24Jun
ベテラン校長がうつむき、
悲しい表情で言いました。
「あのときあんなことを
言わなければ」
やる気を失わせてしまった。
泣きながら後悔した失敗とは…
今日のポイント
・人をやる気にさせるコツを知る
がんばったよ!
兄は頭がよく、弟はできが悪い。
いつも兄と比べられ、
ますますやる気がなくなる。
そんな生徒がいました。
あるとき、その生徒が
「校長先生、見て!」
とあるものを持ってきました。
何だろうと思って見ると
たくさんの魚が入っていました。
凍りついた笑顔
生徒はニコニコしながら
「たくさん釣れた」と言いました。
それに対して、校長が言った言葉は…
「小さいな。もっと大きい魚は
とれんのか?」
その後どうなったか。
わかりますよね。
笑顔は一瞬でくもり、
二度と話しかけてこなかったそうです。
僕らはいつも弱者を探している
人は常に自分が認められたいと
思っています。
だから自分より弱い者を見ると
安心します。
例えば自分よりテストの点数が
悪い者がいればほっとするように。
仕事でも同じです。
誰かが失敗したのを見ると
ちょっと嬉しい気持ちになります。
だから校長も
ついつい言ってしまったのです。
生徒よりも自分の方が
魚釣りは得意なのだと。
重要なポイント
相手と関わるときに大切なことは
・自分は関係ない
ということです。
自分のことは
まったく関係がないのです。
例えば魚の大きさだったら、
校長がどれだけ大きな魚を
釣ったかは関係ありません。
本当に見ないといけないのは、
生徒自身です。
相手がががんばったということだけを
見ればよかったのです。
どうすればよいかというと…
エゴを捨てる
相手をやる気にさせるためには
『エゴを捨て、褒める』
ことです。
自分ではなく、相手の立場になって
相手を認めることが重要です。
校長は言いました。
「私も次男だから、次男の気持ちは
1番わかったはずなのに…」
生徒に一生の傷を残してしまった。
10年以上経った今でも、
後悔している。
あのときなぜ褒めてあげなかったのかと。
まとめ
・相手にやる気を出させるには
エゴを捨て、褒める
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