通貨ペア一括変更『DAI_Symbol-changer_ALL』
1.概要
一括で通貨ペアを変更するインジケーターです。
要望により作成しました。
通貨ペアのボタンをクリックすると、
複数のチャートの通貨ペアを一気に変更することができます。
例えば15分足、1時間足、4時間足、日足の4つのチャートを表示し。
ワンクリックで4つすべての通貨ペアを変更できます。
ドル円について4つの時間足をチェックした後、
ユーロドルの4つの時間足をチェックするなど。
チャートをひとつひとつ変更しなくてもワンクリックでOKです。
トレードに適した通貨ペアを探すときなど。
環境認識に便利です。
使用例
日足、4時間足のトレンドが強い通貨ペアを探すときにインジを使用。
日足、4時間足の20EMAにしっかりと傾きがある通貨ペアを見つけます。
例えば、ドル円は4時間足の移動平均線が右上がり、
ボリンジャーバンドが平行になり右上がりで安定上昇中。
15分足が下落し調整に入った状態でチャンスを待ちます。
4時間足の10EMAで押し目買いをします。
15分足でタイミングをはかりピンバーが確定した次の足でエントリーです。
※画像はクリックで拡大します。
2.種類
2種類あります。
・DAI_Symbol-changer_ALL…メインウインドウに表示するタイプ
・DAI_Symbol-changer_ALL(sub)…サブウインドウに表示するタイプ
ボタンの位置や数、表示する通貨ペアは設定で変更できます。
3.設定、使い方
基本は「DAI_Symbol-changer(PFD)」と同じです。
詳しくは上記の解説ページをご覧ください。
4.注意点「複数通貨ペアへの対応、ラインの同期など」
気をつけることが3つあります。
通貨ペアの切り替えについて
MT4で開いているチャートは
通貨ペアが一括して変更されますので。
異なる通貨ペアを開いている場合は、
強制的にクリックした通貨ペアに変更されてしまいますので
気をつけてください。
インジを使う専用のMT4を1つ準備して用いるとよいです。
異なる通貨ペアのラインについて
MT4の仕様として、トレンドラインなどのオブジェクトは
時間と価格によって位置を決めています。
通貨ペアの条件は入っていません。
したがって、ドル円とクロス円や、
ドルストレートとクロス通貨ペアなど。
レートが近い通貨ペアだと、同じチャートでトレンドラインやフィボナッチなどを引くと
1つのチャートに複数の通貨ペアのオブジェクトが表示されることになります。
私はあまり気にしていませんが、どうしても気になる場合は、
特定の通貨ペアで引いたラインをその通貨ペアでしか表示させないような
インジケーターを入れるとよいと思います。
無料だと次のようなものがあります。
Lock_Line_in_Symbol
http://fx-dollaryen.seesaa.net/article/449926546.html
上記のインジはトレンドライン、フィボナッチに対応していますが、
テキストを表示したい場合は仕様上、説明が入ってしまうためできません。
波動番号をテキストで表示したい場合は支障が出ると思いますが、
テキストを描画しないのであれば使ってみてもよいと思います。
インジは他にもあるかもしれませんので、インターネットで探してみてもよいと思います。
ラインの同期について(上位足に引いたラインを下位足にも表示)
上位足に引いたラインを下位足にも表示したい場合。
例えば、日足で引いたラインを4時間足や1時間足にも自動的に表示したいときなど。
ラインをシンクロするインジケーターを入れることで
上位足で引いたラインを下位足にも表示することができます。
インジケーターは有料、無料いろいろあるので
インターネットで検索して調べてみるとよいと思います。
例えば無料では次のようなものがあります。
SynchroChart_Line
https://www.fxnav.net/mt4navi/synchro_chart_line/
他にもいろいろあると思いますので、興味がある場合は、
使い勝手がよいものを探してみるとよいと思います。
音声、キーボード対応バージョン
通貨ペアを音声で知らせたり、ボタンを押さなくても
キーボードの上下で通貨ペアを変更できるバージョンです。
詳しくはこちら
まとめ
・通貨ペアを一括で変更するインジケーター
・メインウインドウ、サブウインドウ表示の2種類
・トレードに適した通貨ペアを探すときなど環境認識に使用
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