何のために生まれてきたのか?

menu

悟りセミナー

7.名探偵のサボテン

前回までを簡単にまとめます。

今、私たちが見ている世界は、
真実ではなく幻という話をしていました。

私たちが見ている世界は、
五官で感じられるごく限られたものでしかなく、
その限られた情報が、さらに心のフィルターを通した
ゆがんだ形で認識しているということでした。

そして目の前には私たちには認識できないだけで、
4次元や5次元、11次元といった、
高次元の世界があるということ。

そしてその存在が
私たちにも認識できるようなことがあり、
それを私たちは超能力とか超常現象という
名前で呼んでいること。

例えば物質から人の記憶を読み取るサイコメトラー。

物質に存在する”何か”を読み取っているという
話をしていました。

ではその何かがいったい何なのかについて
話を進めていきたいと思います。

サボテンは犯人を知っている

「もし植物に意識があったら」

そんなことを考えたことがありますか?

例えば、草むしりをしようとして、
草を抜こうとしたら、

「やめてよ~。抜くなんてひどいよ~」

と言われたら、いくら草でも抜けなく
なるかもしれません。

そしたら世界中は雑草だらけになって
しまいますね(笑)

ところが実際どうなのかというと…。

植物はわかっているようなのです。

ある面白い実験があります。

植物にうそ発見器の電極をつけると、
しっかりと反応があるというのです。

しかも植物に直接さわっていないのに、
こっちが「引っこ抜いてやる」と思った瞬間に
針が反応するのです。

思っただけなのに。

つまり植物は人間の何らかのエネルギーを
感じ取り、反応を示しているということです。

もし今あなたの前に、見知らぬ男が
ナイフを持って現れたら。

心臓がドクンドクンとなるくらい
緊張と恐怖におそわれるでしょう。

それと同じように
植物も反応を示すのです。

まるで意識を持っているかのように。

こういった事例もあります。

殺人事件があって、ある女性が犯人に
殺されました。

目撃者は誰もおらず、容疑者が何人かに
しぼられました。

そして部屋にあったサボテンを調べたところ、
そのサボテンは犯人が近くに来たときだけ、
うそ発見器に反応を示したそうです。

その他の人にはまったく反応しないのに。

このことからも実は私たちが
認識できていないだけで、
植物にも人間と同じ意識のようなものが
あるということがわかります。

樹齢何百年の大木を目にしたら、
「これトトロいるでしょ。絶対いるでしょ」と
テンションが上がりますが、
本当にそこには神のような存在がいるのかもしれません。

長く年月を経過したものほど、
また人が丹精こめて愛情をそそいだものほど、
そこには魂がやどる感覚があります。

実際、そこには目には見えない
”何か”があるわけです。

今まで覚えた全部デタラメだったら面白い

サイコメトラーや植物の話からわかることは、
私たち人間が常識だと思っていることは、
実はそうではないということです。

これらのことが本当か嘘かとか、
信じる信じないかは自由です。

議論がしたいのではなくて、
私たちが常識だと思っていることは、
実はそうではないんじゃないかと
一度考えてほしいのです。

新しい考え方やアイデアは、
常識から一歩外に踏み出したところにあります。

そこに進化、成長できるきっかけがあります。

私たちが子供のときから習ってきたことって
実は間違いじゃないのかということです。

例えば、小学校では、犬には命があって、
消しゴムには命がないというように習います。

中学校や高校では、鉄は無機物、
生物が作るものが有機物。

やはり無機物は生命ではないというように習います。

私も理科の先生ですから、
そういったことを教えていたわけです。

だけどよく考えたら、どんなものに命があって、
どんなものに命がないかなんて
すごく曖昧なわけです。

さらに意識があるかないかと言ったら、
余計にわからなくなります。

人間はもちろん意識があるし、犬もあるだろう。

じゃあ、ミジンコは?

アリは?

アメーバは?

と言われたら、よくわかりません。

明らかに、ジュースの空き缶には
意識はないと思うけど、
サボテンは、多分ないかな、みたいな。

というように、あれには意識があるけど、
あれにはないというような、
ものすごくよくわかんない感じになると
思うんですね。

だけど私は思ったんですよ。

なんか、そういうふうに区別すること自体が
間違っているんじゃないだろうかと。

物質や植物だから人間とは違うと考えていたことが
そもそもその考え自体がおかしいのではないか
と思ったのです。

もちろんバカなことを言っていると思うでしょうが、
私はそういうふうに思ったわけです。

すべてのものに意識はある

これまで習ってきたことというのは、
あくまで人間が認識できる範囲で
決めたことです。

それを常識というのですが、
そうなると説明つかないことがたくさん
あるんですね。

もういっそのこと、全部に意識があると
思った方がつじつまがあうと思うのです。

人間に意識があるのだから、動物にもある。

そして植物にも。

さらに鉄や石ころにも意識はある。

意識という言葉を使うと
イメージがつきにくいですが、
”高次元の何か”でもいいです。

私たち人間は、考えることができるので、
自分たちがもっとも優れた生物だと
思い込んでいます。

だから人間以外は、下等な生物か、
もしくは命のない物質というように思っています。

だけどそれはあくまで人間という生き物が
自分たちの五官で認識できることだけを見て、
常識の範囲で決めただけです。

ただの価値観です。

もう少し視野を広く持ってみると、
あらゆる物質には意識のようなものが
あるのではないかと言えるわけです。

その辺の石ころにだって
意識があるんじゃないかと。

もちろんその「意識レベル」には違いはあります。

人間のように進化した意識を持つものもいれば、
石ころや鉄のように、レベルの低いものもあります。

意識レベルとは魂の「進化の違い」を
あらわしています。

進化については明日話します。

意識の進化

大事なことは、すべてのものに意識のような
”何か”があるということです。

それは普段の生活でも何となく気づいている
ことです。

誰もいない場所で何となく「ゾクッ」としたり、
見晴らしがいいのになぜか交通事故が多く、
何度も事故を繰り返す場所とかありますよね。

呪いの人形とか、涙を流す石像とか、
中には嘘もあるでしょうが、
全部が全部嘘だと決めつける必要もないわけです。

私の車はなぜか不吉なことが多いです。

通常ではありえないサスペンションのネジが
はずれたりとか、タイヤが一ヶ月でツルツルに
なったりとか(笑)

それは私が車で事故を起こさないように、
わざとそういうことを起こして
気をつけろと言ってくれている
メッセージかもしれないですね。

私たち人間や動物にだけ魂があって、
物にはないと考えること自体、
固定観念から抜け出せていない証拠かもしれません。

すべてのものに魂があっても
おかしくないわけです。

その意識レベルにも、
石ころのように低いものもあれば、
人間のように高いものもあるわけです。

それは意識の進化の過程です。

進化とは何か。

ポケモンのように魂も進化するのか?

続きはこちら