ステップ３．テクニカル分析
多くの人はチャートを見てトレンドを見つけようとします。
私は逆です。
トレンドは見つけるのではなく
自動的に起こるものだと思っています。
チャートは資金の流れが起きた後、
トレンドかどうか最終確認するために見ます。
１．トレンド確認の順番
最初に通貨が売買される理由である
『ファンダメンタルズ』があり。
通貨が売買され『資金の流れ』が起きると。
強く売買された通貨ペアでトレンドが起きます。
トレンドがどうかを判断するのがテクニカル分析です。
もちろん常にテクニカル分析を行い
相場状況を確認するのは良いと思います。
大事なことは
・資金の流れがない状態でトレードはしない
ということです。
資金の流れが起きなければトレンドは起きないからです。
チャートを見てトレンドを見つけるのではなく。
トレンドが起こるような資金の流れが起きるのを待つのが基本です。
２．待つトレード
勝ち続けるためには「強い資金の流れ」のときのみ
トレードを行うことがポイントです。
テクニカル分析でトレンドを見つけようとすると
どうしてもダマシにあうことが多くなります。
資金の流れが弱いときまでエントリーしてしまうからです。
資金の流れが弱いとエントリーしても
トレンドが続かず負けてしまうことがあります。
重要なのはトレンドを見つけるのではなく
資金の流れが起きるまで待つことです。
「待つトレード」が大事です。
３．トレンドを早く知る方法
多くの人はテクニカル分析を行って
トレンドかどうかを判断します。
しかしそれではトレンドが継続しやすいのかどうかがわかりません。
エントリーしたとたんにトレンドが終わってしまうリスクもあります。
またチャートだけで判断すると
判断が遅くなる場合もあります。
例えば移動平均線やRSIなど。
インジケーターは過去のデータを参照しているため
反応が遅くなりがちです。
気づいたときにはトレンドがすすんでいて
途中からエントリーしてよいか迷うことも多くなります。
早くトレンドを知るためにも。
まずはファンダメンタルズや資金の流れを
確認するとよいです。
トレンドの元だからです。
トレンドが起こってから確認するのではなく
トレンドが起こる可能性がある段階から確認することで
早く利益を得やすくなります。
４．テクニカル分析のやり方
トレンドを確認する方法は複数あります。
例えば次のようなやり方です。
・ローソク足の高値安値を見る
（高値安値が切り上がったら上昇トレンド、
切り下がったら下降トレンド）
・移動平均線で判断する
（10EMAより上で移動したら上昇トレンド。
下で移動したら下降トレンド）
・各種インジケーターで判断する
（MACD、RSIやボリンジャーバンドなど）
方法は何でも構いません。
今回は移動平均線を使います。
５．入門編では
トレンド判断に次の３つを用いています。
・移動平均線（通貨強弱付き）
・平均足
・ボラティリティバンド
上記だけでもトレードは可能ですが
『資金の流れ』をあわせてみることで
より精度の高いトレードを実現しています。
トレンド判断について詳しくは
応用編の「トレンドロジック」をご覧ください。
まとめ
トレンドが起こる３ステップとは
・ステップ１．通貨が売買される理由『ファンダメンタルズ』
・ステップ２．ファンダメンタルズで起こった『資金の流れ』
・ステップ３．トレンドかどうか判断する『テクニカル分析』
資金の流れが起き、トレンドが起きる可能性があるとわかってから
最終確認の意味でテクニカル分析を行います。
テクニカル分析だけで判断するのではなく。
「テクニカル分析」と「資金の流れ」をあわせてみることで
より根拠のあるトレードができます。
自信を持ってエントリーでき勝率が高まります。
続きは「２．勝ちやすい相場」をご覧ください
