何のために生まれてきたのか?

menu

悟りセミナー

19.何のために生まれてきたのか?

前回は地獄とは何かについてお話ししました。

物事に執着すると、その意識にとらわれ
死んでもなお苦しみ続けるのでしたね。

大事なことは、使命に気づき、
自分の役割をまっとうすることです。

今日は生まれてきた意味についてお話しします。

あなたが最短で欲しいものを手に入れ
理想を達成し、喜びであふれた毎日にするための
本題にせまっていきます。

大事な話です。

何のために生まれてきたのか

私たちの本質は、完全なる普遍意識です。

真理を悟ること、
つまり普遍意識を自覚するために
私たちは生きています。

そのための学びの過程を
私たち人間は歩んでいます。

1人1人に個性(パーソナリティ)があり、
価値観があるため、それによって摩擦が生じ、
学びがあります。

では私たちは、それらをふまえた上で、
いったいどう生きればよいのか。

「何のために生まれて、何をして生きるのか」

アンパンマンの歌にも出てくる
問題について考えてみたいと思います。

1人1人に役割がある

普遍意識を自覚するためには、
私たちが生まれてきた意味に
気づく必要があります。

私たち一人一人には、必ず役割、
使命があるということです。

あなたにも、私にも。

したがって私たちがしなければならないことは、
普遍意識を絶対的に信頼して、
自分の使命をまっとうすることです。

世の中にはいろいろな人がいます。

いろいろな人がいるという意味は、
それぞれの魂の進化レベルによって、
いろいろな役割をになっている人が
いるということです。

誰かと比較し、その人のようになるのではなく、
自分の役割をしっかりと自覚し、
自分らしく生きることが大切です。

ネガティブな感情は成長の余地あり

私たちは誰しも進化の途中なのでしたね。

人と関わるときにも、誰もが進化の途中、
つまり学びの中にいるということを
頭においていると、自分の成長にも、
相手の成長にも意識を向けることができます。

例えばめちゃくちゃむかつく人が
たまにいます。

自分勝手にわがままを言う人や
理不尽な人、嫌なことを押し付けてくる人が
職場でも、親戚や友達にもいますよね。

そういう人は「まだ進化の途中なんだなぁ」と
優しく見守ってあげればいいわけです。

そして、むかつくという感情がある時点で、
自分も幻にとらわれているわけです。

自分の中に”何か反応する部分”があるから
むかつくわけで、クリアできていない課題が
まだ存在しているということです。

相手も、自分も学びの途中にいるということですね。

感情という幻

ネガティブな感情がわいてくる
この幻にとらわれた状態というのは、
まさしく固定観念にとらわれている証拠です。

これまで生きてきた中で
経験してきた価値観を元に
感情を作り出しているわけです。

幻の感情にとらわれているということは、
もしも自分がまったく違った過去を
送ってきたと仮定すれば簡単にわかります。

例えば、タクシーに乗って、
運転手が道を間違えてぜんぜん違うところに
行ってしまい、その分の料金を高く払わされた場合。

相手のミスなのに自分は損をして
むかつきますよね。

でも、もし自分がアラブの石油王の息子で、
お金など捨てるくらいあるとしたら。

運転手が道を間違えたぐらいで怒ることは
ないでしょう。

むしろ、「誰でも間違えることはあるよ、
難しい目的地を行ってごめんね」と、
お詫びに多く料金を支払うかもしれません。

つまり、まったく同じ出来事に遭遇しても、
自分の過去の経験によって、
出てくる感情は異なるのです。

したがって、感情というのは、
これまでの価値観を元に作られた
ただの幻です。

固定観念と瞑想

私たちの頭の中にあるものというのは
単なる価値観であって、
固定観念にすぎません。

しかし、ちょっとしたことで
腹を立ててしまうように、
固定観念を捨て去ることは非常に難しいです。

これが簡単に普遍意識を自覚できない理由であり、
多くの修行僧が、厳しい修行をしてまで
固定観念を捨てようとする理由です。

私たちの頭が”ガチガチ”の証拠です。

瞑想というのは、私たちが気軽にできる
普遍意識の自覚を助ける方法です。

心を落ち着けて、余計な固定観念を捨てることで、
普遍意識が現れやすくなるのです

多くの人が瞑想をするのは、
普遍意識の力を発揮するためなんですね。

可能性を邪魔するもの

頭で考えれば考えるほど、
固定観念を増やしていくことにつながります。

つまり普遍意識のことを考えるほど、
普遍意識が現れるどころか、
固定観念を増やしていくことになってしまいます。

最終的には価値観を捨て考えすらも
捨て去ってしまわなければならないのです。

もちろん真理に近づくというのは、
日々学び、気づき、努力していくことです。

ですが、それは同時に固定観念という
真理に至ることを邪魔する
価値観を増やすことにもつながります。

固定観念は単なる知識にすぎません。

私たちが生きることを
助けてくれる道具ではありますが、
それ自体は答えではありません。

方向を指し示してくれるものではあっても、
答えではないのです。

優越感という足かせ

私たちはどうしても学び、進化していくと同時に
他より自分は優れていると思いがちです。

確かに知識は増えていくかもしれません。

しかしそれが自分の役割を果たすためではなく
ただの優越感であれば、
幻の中に足を踏み入れていることを
自覚しなければなりません。

もちろん、自覚させるために
悪い最悪の出来事として
現実には現れてくるでしょう。

悪いことが起きてから気づくのではなく、
常に自分の行いの動機、
つまり自らの使命をまっとうすることを
意識していく必要があるのです。

成功は成長と貢献です。

最短で成功するためには
自己の成長と社会への貢献が
不可欠です。

使命に気づく最初のステップ

使命に気づいていくにあたって、
もっとも重要な最初のステップは
次の通りです。

1.目の前に起こっている問題を
  すべて書き出す

2.自分の目標(理想)を書き出す

3.目の前に起こっている問題を
  自分に必要なものとしてとらえ、
  「その問題を乗り越えることで
  何が学べるのか」明らかにする

使命は学びの過程の中で
少しずつ少しずつ明らかになっています。

大事なことは、今、目の前に起こっている
問題の中に、答えがあるということです。

あなたの生まれてきた意味のヒントが
目の前にあるのです。

まずは目の前の問題をリストアップする
ところから始めてください。

次回は今日の続きで、生きる意味について
さらに詳しく話していきます。

あなたの生きる意味を明らかにし
最高に充実した毎日になるために
重要な話です。

あなたは何のために生きていますか?

続きはこちら