何のために生まれてきたのか?

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悟りセミナー

25.感情のコントロール

前回は神視点、自分を第三者の視点で見る
俯瞰視点についてお話ししました。

一歩引いた視点で自分を見ることで、
客観的に自分を見ることができるんでしたね。

あせってパニックなったり、
感情に翻弄され情けない行動をすることなく、
常に聖人のように行動ができるので
あなたはまわりから一目おかれる存在になるでしょう。

今日はその応用として、
感情のコントロール方法をお話しします。

常に落ち着いて正しい判断が
できるようになります。

まわりから頭のよい人だと思われる
簡単な方法ですので
ぜひ日常で生かしてください。

感情は無意識に起こる

普段の生活において、他人がむかついたり、
怒りが生じることは多々あります。。

感情は、自分の心が作り出したものであり、
自分の心が反応して生まれたものです。

なぜ感情が起こるのでしょうか?

1つは今の自分自身の状態に不満足なので、
他人のことがむかついたり、悪口を言ったり、
ねたんだりします。

何かが欠けているという不満足さが
ネガティブな感情を生み出します。

私たちの本質は完全ですから
何一つ欠けたところはありません。

それにも関わらず何かが足りないという
不満足さは、自分の中にまだ課題がある
ことを教えてくれています。

もしまったく不満足がない状態だったら。

例えば身も心も充実していて、
将来の不安も一切ない、
すべてに満足している状態であれば、
何を言われても怒ることはありません。

お金で例えれば、宝くじで
1億円が当たった後だったら、
どんな文句を言われても
笑って済ますことができると思います。

つまり何かしら自分の中で起きる感情は、
原因があるということです。

感情というのは無意識で起きますから、
実際何が原因なのかというのは、
後から自分で理由づけすることになります。

感情は無意識レベルで起こり、
私たちはその理由を後から理論づけるということを
知っておくとよいです。

無意識レベルというのは潜在意識のレベルです。

これまでの過去の経験を参照して、
怒りという感情が自動的に表れるのです。

したがって過去の経験からそうなっている以上、
感情をなくすことはできません。

感情は波と同じ

感情を消すことはできないので、
まずは自分がそういった感情を持っていることに
自分自身で気づくことが大事です。

感情に流されてもまったく意味がないことは
これまで話してきた通りです。

感情は波と同じですから、
一度押し寄せると、引くまでに時間がかかります。

サーファーは波に歯向かったりしないですよね。

波に逆らっても勝てないと知っているからです。

上手く波に乗ることが大事です。

一度生じてしまった感情は
押し殺すことはできません。

素直に乗って、自然と去って行くまで
待つしかありません。

そのときに、感情に翻弄されると、
さらに波を大きくして、第二波、第三波を
起こしてしまうことがあります。

例えば、彼女が携帯で他の男とメールしていたら
嫉妬しますよね。

嫉妬という感情の波が最初に押し寄せて、
そこで怒りや劣等感という第二、第三の波を
引き起こせば、感情はさらに勢いを増し、
自分の考えや行動をかき回していきます。

すると怒りにまかせて怒ったり、
劣等感で卑屈になったり、
よくない行動をしてしまうのです。

1番よいのは、最初に起こった
1つ目の波で終わらせることです。

最初の感情を感じたら、俯瞰視点を持ち
「今、自分に感情の波が押し寄せてきた」
と冷静に自分を見ることです。

そして、そこから次の感情の波を起こすのではなく、
感情にふりまわされても何一つ良いことはないと気づき、
ただ静かに感情が去るまで待つのです。

60秒、数を数えるのもいいですね。

波は必ず去ります。

俯瞰視点を持ち、感情に振りまわされないように
しましょう。

主人公にベストな行動を

時にはむかついて、相手に歯向かったり、
言い負かしたりしたくなるかもしれません。

しかし相手を批判して言い争いで勝ったところで、
何も成長することはありません。

むしろ自分の成長や相手の成長をないがしろに
していますから、相手を批判したとすれば、
いずれ自分も同じ言葉で批判されるでしょう。

私たちは常に自分を俯瞰して見て、
そのときそのときで正しい判断を
していかなければならないのです。

主人公を演じている自分を
映画のスクリーンで見ているように。

私たちは監督として、主人公が
もっともベストな行動ができるように
指示を出していかなければなりません。

常に神視点、つまり俯瞰した視点を持ち、
幻を本物と勘違いして
感情に流されることのないよう
意識する必要があります。

最初は気づくことから

まずは、イライラしたときなどに、
”自分がイライラした感情”を持っていることに
気づくというところから始めてください。

今、そういう状態になっている自分に気づく
ということです。

感情を押し殺そうとしたり、
感情を出さないようにするのではなく、
出てきた感情をうまく受け止めるということです。

人間である以上、感情は必ずあります。

出てきた感情に流される必要はありません。

自分を俯瞰し、客観的に見るようにします。

そうすることで、感情をコントロールし、
上手に感情と付き合っていくことができます。

次回は思考の現実化についてです。

何でも欲しいものを引き寄せるには
どうしたらよいのでしょうか?

あなたが欲しいものを最短で引き寄せる
究極の方法をお話しします。

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