何のために生まれてきたのか?

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悟りセミナー

22.善と悪

前回は神とは何かお話ししました。

神とは普遍意識のこと。
つまり自分自身のことでしたね。

今回は私たちがおちいりやすい
失敗の1つ。

「価値観の弊害」についてお話しします。

今日の話を知ることで、他人を批判することなく、
いろんな知識や経験を、まるで自分が
スポンジのように吸収することができます。

それによって、誰よりも優秀で思慮深い人間に
なれますので、まわりから絶対的な信頼を
よせられ、家族はもちろん、職場の同僚や上司、
後輩や同級生、友達からも尊敬されます。

あなたがうなぎのぼりに成長できる
秘密をお話しします。

この世に善悪などない

私たちは、誰かが何かをしたのを見て、
すぐに良いことか悪いことかを
判断する傾向があります。

テレビをつければ、
よくない出来事についてのニュースが
次から次へと放送されていますよね。

毎日違った事件が扱われているようで、
実は”登場人物が変わっただけで”
毎日同じようなニュースしか
言っていないと思いませんか?

そのような幻に、私たちは良い悪いという
自分の価値観をあてはめ、
日々を過ごしているのです。

しかし、実際のところ、
世の中に善も悪もありません。

善も悪もないのです。

あるのはただの「価値観」です。

ただの価値観であるにも関わらず、
私たちは日常生活の中で
勝手に良い悪いを判断して、
その度に何かしらの感情をいだきます。

半狂乱のおばさん

例えば、先日こんなことがありました。

私の携帯に夜に警察から電話が
かかってきたのです。

「人の駐車場に勝手に車をとめている」と
おばさんがものすごく怒っているのです。

人が契約した場所に勝手にとめて
どういうつもりだと。

確かに言っていることは正論です。

不動産屋のミスでした。

すでに契約済の駐車場を
私に契約させたのです。

なので実際は誰も悪くありません。

悪いとすれば不動産屋です。

それにも関わらず、おばさんは
半狂乱で怒り、警察沙汰にしたのです。

しかもおばさんは普段、
駐車場は使っていないんです。

友達が来るときだけ使っているようで
普段は空いているのです。

そんな堂々と人の駐車場に
とめる人なんていません。

冷静に考えればわかることなんですけどね。

私の車はスポーツカーなので
どこぞの若者が勝手にとめたと、
妄想をふくらましたのかもしれません。

おばさんにとっては、
勝手に車をとめられたわけですから、
怒っても仕方のないことだとは思います。

ただ、いずれおばさんも
同じような目に会うのではないかと思います。

そして警察沙汰にしたことを反省する日が
来るかもしれません。

善悪は主観

ここでの学びは、自分でカルマを
作りだしているということもありますし、
1番のポイントは「善悪」についてです。

おばさんの視点からすれば、
勝手に人の駐車場に車をとめるのは悪いことです。

しかし実際は不動産屋のミスで、
とめた私は悪くないのです。

このように何が悪くて何が良いかは、
誰から見るかでまったく異なってくる
ということです。

すべての善悪は、その人が
過去の経験から判断している
主観にすぎないということです。

おそらくおばさんは、今回の経験で学び、
次回、同じように勝手に車がとまっていても、
警察は呼ばず、何かの手違いではないかと
考えると思います。

経験により善悪の判断基準が変わったのです。

つまり善悪は、ただの価値観に
すぎないということです。

あなたならどうする?

今回の出来事に対し
あなただったらどう対処したでしょうか?

自分が契約している駐車場に
知らない車が勝手にとまっていたら。

勝手にとめるなと怒るでしょうか、
間違えかもしれないと様子を見るでしょうか、
すぐに警察に連絡するでしょうか。

何か正しいということはありません。

大事なことは感情に身をまかせず、
冷静に考えることです。

目の前の出来事は、あなたに何かを
学ばせるために起こっています。

そして、その出来事に対し
どう考え、どう行動するのか。

短期的に欲を満たそうとするのではなく、
全体の利益を考え、自分が成長し
貢献できるように長期的視点を持つことが大事です。

どんなことが起ころうとも、
感情に流されないように気をつけてください。

それがもっともあなたを成長させ、
あなたが望む未来を手に入れる方法です。

次回は今回の話の続きとして、
価値観がどのように私たちの生活に
影響を及ぼしているかお話しします。

よりよく生きるために
どう考え、どう行動していけばよいのか。

感情にふりまわされない究極の方法を
お話しします。

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