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FX原理原則

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Charlotteから学ぶ他人を虜にするテクニック

今、1番人気の『Charlotte(シャーロット)』
というアニメは、主人公がどうしようもなく
クズの状態から始まります。

主人公は「5秒間だけ他人の体を乗っ取り
操ることができる特殊能力」
を持っているのですが

カンニングしたり、かわいい女子生徒に
事故から守ったふりをして近づいたり
やりたい放題です。

見ていてイライラするクズっぷりです。

なぜアニメ製作者は、
見ている側をそこまで
イライラさせるのでしょうか?

ギャップ萌え

不良が猫を拾うと
外見と内面のギャップ
グッときますよね?

ギャップがあるほど
人はひきつけられます。

普通の人が猫を拾っても
何も面白くありません。

いかにもな不良が拾うから
グッとくるんです。

Charlotteの主人公も同じです。

最初はとんでもないクズです。

でもそれが更生し、成長すると、
ただ成長するよりも感動が大きいのです。

だからわざわざむかつくくらいの
クズっぷりを見せておいて
後からギャップで感動させるんですね。

それを見ている人は”面白い”
感じるわけです。

面白さとは何か?

『一度落としてから上げる』

これは感動系物語の鉄則です。

例えば映画でも、主人公は
一度悲劇のどん底もしくは
とんでもないピンチにおちいります。

そこから成功するから
見ている方はめちゃくちゃ感動するわけです。

ただ成功するんじゃなくて、
一度落ちてから上がるから
より感動が大きくなる
わけですね。

世の中のメディアで取り上げられる
成功者も同じです。

1万回失敗したり借金でド貧乏な暮らしをしたり。

そこからはい上がって成功したから
歴史に残るわけです。

苦労して成功したから
物語にするとみんなが見たいと思うわけです。

感情の振り幅

映画やドラマを見ていて
主人公が苦しんでいる姿を見ると
自分も落ち込みますよね?

感情が下がります。

つらい状況になるほど
自分の感情は下がっていきます。

そこから主人公が上手くいくと
自分の感情も一気に上がります。

面白さとは、感情が下がった1番下から
感情が上がった1番上の差。

『感情の振り幅』で決まります。

振り幅が大きいほど、面白いと感じます。

つまり自分が話をしたり
スピーチしたりするときも
聞いている人の感情を
一度落としてから上げれば
最高に感動するというわけです。

魅力を感じさせるには
振り幅を大きくすればよい
と言えます。

ビジネスでも同じ

セールスでも洗脳でも同じですね。

最初に「買わないとこんなに悪い状況になるよ」
地獄を見せ、お客様の感情を落とすわけです。

それから「買ったらこんなバラ色の未来になるよ」
と一気に感情を上げます。

この振り幅が大きいほど、お客様の感情が動くため
物を買いやすくなります。

ただ「買って」と言うより、一度落としてから
上げた方が、買ってもらいやすいわけです。

セールスレターを見ていると
「借金を抱え、フリーターでどうしようもない人」
が必ず出てきますよね。

振り幅が大きい方が感情が動き、
感情が動けば購入という行動を
起こしやすい
からです。

悪用すると欲しくもないのに
買わせることまでできてしまいます。

恋愛でも同じ

相手を惚れさせるのも同じです。

まさしく最初はクズでいいわけです。

相手を落とすところまで落として
一気に上げればいいわけです。

ツンデレも同じですね。

「お前は本当に最低のクソだな」
と蔑む目で落としておいて
「だけど大好き」
と一気に上げれば男はイチコロです。

恋愛ドラマでも、最低の出会い方をすると
普通に出会うより惹かれてしまうわけです。

工夫すれば付き合っている相手や
結婚相手にも使えますね。

例えば悪いニュースをたくさん伝え、
本当に最高のニュースを1つ伝えるなど。

サプライズ的な。

ただ好きだと伝えるのではなく、
一度落としてから好きだと伝えた方が
振り幅が大きくなるので
相手はよりグッときます。

まとめ

・相手を惹きつけるには一度落としてから上げる

・感情の振り幅が大きいほど人は魅力を感じる

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