通貨強弱で１番大事なこと
通貨強弱を見る上で
１番重要なことは
『資金の流れ』
を把握することです。
１．通貨強弱とは？
各通貨が買われているのか、
売られているのか。
各通貨間の強さを比べたものが通貨強弱です。
通貨の強さは国の強さを表します。
経済、政治的により強い国の通貨がより買われます。
例えば、経済指標でポジティブな結果が出れば、
その国の通貨はたくさん買われます。
逆にネガティブな結果が出れば、
市場の期待にそわず、通貨価値は下落します。
FXは通貨強弱で利益が出る方法です。
より強い通貨を買い、
より弱い通貨を売ることで
利益を得ることができます。
２．トレンドが出やすい通貨ペア
一般的に通貨強弱を見るというと。
今、もっとも買われたり、売られたりしている通貨が
どれなのかを見ることが多いです。
・もっとも買われている通貨
・もっとも売られている通貨
強い通貨と弱い通貨の組合せはトレンドが出やすいからです。
例えば、米ドルが買われていて、
円が売られていれば、ドル円は上昇します。
３．通貨ペア選びの問題点
もっとも強い通貨と弱い通貨を組合せるのは一般的ですが。
非常に「重大な問題」があります。
トレンドがいつまで続くのかわからないことです。
”トレードしようと思った時点が
トレンドの終わりである可能性”も否定できないのです。
もし、簡単にトレンドが出ている
通貨ペアを見つけることができたら。
誰もが成功しているはずです。
しかし世の中は甘くありません。
今、もっとも買われたり、
売られたりしている通貨がわかっても。
その通貨ペアだけを見ている限り、勝てるとは限らないのです。
もちろん、有利であることにかわりはありませんが、
もっとも良い手段であるともいえません。
通貨ペアを売買するということは。
資金が「ある通貨からある通貨へ流れたこと」を意味します。
どこからどこへ流れているのかを
見極めることができれば。
具体的には、例えばある１つの通貨に「資金が集中」したとしたら。
圧倒的に価格は上昇しますよね。
資金が集中した瞬間に買えばよいわけです。
４．もっとも重要なこと
単純に「１番買われている通貨」と「１番売られている通貨」を選ぶだけでは
通貨強弱を見ているとは言えません。
１番大事なことは
『資金の流れ』
を見ることです。
例えば米ドルが１番買われているといっても。
資金の流れを確認していなければ何の意味もありません。
ここが非常に重要な部分です。
１番買われているとは
・米ドルが今１番買われている
ということが大事なのではなく
・円に対しても
・ユーロに対しても
・ポンドに対しても
・豪ドルに対しても
・カナダドルに対しても
・スイスフランに対しても
・ニュージーランドドルに対しても
買われているということが大事なのです。
ドルインデックスを見て、
上昇しているから、米ドルは買われている。
だから米ドルを買おうでは甘いのです。
通貨強弱というと、多くの人は
インジケーターやグラフを見て
１番買われている通貨を見つけようとします。
私は違います。
１番買われている通貨を見つけるのではなく。
あらゆる通貨に対し
”米ドルが買われているかどうか”を見ます。
１通貨だけを見るのではなく。
すべての通貨を見ることが
非常に重要だと考えます。
なぜなら１通貨だけ見て選んだ通貨ペアは
トレンドがいつまで続くかわからないからです。
対して、資金の流れを見て選んだ通貨は。
どの通貨に対しても優位であるので、
高い確率でトレンドが継続します。
「通貨全体」を見て。
”資金の流れが集中している通貨”を
見つけることが非常に重要です。
継続しやすいトレンドを見つけることが、
大きな利益を得る鍵となるからです。
まとめ
・通貨強弱で１番大事なことは『資金の流れ』を見ること
・１番買われている通貨とは、他のどの通貨に対しても
買われていることが重要
・単純に１番買われている通貨や１番売られている通貨を選ぶのではなく、
通貨全体を見ることで継続するトレンドをつかむことができる
まずは通貨強弱を考えるとき。
資金がどこからどこへ流れているのか。
資金の流れがあることを意識して
見るようにするとよいです。
続きは「【基本】ドルストレートのベストタイミング」をご覧ください
