

すべての通貨ペアがレンジになっているときや
黄色文字の通貨ペアが多いときは要注意です。

ドル円は失速しやすいです。

見送りが無難です。

各通貨ペアがばらばら

色に統一感がないときは、
各通貨がまちまちの動きをしているときです。

円やドルが強く売買されていない状態が多いです。

見送りが無難です。

ドルと円が一緒に動いている場合

ドルも円も買われていたり、
ドルも円も売られていたりするとき
です。

通貨強弱のグラフはドルと円が一緒に動いていたり
並行だったりします。

ドルと円が同じだけ売買されています。

ドルと円が一緒に動くとドル円はレンジになりやすいです。

注目度の高い経済指標発表前や金融政策発表前など
大きなイベント前はドルや円に方向感がなくなり
レンジになりやすいです。

ドル円は様子見が無難です。

ドル円以外のトレードを考えた方がよいです。

例えば通貨強弱を見て、クロス円やドルストレートで
ドルや円と逆向きに動いている通貨との組み合わせの
トレードを考えるとよいです。

5.DAI_DSB-chart(USDJPY)とあわせて使う

通貨強弱をあわせてみると非常に有効です。

特にドルまたは円が強く売買されて
通貨強弱で黄色ラインをこえていくときは。

資金の流れが強く「強いトレンド」が起きやすい状態です。

トレードに適した状態といえます。

6.トレンド表示色の注意点

デフォルト設定では通貨ペアの上昇、下落に
合わせた色表示になっています。

具体的には上昇は青、下落は赤になっています。

しかし、テンプレート「DAI_DSB-5M」では
ドルストレートでUSDが後ろにくる通貨ペアの
トレンド色を逆
にしています。

具体的には例えばユーロドルなら
上昇を赤、下落が青になっています。

・青…ドル円が上昇する資金の流れ(ユーロドルは下落)
・赤…ドル円が下落する資金の流れ(ユーロドルは上昇)

理由はドルが買われているのか売られているのかを
わかりやすく表示するため
です。

実際の通貨ペアの上昇と下落と逆になっている場合があるので
注意が必要です。

7.時間足の指定

デフォルトではチャートの時間足(5分足)の
トレンド
を表示するようになっています。

5分足のトレンドは変わりやすいので
もう少し長い時間足でトレンドを見たい場合は
インジケーターの設定で「TimeFrame」を変更してください。

(例)15分足のトレンドを表示する場合は15と記入

【参考】「TimeFrame」で指定できる時間足

0…チャートの時間足(デフォルト設定)
1…1分足
5…5分足
15…15分足
30…30分足
60…1時間足
240…4時間足
1440…日足

8.設定

基本的な設定は『DAI_DSB-Trend-checker』と同じです。

通貨ペア、時間足、表示位置などは自由に変更できます。

・Which_Window…メインやサブのどのウインドウに表示するか
・Which_Corner…チャートのどの角に表示するか
・TextSize…文字サイズ

・Text_Symbol…通貨ペア表示のオンオフ
・Text_TimeFrame…時間足表示のオンオフ

・TimeFrame…時間足の指定
・currency…通貨ペアの指定
・X_Position…横軸の場所
・Y_Position…縦軸の場所

・TEXT_UP_Strong…強い上昇の表示名
・TEXT_UP_Weak…弱い上昇の表示名
・TEXT_Range…レンジの表示名
・TEXT_DOWN_Weak…弱い下降の表示名
・TEXT_DOWN_Strong…強い下降の表示名

まとめ

・12通貨ペアのトレンドを表示

・クロス円、ドルストレートで統一した動きがあるかわかる

・円やドルが強く売買されたときは良い相場環境

まずは円が強く売られたリスクオンのときなど。

ドルや円が強く売買されている良い相場環境のときに
トレードを行うとよいです。

※DAI_DSB-Magical(sub)が動作に必要です。
 一緒に「Indicators」フォルダに入れてお使いください。
 フォルダに入れるだけで大丈夫です。

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