何のために生まれてきたのか?

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悟りセミナー

8.進化とは?

前回はサボテンのような植物や
石ころにも意識のような何かがある
という話をしていました。

意識レベルの違いはあるにせよ、
人間と同じように、植物や物質にも
魂のような何かがあるということです。

物理学では波動といいますね。

そして意識レベルに違いがあるのは
進化の違いを意味しています。

今回は「進化」とは何なのか?

あなたが一生をかけて目指していくゴール、
使命を果たす目的とは何かに通じる
進化についてお話しします。

進化とは?

進化というと、猿から人間になったように
人類の進化を思い浮かべると思います。

そして、人の一生の中でも、
勉強して、実践して、気づきを得て、
結果が出せるようになって、
成長することも進化と言います。

できないことができるようになることを
進化と言いますよね。

マクロな視点で見れば、人類の進化のことですし、
ミクロな視点で見れば、日々勉強し、
気づきを得て、我々は進化しているわけです。

そして人間が進化していくというのは、
意識レベルでの進化のことを言います。

それでは意識レベルの進化、
魂の進化について考えてみましょう。

自分にも魂がある?

人類がサルから進化したように、
魂の進化というと、次のようなことを
思い浮かべるかもしれません。

例えば、石ころのような意識レベルの低い魂が進化して、
植物のようになり、それがさらに進化して
動物とか人間になるというようなことです。

悪いことをしたら、生まれ変わったら
ミジンコになるかもしれないと
冗談を言う人もいるかもしれないですね。

または人間が60兆個の細胞からできているように、
意識レベルの低い魂がいくつも集まって、
より意識レベルの高い個体になるということも
考えられます。

ただ魂の進化とは、ポケモンみたいに
必ず何が何に進化するというようなことは
決まっていません。

人間でも早く出世する人もいれば、
いつまでも平社員の人もいるわけですから、
魂の中でも出世が早いものもいれば、
なかなか進化できずに出世が遅れるものもいるわけです。

ここで大切なポイントがあります。

実は魂というのは、
1つの物体に1つの魂が入っているわけでは
ありません。

まぁ前提として魂なんてあるのか
という疑問もあると思いますが、
ここではすべてのものに私たちの目には見えない
高次元の意識のようなものがあるということで
話を進めていきます。

高次元の意識をわかりやすく表現するために
魂と言っています。

「自分には自分の魂がある」というふうに考えがちですが、
実はそれは正しくありません。

人間は、その性質上、自分という存在があり、
自分の意識があるように思えます。

しかしそれは私たちがそう思い込んでいるだけで、
実際は違うのです。

すべては一つ

今、人間の目には見えないけど、
すべてのものに魂のようなものがある
という話をしてます。

だとしたら人間一人一人に魂があって、
犬にも猫にも、そのへんの石ころにも、
すべてに魂がないといけないと思うかもしれません。

人の数や物の数だけ魂があるのか
という話ですよね。

じゃあ赤ちゃんが「オギャー」と生まれたら、
そこに魂が入るのかということです。

実際どうとらえるかによって変わってくるとは
思うのですが、すべての物質に魂があるというのは、
それぞれ1つ1つに魂が入っているという
イメージとはちょっと違います。

イメージとしては、”魂は1つ”です。

人間にたとえると、
人は60兆個の細胞からできています。

それぞれの細胞は、常に生まれては亡くなり、
生死を繰り返しています。

人間という一つの個体なんだけど、
その中にはいくつもの細胞が生きているわけですね。

あるものは目の細胞として、目の役割を果たす。
あるものは心臓の細胞として、
心臓を動かす役割と果たす。

人間の体という大きな一つの魂があるとしたら、
その中の細胞一つ一つが、心臓や肺、目など
個々の役割を果たして、日々生まれては
死んでいっています。

それと同じように、宇宙という大きな魂があり、
その中の1つ1つが、一人の人間であったり、
犬であったり、石ころであったりするわけです。

ある魂は犬として一生を終え、
ある魂はサラリーマンとして一生を終えるかも
しれない。

だけど元は大きな一つの魂ですから、
一生を終えたとしても消えてなくなるわけではありません。

完全なる一つの生命として存在し続けるわけです。

そして進化し続けるために、
また別の個体として生まれてくることもあるでしょう。

大事なポイントは、”魂は一つ”ということです。

言ってみれば、あなたも私も同じ魂を共有していますし、
あなたも石ころも鉛筆も、すべて魂は共有している
ということです。

一人の人間がいて、あるときその一部分に焦点をあてたら、
目の細胞であったり、耳の細胞であったりするわけです。

それと同じように、一つの大きな生命(魂)があって、
あるときその一部分に焦点をあてたら、
佐々木さんという人間であったり、
シロという犬だったら、消しゴムだったりするわけです。

例えれば地上にはえる草木のような感じです。

地上から見ると一本一本の植物がはえているように
見えます。

この場合、地球が大きな1つの魂で、
はえている草木が人間であったり、
動物であったり、物であったりします。

地上から見ると、いろいろな草木があります。

それぞれの草木は地上に出ている部分しか見えませんから、
自分がヒマワリ(人間)だと思っているものもいれば、
雑草(犬)だと思っているものもいるでしょう。

ですが地面の下では一つにつながっているわけです。

地球そのものが大きな魂です。

そしてヒマワリ(人間)も雑草(犬)も
一生を終えれば、その源である地球(魂)に
帰っていきます。

まぁこれも1つの考え方なので、
何が正しいというわけではなく
そういう考え方もあるんだなガハハ
という感じで頭に入れておけばOKです。

大事なのは何が正しいとか間違っているではなく、
一人の人間として、進化を前提に
自分は何をすべきなのかを
見出していくことです。

犬に生まれたなら犬としての役割があり、
一人の人間として生まれたなら
一人の人間としての役割があるわけです。

その役割に気づき、全力で生きることが
もっともやりがいがあり、やる気に満ちて、
楽しいわけですから。

魚に生まれたのに、犬の生き方をしたら
めっちゃ苦しいですよね。

「息できね~」ってなります。

多くの人がそれと同じような感じで
毎日が息苦しく、つらくなっているんですね。

じゃあ、どうやったら自分らしく
毎日楽しく過ごせるのか?

その話を今、しているわけです。

次回、あなたの毎日が楽しくなるように
どういう進化を目指していくと良いのか。

進化の真髄についてお話しします。

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