6Nov
「過去の延長線上に未来はない」とよく言いますが、
今一つピンときません。
成長、進化していけば、よりレベルの高いことをしていきます。
だから、過去やっていたこととまったく同じことではなくて、
もっともっとレベルの高い別のことを行うというのはわかります。
だからと言って過去の自分があるから今の自分があるわけで、
それがどういう形になろうが、
「延長線上じゃないの?」と思ったりもするのです。
●人生はビッグバン
私のイメージだと、
人間って、ビッグバンだと思うんですよ。
「ドカーン」と生まれるわけです。
そして、宇宙が膨張し続けるように、
自分という存在も膨張し続けます。
まぁ、ボケない限り、
過去の自分を含有した自分が、
どんどん膨らんでいくイメージです。
●例えば行ったことのある場所のように
それは自分が行ったことのあるところが
増えていくことと似ています。
最初は、自分が生まれた場所の近くが行動範囲だったのが、
小学校に入学すると、自転車で行ける範囲になって、
もっと大きくなると電車で行ける範囲になって、
もっと大きくなると、日本のいろいろなところに行って、
もっともっと大きくなると、日本を飛び出して、
海外に行ったりもします。
一度行ったという経験は消えることはありません。
したがって、毎日、行ったことのある場所が、
どんどん増えていっているわけです。
●自分という存在は膨張し続ける
私は、人生はこれと同じだと思うのです。
例えば、今やっていることが
どう自分の人生に関わってくるのかよくわからないときってあると思います。
それは、膨張していく自分の少し外側に
その出来事があるからです。
だけど、何年か経ったら、あのときの経験が、
今すごく役立ってると思うときが来ると思うのです。
それは、自分がどんどん膨張していって、
その出来事も飲み込んで、自分という存在の中に含んでしまえば、
「あぁ、あのときのことね」と自分の一部として、
明確にわかるようになると思うのです。
そんな感じで、自分という存在は、
ビッグバンという誕生に始まり、どんどん膨張していると感じます。
だから、過去の延長線上とか、
そういう”平面”での考え方じゃなくて、
あらゆることが”立体的”に自分という存在を
作りだしているのではないかと思うのです。
いずれは、自分と関わったことすべてを飲み込んで、
大きな宇宙という存在が自分だと気づくと思うのです。
そういったこともあって、
私は「過去の延長線上に未来はない」という言葉が
どうもしっくりこないわけです。
●すべてはつながっている
私の感覚だと、過去も未来も自分もすべてつながっています。
あらゆることがつながっています。
あらゆるすべてがつながっています。
過去に起こったことすべてが未来につながっていると思うし、
無限の可能性のある宇宙そのものが自分だと思います。
いいことも、悪いことも、
嬉しいことも、悲しいことも、
すべては自分のためにあります。
『目の前に起こるすべてのことは、
自分の人生に関係あるんだ』
そう考えることによって、どんなに嫌なことでも、
どんなに小さなことでも見逃さずに、
チャンスもしっかりとつかみ、できることが無限に増えていきます。
それが私の人生宇宙論です。
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