5Oct
大きく下落中のポンドです。
強い売り圧力の中、製造業PMIや建設業PMIは、
指標結果が良かったのにも関わらず、
大きな上昇はできませんでした。
したがって、今回のサービス業PMIも同じように考えられます。
ファンダメンタルズの影響が大きく、
EU離脱協議への懸念でポンド売りが進み、
非常に上値が重い状態です。
下げ止まったとしても、上昇は期待できないので、
前回に引き続き、買いは考えず、売りだけを考えることにします。
発表前のチャートを確認すると。
移動平均線で大きく下落していることが確認できます。
そして、直近ではV字を形成していました。
綺麗に移動平均線で抑えられているので、
これ以上の上昇は厳しそうです。
したがって、やはり売りだけを考えます。
結果は…
予想の52.2に対し、52.6とほんのわずかポジティブでした。
指標結果を見て、「今回のトレードはなしだな」と思ったのですが、
結果が良かったにも関わらず下落しました。
確かに良かったといってもごくわずかで、
前月よりは悪いわけで。
そして、最悪なことに約定しました。
「おいおい」と思ったのですが、
反転した後、今度は運よくまた下落したので
プラスになったところで決済です。
指標結果がいいのでまた上昇する可能性があるからです。
そうでなくとも、開始数秒間で「理想の値動きではない」とわかりましたから、
ルール通りにいけば、持ち続けて利益を追求する場面ではないですね。
同じように1pipで逃げたという報告をいただいているので、
ナイス判断だと思います。
この後は、大きな上昇は期待できませんから、
おそらくレンジに近い動きになり、再度、
移動平均線で下落する可能性があります。
ポイントをまとめると
・ファンダメンタルズで強い下落トレンドにあるときは、
指標結果が良くても上昇幅は小さい(レンジ気味になる)
ということです。
私は、発表後、すぐに指標結果を確認しているのですが、
もし結果を確認しなくても、「下がったのに、今ひとつ」という値動きからも、
大きな下落は期待できないことがわかると思います。
理想の値動きではないので、早めの決済がよいです。
もし、今回、指標結果が悪かったら、
大きく下落していた可能性があります。
大きく動いたときに利益を追求するとよいです。
詳しくはメニューのファンダメンタルズの項目をご覧ください。