価格帯別出来高『DAI_ON_Volume_Profile』
サポレジとしても使える
オンオフできる価格帯別出来高です。
1.概要
ボタンでオンオフできる価格帯別出来高です。
「VP-Range-v6」をオンオフできるようにしたものです。
一定の期間における取引量をヒストグラムおよびラインで表示します。
デイトレードでは、サポレジとして利用することで、
エントリーや決済の目安になります。
例えば意識されている価格帯を利益確定の第一ターゲットにしたり、
エントリー方向にサポレジがあるときは様子を見たり、
他の指標と組み合わせサポレジの強さを知ったり。
シナリオ構築に役立ち、トレード精度を高めることができます。
2.2つのタイプ
2種類のインジがあります。
お好きな方をお使いください。
DAI_ON_Volume_Profile
一定期間の出来高を自動で表示するタイプです。
DAI_ON_Volume_Profile(Range)
範囲を指定して表示するタイプです。
範囲は2本のラインで指定することもできますし、
決まった期間を指定することもできます。
私が使っているのはこのタイプです。
3.使い方
分析したい範囲を2本のラインで決めます。
するとチャート右側に出来高の多い価格帯、
つまり売買が集中していた価格帯が表示されます。
1番大きいところは水平ラインでも表示されるので見やすいです。
売買が増えたところは、売り買い交錯でもみ合いになり
抵抗帯として意識されやすい価格です。
使い方の例を紹介します。
サポレジとして機能
価格帯別出来高が大きい価格帯は
次のような特徴があります。
・サポート、レジスタンスになりやすい
・抜けると大きく動きやすい
基本的には他のサポレジや指標とあわせて使うことで、
より根拠が深まります。
サポレジとしての機能がありますので、
エントリーや決済の目安になります。
リスクのあるエントリー
エントリーや決済の目安となります。
例えば、買いエントリーしようとしたときに
ちょうどサポートとなる価格帯を下抜けたときだったら。
エントリー時に買い方向には抜けたラインが存在しています。
すると、もともとサポートだった価格帯は
サポレジ転換して、今度はレジスタンスとして
はたらきやすくなるため。
買いエントリーしたとしても、
抜けたサポートがレジスタンスになって
上昇できずにそのまま下落してしまったり、
いったん抜けたサポート付近まで戻してから
反落することがよくあります。
リスクがあるとわかった上でエントリーするか。
再度、抵抗帯を上抜けてからエントリーすると安全です。
サポレジの強さの目安
サポレジを引くときに難しいのは強弱の判断です。
例えば長期足の高値安値を見てサポレジを考えるとき、
水平ラインやトレンドラインを引きますが。
抵抗として強いのか、弱いのかはわかりにくいことがあります。
移動平均線も同じで、動的サポレジとして機能しますが、
強いのか弱いのかはわかりにくく、
反発を期待したら抜けてしまうこともあります。
今回のインジは、強めのサポレジには
長い赤ラインとして表示されますので。
いったんは値動きが止められやすい価格がわかりやすいです。
もちろん、強いと思った長い赤ラインでも
抜けてしまうこともありますので。
通常のサポレジと同様、過信せず、
抜けてしまったときを想定し、損切りを確実にするなど、
インジは1つの目安にすぎないことを理解しておく必要があります。
ポジションキープの目安
価格の動きやすさを知る目安になります。
例えば、価格帯別出来高が少なく、
抵抗となるラインがほとんどなく、スカスカだと、
もみ合うことが少なくなり、一方向に動きやすいです。
抵抗が少ないと考えられる場合は
ポジションを持ち続ける目安になります。
インジだけで判断しない
インジだけで判断せず、上位足の高値安値やサポレジ、
その他のテクニカルなども見て、
複数の根拠を確認してトレードするとよいです。
インジだけだと抜けてしまうこともあります。
出来高のラインの位置が微妙にずれていることもあります。
インジを鵜呑みにせず。
どのあたりが強く意識されている価格帯なのか。
サポートラインやレジスタンスラインはどこに引けるのか。
長期足でも意識されている価格帯なのかなど。
より根拠のあるトレードを心がけるとよいです。
4.期間の指定
基本的には、自分が知りたい範囲を指定します。
例えばデイトレであれば次のような方法があります。
・前日を指定
・前の波動の高値から安値を指定
・ある期日から現在までを指定
など。
私は波動をみてトレードしていますので、
1つ前の波動を指定したり、
1つ前の波動のはじまりから直近まで指定したりしています。
具体的には、買いを検討する場合。
1時間足の前回の高値に1本目のスタートラインをあわせ、
2本目は前回の安値または直近まですべて含むように
指定して使っています。
いろいろ試して、使いやすい方法を見つけるとよいと思います。
5.【参考】短期トレードの極意
短期トレードでもっとも重要視しているのが
期待値です。
期待値とは、1回のトレードでどれだけの
利益が期待できるかです。
そのトレードを繰り返し行ったときに
利益が増えていくことが期待できるかどうかが重要になってきます。
トレードを繰り返すうちにマイナスになってしまう場合、
期待値の低いトレードを繰り返している可能性があります。
いかに優位性の高い、繰り返すと利益が残るトレードができるかが
短期トレードの本質といえます。
期待値の高いときとは?
期待値が高くなりやすいのは「異常なとき」です。
例えば(やったことないけど)競馬は大穴が当たると
大儲けすることができると思います。
確率的にまったく当たりが出ないのであれば問題外ですが。
ある程度の確率で大当たりが出るのであれば、
同じところに何度もかけ続けることで
最終的にはプラスで終えることができます。
重要なことは、負けることもあるとわかっていながら、
勝つときは大きく勝てるところにかけることです。
なぜトレードを繰り返すほど負けるのか?
落とし穴があります。
期待値が高く、たまに大きな利益が得られるところは、
「一般大衆が目をそむけたくなるような異常なとき」だということです。
競馬であれば、誰も好き好んで大穴を狙おうとは思わないと思います。
確実に勝てるようなところにかけると思います。
しかし、確実に勝てるようなところは
リターンも少ないため、期待値が低く。
繰り返すことで資金を失っていくことも大いにあります。
FXでも同じです。
一般大衆は手が出しにくいような局面で
優位性が高くなりやすい傾向があります。
逆に、誰もがトレンドが出ているとわかる、
多くの人がエントリーするタイミングでは
期待値が低くなりやすいです。
リスクをとる必要性
FXでは勝率が高いことをよしとする傾向がありますが。
勝率ももちろん大切ですが。
初心者は、勝率を高くしようとするあまりに、
リスクをとらず、期待値の低いところでトレードし続け、
大当たりがまったく出ないので、
微益かトントンで終わることがあります。
例えば、トレンドフォローであれば。
確実に高値と安値を切り上げ、上昇トレンドが出たことを
しっかり確認してから買うというのがよい例です。
もちろん、長期足のテクニカルをしっかり見て、
長期トレーダーもトレードに参加してくるような
大きくトレンドが出るようなところでは
多少、エントリーが遅れても利益が出せますが。
短期トレードの場合、トレンドの継続時間は短いです。
長時間、トレンドが続くことはまれです。
ある程度、ポジションを持ち続けるのであればよいですが。
短い時間で利益を得たいと考えるのであれば、
安全と大きな利益はトレードオフです。
確実にトレンドが出るのを待つほど、どんどん優位性は下がっていくため、
安全にいこうとするほど、期待値の低いトレードになりがちです。
リスクをとらずに、大穴を当てることは不可能です。
短期トレードではリスクをとるから利益が狙えます。
リスクをとらなければローリスク・ローリターンになりやすいので、
特に初心者は利益を出せずに終わるでしょう。
リスクとは何か?
利益を得るために大切なリスクとは、
「高いところで売り、安いところで買うこと」です。
トレードの基本なのですが、リスクをとらなければ実行できません。
なぜなら、高いところとは、上昇しているところだからです。
例えば上昇トレンド中であれば、売ろうと思わないですよね。
しかし、上昇中に売ることが1番期待値が高くなりやすいです。
価格が高いわけですからね。
しかし、多くの人は、上昇中に売るというと、
「逆張りか。リスクも高いし、自分には無理」
と話をきこうともしません。
私も昔はそうでした。
違うんです。
逆張りをしろと言っているのではありません。
高いところで売ると言っているのです。
なるべく期待値の高いところで
エントリーする必要があると言っているのです。
そうしないと、トレンドが出たと誰でもわかるところは
ほんの少ししか利益が得られないかもしれないからです。
高い、安いの基準
高いところで売って、安いところで買いたくても。
いったいどこが高くて、どこが安いか
わからないかもしれません。
1つの考え方は押し目買い、戻り売りです。
初心者でもわかりやすいのは移動平均線です。
移動平均線は一定期間の平均値ですから、
平均まで戻してきたときは押し目買いや戻り売りが
入りやすい価格と考えられます。
1つ例をあげれば、短期トレードで15分足でトレードするなら
4時間足の短期移動平均線まで戻したとき、
5分足でトレードするなら1時間足の短期移動平均線まで戻したときです。
あくまで例ですので、詳しくはFX原理原則で
「各時間足の調整の大きさの目安」をご覧ください。
上位足の移動平均線まで戻したときが
高く売ったり、安く買ったりするチャンスといえます。
サポレジが得意な人は移動平均線ではなく
上位足の強いサポートやレジスタンスラインで考えても同じことです。
テクニカルからの反発
あまり気づいていないかもしれませんが。
強いトレンドが起きるためには、
新規の注文がどんどん入ってくる必要があります。
例えば強い上昇トレンドが起きるためには、
たくさんの人が買いを入れてくる必要があります。
より多くの人が買ったときが、より強いトレンドが起きるときです。
したがって、短期の時間足だけでなく、
長期の時間足を見てトレードするトレーダーも
参加してきたときに大きなトレンドが起きやすいです。
強いトレンドが起きたときに
チャートを確認してみると。
日足や4時間足といった上位足のサポレジや移動平均線などの
テクニカルから反転してトレンドが起きていることに気づきます。
逆に、日足や4時間足といった上位足のテクニカルから
離れたところで起きたトレンドは。
短期トレーダーしか参加しないような局所的なものだとしたら
トレンドは続かず、短命に終わりやすいです。
もし、トレンドが本物かどうか迷ったら。
上位足を確認し、上位足のサポレジや移動平均線から反発していれば、
継続しやすいトレンドといえます。
高値や安値の認識も同じです。
どこが意識されやすい高値や安値かといえば。
より上位の足でもはっきりと高値や安値とわかるものが
短期足でも強く機能しやすい高値安値になります。
損切りをおくラインが本当に強いのか迷ったら、
1つ上の時間足でも認識されるか確認するとよいです。
短期トレードで期待値の高い反発ポイントとは
日足や4時間足といった上位足のテクニカルからの反発です。
世の中に手法はたくさんありますから、
必ずしも高い、安いの基準を日足や4時間足のMAやサポレジで
考える必要はありませんが。
何か「基準」を持っていないと相場を見るときにブレますので。
相場にふりまわされないためにも
判断しやすい基準を持つとよいと思います。
リスクがあるから期待ができるポイント
日足や4時間足など長期足のテクニカルからの反発が大事と
わかっていてもエントリーできないのは。
期待値が高くなるときは、リスクを感じる場面だからです。
例えば、戻り売りを考えるとき。
上位足の短期移動平均線まで価格が戻したときは、
短期足では上昇トレンドになっています。
短期的な目線で見たら上昇トレンド中ですから
売っていくなどもってのほかでしょう。
例えば15分足が上昇トレンド中であれば
売りは考えず、買いを考えるのが普通でしょう。
しかし、それはあくまで15分足での話です。
4時間足は下落トレンド中で、
短期移動平均線付近まで戻してきたのであれば、
十分高いところといえます。戻り売りチャンスです。
何度も言いますが、期待値が高いのは
リスクがあるときです。
たとえ15分足で上昇していようが、
より上位の4時間足で戻り売りチャンスであれば
売るということです。
リスクをとれるかどうかで、
期待値の高いトレードができるかが決まります。
もちろん、4時間足の移動平均線で反落するとは限りませんから、
しっかりと反転して、15分足など短期足で上昇から下落へと
トレンド転換してからトレードしてもよいです。
ただし、トレンド転換してトレンドが続くほど
逆行リスクは高まっていきますから、優位性はどんどん失われていきます。
期待値の高いトレードがしたいのであれば、
できる限りトレンド転換ポイントの近く、
具体的には上位足のMAやサポレジの近くで
エントリーする必要があります。
あくまで1つの例ですから、完全にトレンド転換した後を
狙っていく方法もあると思います。
ただ、今回は短期トレードですから
できる限り、短い時間でのトレードを考えています。
短時間のトレードであれば、トレンドの終わりに近づくほど
不利になりやすいという原理原則をお伝えしている次第です。
ここまでをまとめると。
・短期トレードで利益を残すには期待値が高いことが重要
・上位足のテクニカルからの反転ポイントがもっとも期待値が高い
・トレンドが続くほど期待値は低くなる
具体的に、期待値の低いエントリーと
期待値の高いエントリーについて見ていきます。
期待値の低いエントリーポイント
期待値が低いエントリーポイントは、相場に振りまわされやすいです。
例えば、上昇トレンドが続いているときに買いエントリーしたら
急落して損切りになって。
今度は売りかと思って売ったら。
すぐに下げ止まって、上昇してしまって負けたなど。
上下の値動きに振りまわされて、買いなのか売りなのか
わけがわからなくなった経験があると思います。
もし振りまわされているとしたら。
「期待値の低いところ」でエントリーしている可能性があります。
例えば、期待値が低いところとは
次のようなところです。
・トレンドがずっと続いているところ
・強いサポレジや移動平均線から乖離してしまったところ
・勢いよく下落しているときの売りや、急騰している最中の買い
など。
どれも大きな利益が狙いにくいエントリーポイントです。
例えばトレンドがずっと続いていればトレンドの終わりで
逆行して負けしやすいですし。
強いサポレジやMAから乖離すれば、
サポレジやMAまで戻しやすいので負けやすいです。
勢いよく下落しているときに飛び乗ったら安値掴みになりやすいですし、
勢いよく上昇しているときに飛び乗ったら高値掴みになりやすいです。
トレードの基本「高いところで売り、安いところで買う」とは?
トレンドフォローの基本は「高いところで売り、安いところで買う」です。
先程の期待値の低いエントリーポイントでは、
高いところで買い、安いところで売っています。
例えば、プロはできる限り安いところで買いたいわけです。
ですから、一般大衆が上昇トレンドだと気づいて
買いを入れていくときに。プロは売ります。
例えば強いレジスタンスが待ち構えているような
トレンドの終わりではすでに売っています。
そして、トレンドの終わりで買った人たちのストップを狩って、
急落し、価格が下がったところで買います。
高いところで売って、安いところで買うわけですね。
後から見れば、単純な深い押し目なのですが。
目先しか見えていない一般大衆からすれば、
買ったら下落し、売ったら上昇し、振りまわされてしまいます。
パニック相場ですね。
しかし、パニック相場は大抵の場合、上位足の元のトレンドへと戻りますので。
目先の動きにまどわされず、しっかり上位足を基準とした
押し目買いや戻り売りを考えることが大事です。
相場にふりまわされないためには、一般大衆とは逆の行動をする必要があります。
FXは全員が勝つことはできません。
誰かが勝ったとしたら、それは誰かが負けているということです。
基本的にはトレンドに乗り遅れた一般大衆とは逆のトレードをして、
一般大衆のストップを狩りあげたときがもっとも利益が伸びやすいです。
一般大衆が負けるポイントこそが、
大きく勝ちやすいポイントとも言えます。
期待値の高いエントリーポイント
期待値の高いエントリーポイントとは、
期待値の低いポイントの逆を考えると。
次のようなところです。
・トレンドの転換ポイントからなるべく近いところ
・強いサポレジや移動平均線の近く
・急騰した後の売り、急落した後の買い戻し
など。
どれも短期的には逆張りに近い形ですから、
一般大衆はなかなか手を出しにくいポイントです。
ですが、ギャンブルで大穴を狙うように。
手を出しにくいからこそ、大きく利益が狙えます。
リスクがあると思われるところに、
大きなチャンスがあります。
期待値とエントリータイミング
例えば短期足で売りエントリーを考える場合。
上昇から下落へトレンドが転換するとしたら。
転換ポイントに近いほど、トレンドの初動から狙えますので
優位性が高いです。
高いところで売り、安いところで買うのがトレードの基本です。
したがって、もっとも優位性が高いのは
トレンドの転換ポイントです。
次に優位性が高いのは、最初の押し目や戻しです。
トレンド転換ポイントからいったん下落し、
一度戻してきた次の下落(波動の3波など)は
それなりの優位性があります。
最後。トレンドが完全に転換してしまい、
誰が見ても下落トレンドとわかるようなときは
優位性は低いです。
おそらく、トレンドの途中でエントリーして
逆行して負けたり、ほんの少しの利益で終わったり、
建値で決済し微益で終わった経験は誰しもあると思います。
高値掴みや安値掴みは優位性の低い価格でエントリーした
典型的なパターンです。
FX原理原則で波動のでき方がわかれば。
短期足でトレンドが完全に出てしまってからエントリーするのが
いかに危険かわかると思います。
例えば、推進波の5波をつけたら転換してしまいますので。
トレンドの途中で、勢いよく下落したときに飛び乗ると。
すでに5波の最後の下落で、セリングクライマックスだった
ということがあると思います。
勢いよく下落したのであせって売りエントリーしたら、
エントリーしたところが最安値で損切りになるパターンです。
特に5波の後にジグザグの調整波abcがきたりすると、
大きく反発しやすいので、売りよりは、
買いの優位性が高いことは波動からもわかります。
負けてしまうのは、大抵の場合、タイミングが遅いことが原因です。
例えばトレンド転換してから
長時間トレンドが続いているときは
期待値がかなり低いといえます。
なるべくサポレジの近くでエントリーした方がよいというのも
同じ理屈です。
利益を大きく、損切りを小さく、
期待値の大きなトレードをするための基本と言えます。
期待値が大きいトレードは繰り返すと利益が残り、
期待値が低いトレードを繰り返すと利益が出ません。
短期トレードで大事なこと
気をつけているのは期待値が大きいポイントで
エントリーすることです。
例えば、なるべくトレンドの転換ポイントに近いところでエントリーした方が、
その後のトレンドで大きな利益が狙いやすいです。
サポレジや移動平均線からの反転ポイントです。
またはFX原理原則でお伝えしている123パターンです。
1で反発、2で戻し、3波でエントリーです。
具体的には、買いであれば最安値をつけて反発、
その後、最安値を更新しないまま
安値を切り上げて上昇したときにエントリーです。
ヘッドアンドショルダー、ダブルトップやダブルボトムなど
チャートパターンが見られることもあります。
講座の中でお伝えしたようにチャートパターンも波動の一部です。
決済は、まずは1番近いサポレジです。
慣れてきたらトレーリングストップで
SLを移動しながら利益を伸ばすとよいです。
初心者はリスクリワード比率を高くしようと
やみくもに利益を伸ばそうとしても、
利益を失ったり、損切りになったりしやすいので。
まずは今回のインジを目安に。
1番近いサポレジで決済することを実践してみるとよいです。
勝つために必要な力
短期トレードで勝ち続けるために必要なことは次のとおりです。
1.市場のゆがみに気づき、誰よりも早く優位性を発見すること
2.一般大衆が入ってくる前に、リスクをとり、エントリーすること
3.優位性がなくなる前に利益確定すること
誰よりも一歩早く行動することが求められます。
短期トレードのポイントまとめ
・期待値の高いエントリーが大事。
・なるべくトレンド転換ポイントの近くでエントリーする。
(例)長期足MAやサポレジ付近でのエントリー。
3波でエントリーする123パターンなど。
・決済は1番近いサポレジや直近の高値安値が基本。
あくまで1つの考えです。
手法によっては別の観点から期待値を高めていることもありますので。
実践する手法のエントリーや利益確定ポイントについて
今いちど考えてみると、手法への理解がより深まると思います。
もし利益が残りにくいときは期待値の高いトレードができているか、
エントリータイミングや利確ポイントを見直してみてください。
6.デイトレでの使用例
決済の目安
短期トレードの第一ステップは1番近いサポレジで決済です。
1番近い、出来高が大きいラインを決済の目安にすることができます。
初心者の場合、まずは最初のサポレジで利益確定し
確実に利益を出すことを経験するとよいと思います。
慣れてきたらサポレジ付近のプライスアクションを見て
利益を伸ばすとよいです。
分割エントリー、決済
分割してエントリーした場合は、
より重いポジションを伸ばすようにすると大きく勝ちやすいです。
例えば不利なポジションは近くのラインで早めに決済し。
利益が伸びたポジションを伸ばすとよいです。
伸ばす場合は、SLを建値に移動したり、
トレーリングストップでSLを移動していったり。
リスク管理に気をつけるとよいです。
インジは応用がききます。
私は早めに決済するときや、
ポジションを持ち続けるときの目安。
最終的な損切りラインの決定、
分割エントリーしたときの分割決済の目安などに用いています。
トレード方法は人によって違いますので、
自分の手法でどう利用すれば有効活用できるか
いろいろ試すとよいです。
7.表示されないときは
2本の期間指定ラインを移動しても
価格帯別出来高が表示されない場合。
過去チャートデータが足りない場合があります。
データがある期間は、赤の細かい点線ラインで示されています。
過去チャートデータの取得
デフォルトでは1分足の過去チャートが必要ですので、
赤の細かい点線ラインより、現在の範囲で期間の指定が可能です。
もし、赤の点線が手前にありすぎて、範囲が指定できない場合は、
1分足を表示して点線よりも過去のチャートを表示するなどして
過去チャートを読み込むと、点線が後ろにずれますので、
より広い範囲で期間を指定することができます。
縦ラインがみあたらないとき
まれに赤と青の縦ラインがないときがあります。
時間足を大きくすると見つかることがあります。
またはテンプレートをあてなおしてもよいです。
またはチャートを右クリック→表示中のライン等で、
「+vpr-from」と「+vpr-to」という名前のラインを削除して、
時間足を切り替えてみてください。
新しく縦ラインが引かれると思います。
まとめ
・オンオフできる価格帯別出来高
・サポレジの目安として、エントリーや決済に利用
・インジだけで判断せず、他の指標も見て
複数の根拠のあるトレードをすること
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